小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

小紫式部

2009-07-24 11:57:44 | 小さな気付き

小紫式部

 

 

紫式部の花より、葉も実も小さい。

秋には、紫色の可愛い実ができます。

写真に撮りたいのですが、毎年鳥に食べられてしまいます。

 

実っていうのは、見つかりにくい色のものと、小紫式部の紫のように、遠くからでも目立つ色をしているのがあります。

派手な色で、鳥を誘って、食べてもらう。

そして、どこかに落としてもらおうっていう狙いがあるんですね。

 

私も、もし実のなる植物に生まれ変わるのなら、きっと、カープのようなド派手な真っ赤な実になって、鳥に運んでもらうタイプですね、きっと。

どう考えても、目立たずに熟していき、ひっそりと地に落ちて、そこで子孫を残す・・・。

あ~無理無理。

 

紫式部と言えば、源氏物語。

先日、美容院で

「和樂」

という本を手に取りました。

この本に、林真理子さんの

「林真理子の源氏がたり」

という連載が載っています。

 

7月号は、「末摘花」

 

沢山の美しい女性を愛した光源氏。

が、彼女は今風に言うなら、ものすごくぶちゃいくだったんですね。

どんな風にぶちゃいくだったかというと、

ビジュアル源氏物語から

 

末摘花の容姿

あきれるほど高く長く伸び、先がすこし垂れて赤く色づいている鼻。

とてつもなく広い額に下半分も長い顔。

胴長で猫背。

衣の上からでも痛々しいほど骨張ってやせている。

雪も顔負けの肌の白さは青白いといったほうがいいほど

 

しかし、紫式部もよくま~ここまでの女性を作りだしたものですね。

でも、髪はとっても綺麗だったんですって。

それくらいじゃフォローになってないですけどね。

 

あの時代、顔を見ずに恋愛をするから、光源氏がそんな彼女の顔を見たのは、大人の関係になってから。

雪明かりで、彼女の顔をはじめて見たんですね。

 

さすがの彼も腰はひけますが、親も後見人もいない貧しい彼女の面倒を後々までみるんですね。

こういうところが、光源氏の魅力。

 

 

でも、末摘花っていう名前はほんと可愛いな~。

 

今日の私の小さな幸せ

 

雨が降っているので、涼しい。

稲庭うどんをお付き合いで買わされました。

冷やしうどんにして食べたら、美味しいこと。

さすが、稲庭うどんやね~。

お世話してくださった方、ありがとうです。

 

コメント (10)
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