フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

ミレー珈琲と土佐人カレー

2014-02-17 08:01:44 | Weblog
この前自分で作った「ウコンパウダー」を使ってカレーを作りました。と言ってもレシピがあるわけじゃないから自分流なんですけど。マルちゃんと二人で食べようとチキンを買っていたから「チキンカレー」にしようとまず出来上がりを想像する。ここから帰納法的に素材を用意する。まず玉葱。これをスライスしてあめ色になるまで炒める。オリーブオイルを足してチキンを一緒に炒める。塩コショウで味を調えてウコンを加える。そして今もっている香辛料を全種類入れてみた。とんがらしをいれるのを忘れたけれど。ニンニクも入れるのを忘れたけれどマサラとかシナモン、グローブ、スペアミント、ブラックペッパー、レッドペッパーなどなどそこら辺にあるもの入れてトマトを混ぜて醤油ベースで味をととのえワインを入れてパット沸かしてアルコールを飛ばして後はトロトロ。この間にじゃがいもを蒸す。野菜の形がなくなるまでトロトロになったらジャガイモを入れて出来上がり。カレーなんてバーモントを買わなくても簡単に作れるんだ。軽く焼いたマフィンにのせて「土佐人カレー」だと言ってみる。

何でも自分でやるのが土佐人だから自分で作ったカレーは「土佐人カレー」なんだ。佐がなければ「土人カレー」なんだけどね。これにミレー展でマーチンが買ってきた「ミレー珈琲」を淹れるともう何といおうかヨーロッパの素朴な食卓に早変わりだ。

この珈琲はヨーロッパでは珈琲の代用品として広く貧しい庶民に飲まれていたそうで薄い珈琲に麦茶をたしたような味だ。これはこれでいけるんだけど日本人て贅沢なんだなと思いながら飲んだ。
コメント
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