私の空手の師匠、西巧宗家が85歳でお亡くなりになりました。
平成8年に、日本伝剛柔流空手道功武会に入門をしました。
当時、西宗家は総本部長を務められていました。
当時の稽古日は、木曜日と土曜日だったのですが、西宗家が火曜日に特別レッスンをしてくれ週3回の稽古に通うようになりました。
そのおかげで、3年半で黒帯を取得する事が出来ました。
その後、会派の分裂があり、西巧宗家が日本伝剛柔流空手道巧志会を結成されたので、私は着いて行きました。
日本伝剛柔流空手道巧志会が誕生後に、貝塚支部が設立して玄風館(現在は修心館と改名)が誕生しました。
私は、副館長を任命され今日に至ります。
その後、再度の分裂はありましたが、私は西巧宗家について行きました。
私の空手家としての29年は、西巧宗家が居てたからこそ続けて来れたと言っても過言ではありません!
今から9年前に、西巧宗家が脳梗塞で倒れリハビリをしている間に何度も病院へ行き「宗家が回復して胴着を着てご指導してくれる日を待ってます。」と伝えて来ました。
宗家はいつお見舞いに行っても涙を流しながら喜んでくれていました。
復活を願いながら待っていましたが、叶わず4月27日12時27分にお亡くなりになりました。
棺桶の中の宗家は、とても小さくて悲しかったです。
今回は、宗家の思いもあり総本部道場で告別式を行いました。
棺を霊柩車に収める最後は、これまでの感謝を込めて私がさせて頂きました。
西巧宗家お疲れ様でした。
これからも宗家の意志をついで生徒の指導に努めたいと思います。
心よりご冥福をお祈り致します。