フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

中国の空母

2014-02-06 09:01:37 | Weblog
分けの分からないことの例えに「中国の空母」というらしい。今どき空母だなんて実践には何の役にも立たないんだってね。後十数年後にはどの国も廃船にするっていうじゃない。それくらいの遺物ともいえるものをいま嬉々として造ったりしてるなんて中国の軍事費の内訳ってどうなてるんだろうねというより彼らの頭の中が分からないよね。それでいて尖閣占領とか沖縄征服とかマジで討議してるというから誠に不可思議。そんな中国の空母にも匹敵するのが「佐村河内」さんの作曲詐欺事件。本人は作曲せず作曲家が別に居たんだってね。でもコンセプトは自分で作ってたんだから作想者としてイメージメーカーとして立脚すればそれなりのステータスはあったのに。初めから共著でいっとけばペテン師呼ばわりされなくてすんだのに。もう今ではおそいけど。実際の作曲者が「僕が作りました」と言ってもその曲が売れたとは思えないしあの現代のベートーベンと呼ばれた彼だから売れたんだ。彼のイメージに曲が被さって熟れていったんだからここにきてペテン師呼ばわりも可哀想な気がする。きっと彼は名誉欲の欲求につき動かれてデッドゾーンを越えてしまったんだろう。ゴーストライターの我慢の範疇を超えたんだろう。それともゴーストライターが名誉欲にかられて世に出るきっかけを自分で築いたのか。作品というのは自分100%でない限り誰がどの部分を担当したかどの部分が一番大事なのかを明確にしなくてはいけないね。このバアイはどちらも作業ではなくクリエイティブなものだから共著でも売れたのに。「中国の空母」くらい不可思議。
コメント
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