小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

鯖猫長屋 ふしぎ草子(6)

2019-09-09 11:00:04 | 読書

 

 

田牧 大和 著

「鯖猫長屋 ふしぎ草子」(6)

 

田牧 大和(たまき やまと)さん

最初、男性作家さんだとばかり思って読んでいました

でも、違っていました

女性でした

 

市井ものを読むなら藤沢周平さんか宇江佐真理さんと思っている私

 

その宇江佐さんが生前

「時代小説は新人が花盛り。

その筆頭が田牧大和さんだ。」

と絶賛されていました

 

私も田牧さんの本、大好きです

 

鯖猫長屋シリーズも9月に7巻が発売されました

 

これが図書館に入るには数か月は待たなくては・・・・

 

今年3月に出た6巻がやっと図書館から順番きましたよメールが入りました

 

 

 

今回もやはり面白かったですね

 

特に長屋物が好きなもので・・・

 

猫好きは勿論のことそうでない人でも十分すぎるほど楽しめます

 

読むならやはり1巻からがいいかもしれませんね

なんせ猫がメインですから

 

特殊能力(?)を持つ鯖猫のサバが難事件を解決していきます

だから一応ふしぎ草子ってついてます

 

このサバの飼い主が、サバの絵を描いて生業をたてている絵描き拾楽

彼は、実は昔はねずみ小僧みたいな泥棒だった

 

が、今は足を洗ってこの鯖猫長屋に気を消してひっそりと住んでいるのですが

長屋の住人からあれやこれやと頼まれてしまいます

難事件も持ち込まれます

 

サバに尻を叩かれながら動く拾楽さん

時折、昔取った杵柄を使って

ここが結構かっこいい

 

そして、この長屋に住む気立てのいいおはまちゃんにも惚れられてしまいます


そのおはまちゃんに昔のことを知られてしまい

さてどうする拾楽さん


みたいな感じ



時代小説を読み漁っている今日この頃ですが

どこがいいか

何かためになっているのか


なんて愚問


面白ければいい


読んでいる間はその長屋の一員になって

やいのやいのって言ってます

これが楽しいんですよね


人間関係に悩んだり行き詰った時には自己啓発本を手に取ります

でも、近頃は人を悩ませても自分は悩んでないのか

そっち系の本には用がないようです

今は幸せってことですかね

 

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花しぐれ

2019-09-05 22:04:53 | 読書

 

 

天気がパッとしません

 

晴れ渡った青空をずっと見ていないような気がします

 毎日、毎日しぐれています

 

 

「花しぐれ」

 

御薬園同心 水上 草介シリーズ 3作目

完結巻

 

あ~心優しい草介とおっとこまえの千歳さんに

もう会いないと思うと凄く寂しい

 

 

草木の効能が沢山出てとても興味深かったですね

 

インフルエンザや尿路結石や更年期障害やドライアイ等がでてきました

 

 

最後の章

「花しぐれ」

はハラハラしましたが

 

終わりよければすべてよし

 

1作目、2作目

そして3作目

 

草介が一人の大人として随分成長していきました

その成長過程をとても楽しく読みました

 

 

読後感のいい小説でした

 

 

梶よう子さんの本はどれも本当に好きです

 

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オカリナコンサート

2019-09-01 20:42:58 | 音楽

 

 

 

今日は、宮村将広さん

オカリナコンサートに行ってきました

 

ホルトホール大分 1階

 

 

 

中島みゆきさんの

「糸」

がYouTubeでも人気だと言われていました

 

やっぱり今日の中でも良かったですね

 

たまにはこういう癒しの楽器を

ホールで聴くのはいいものですね

 

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老いの整理学

2019-08-31 20:54:43 | 読書

 

 

思考の整理学で有名な

外山 滋比古 著

老いの整理学

 

文中より

 

ホメられるススメ

 

教育学部でピグマリオン効果ということを教える。

でたらめ、いい加減のでも、ホメれば学力が伸びるというのである。

 

中略

 

年を取ったら、こどものようにテストをしてもらい、

ホメられてのびる、という真似はできないが

何とかしてピグマリオン効果をあげることができるようにするのが、

知恵というものである。

 

中略

 

ときどきでいい。

自分をホメてくれる人がほしい。

親しい人ではうまくない。

もと同僚というのもまずい。

昔からの竹馬の友もこの際は好ましくない。

かれらは、まず、ホメてくれないからである。

 

ではどういう人ならホメてくれるかと解説は続きます

それぞれ違った人生を歩んできた人たちと

定期的に寄り合って話すのがいいそうです

 

人生を生かすのは、ホメてくれる友である

 

 

うん、うん、ホメてほしいですよね

ホメればブタも木にのぼります

 

外山先生のモットーとしている言葉

「知らぬがホトケ、忘れるがカチ」

 

読書についてもこう書かれている

 

風のように読めば、たくさんの本を見ることができる。

そのどこかに、自分の持っている波長と合うものがひそんでいるかもしれない。

風のようにさらりと読んでいても、自分の波長にあったメッセージに出会えば、

共鳴という発見がある。

そういう読書によって、人間は変身、進化する。

 

 

風のように読み、風のように考える

そうしたいと思う!

 

 

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天下一の軽口男

2019-08-30 20:59:23 | 読書

 

 

木下 昌輝 著

「天下一の軽口男」

 

 

 

上方落語の祖と言われた実在の人物

漬物問屋の次男 彦八


子どもの頃から

人を笑わせたたい

笑いで人を幸せにしたい

 

そして大好きな里乃を笑わせたい

 

そんな夢を抱いて江戸にでてくるが

やはり出る杭は打たれる

 

打たれてしまった彦八は又故郷に帰る

 

彼の才能を知る人は彼を放ってはおかないし、

彼自身もお笑いを捨てることは決してできなかった

 

彦八は、ここで花を咲かせる

 

江戸と大阪での笑いの違いも面白い

 

江戸で裏切られたところは読んでいて、本当にせつなかった

 

 

しかし、彼の周りの人たちも個性豊かで面白く最後まで楽しめました

 

難波村一のお伽衆、米沢彦八なぁりぃい~

とうぅざぁいぃ、とうぅざぁいぃ

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はだか嫁

2019-08-27 21:21:02 | 読書

 

 

蜂谷 涼 著

「はだか嫁」

 

仙石屋にこわれて五代目運平に嫁いだおしの

仙石屋の商売は

献残屋

献上品の残り物をを扱う

 

諸国の大名が参勤交代で国許の土産を献上

江戸市中は年がら年中献上品、贈答品があるれている

贈られた方は余分な品を献残屋に売り払う

 

その品を必要な人に売るという商売

 

こんな商売があったなんて知りませんでした

 

運平の母から

「あんたは、このあたしが、器量と気立てを見込んで、

嫁入り道具も持参金もいらぬ、

丸々のはだかできておくれ」

とくどかれて嫁にきたのだ

 

舅も姑もいいのだが

肝心の夫の運平はダメダメ亭主

 

外におんなをつくり子どもまでつくる始末

 

おしのは子どもを産めなかった

姑は息子が外でつくったこどもを引き取り

おしのが育てることに

 

運平は勘当

 

この孫が6代目になるまでこの店をまもってくれと頼まれるおしの

 

おしのさん、素敵な女性です

あこがれます

女主人として迷いながら、悩みながらも成長していく姿がすがすがしい

頑張りすぎていますよ~

と声をかけたくなるくらい

 

この続き

読編

「紅ぎらい」

も読まなくっちゃ

 

しかし、時代小説、本当に好きだわ

 

 

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桃のひこばえ

2019-08-26 20:06:41 | 読書

 

 

梶よう子 著

「桃のひこばえ」

御薬園同心 水上草介シリーズ2

 

今日は、朝からしとしとと雨

秋の準備が始まったな~と感じるくらい

ひんやりする朝夕です

 

25度で色づく酔芙蓉

今日は日中の温度が24度

 

しらふで一日を終えました

 酔えないまま終わった今日の花

少し気の毒なような・・・。

 

仕事は休み

スポンジテニスの練習も試合の翌日ということで休み

 

そして、雨

 

これは、読書デイです

 

「桃のひこばえ」

読み終わりました

 

 植物好きにはたまらない本です

 

主人公、草介ののんびりした性格を

次々に出てくる濃いキャラクターたちが際立たせます

 

薬園には、セロリやローズマリーなども植えられています

 

文中より

 

異国の植物がこの国の土で根付いていく不思議を草介は思う。

突然、見知らぬ国の、季節も気候も異なる土壌に植えられ、戸惑うことはないのだろうかと、

ときどき真剣に考える。

草木も土に馴染もうと、必死なのかもしれない。

それを思うと、ますます愛おしさが湧いてくる。

人も似たようなところがある。

受け入れつつ、ときには抗いつつ、人は折り合いをつけて生きている。



彼岸花を相思花ととも呼ばれていると千歳に話す草介

 

葉見ず、花見ず

 

文中より

 

「彼岸花は、花が咲き終わってから、葉を出します。

そして次の年、

葉が枯れてしまってから、花茎が地表へ伸びてきます」

 

「互いに互いを見ることがないということですね。

花は葉を、葉は花を見られない」

それで、葉見ず花見ずですかと、千歳が悲しげに、息を吐いた。

はい、と草介は頷く。

「互いに思い合い、求め合っているのに会うことができない、

心を通わせることができない。

そこにいることはわかっているのに、です。

なので相思花などともいわれています」

 

よく聞く「ひこばえ」の説明も草介さんしてくれています

元の樹に対して、孫のような若芽なのでそう呼ばれているのだそうです

 

へ~そうなんだ

 

 

色々と今回もありました

草介さんと千歳さんはどうなるのかしら

う~ん、気になる気になる

 

シリーズ3に続くです

 

早速、図書館に予約しました

 

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大分県立武道スポーツセンター

2019-08-25 22:33:09 | 小さな気付き

大分県立武道スポーツセンター

 

 

80億かけて今年の春に完成

 

天井を支えるはりは、日田杉

 

全体に和のイメージ

 

武道競技8面

バレーボール5面

バスケットボール4面

ハンドボール2面

が取れる

 

 

今日、ここでスポンジボールテニスの試合がありました

第1回西日本大会

県外からも沢山のチームが来られていました

 

 

 

 

 う~ん、結果は長渕剛

 

乾杯

 

じゃなくて

 

完敗

 

あ~疲れた

 

 

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柿のへた

2019-08-24 20:59:41 | 読書

 


 

 

梶 よう子著

「柿のへた」

御薬園同心水上草介

 

 

小石川御薬園で御薬園の同心として働いている

ここでは、薬草栽培や、御城で賄う生薬の精製をしている

 

ここの管理をするのが仕事

 

同心と言っても、全く刀は使えない

しかし、植物のへの愛情もその造詣も深い

 

今でいう、草食系男子!

 

草介は見た目もひょろっとしていて、のんびりしているので

水草さまなどと呼ばれている

 

その草介の上司の娘が千歳

 

彼女は、ポニーテールのような若衆髷に結い、袴姿で剣術道場に通うお転婆

 

この二人が中心に色んなことが起こる

それを、さらっと解決する草介

 

 

この本、何がいいかというと

とても優しい

読んでいて、癒されるんですね

そして、植物好きにはたまらない本かもしれません

 

ちなみにこの小石川御薬園は、今は、通称小石川植物園

正式名は

東京大学大学院理学系研究科付属植物園

国の名勝および史跡に指定されているそうです

 

いつか上京した時には行ってみたいと思います

 

タイムスリップして、草介さんに会えたらいいな

 

 

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銀杏手ならい

2019-08-23 19:26:52 | 読書

 

 

西條奈加著

「銀杏手ならい」

 

西條さん、子どもを生き生き動かすのが本当に見事です

 

「銀杏堂」

父が開いた手習所を手伝っていた萌

20歳で御家人の家に嫁ぐが、子どもができないので3年で実家に戻される

 

出戻った萌と妻に手習所をまかせ、父は上方に旅にでる

 後を任された萌は教育者として迷いながらも子ども達と一緒に成長していく物語



どうしても迷いが生じたら、哲二を頼れと言い残した父

 

哲二の教える手習所には枠からはみ出した個性的な子どもたちが、学んでいる

 

 

どの子にどんな指南書をあてがうか悩んだ萌は哲二に聞いてみた

すると、哲二は

「どんな良書であろうと、当人が興が乗らねば紙屑と同じだよ」

と言う

しかし、萌は納得いかずに

子どもの好きにさせることが、教育ではない。

むしろ嫌がることを我慢させ、耐える力を身につけ

世間に受け入れられる素地を作ることこそ、手習所の身上だと反論する

 

哲二は

「たしかに間違ってはおらんが・・・・それは子のためというよりも、親の望みであろう」

 

しかし、ある意味、親たちに認められなければ、私塾はやっていけないのが現実でもあるのだ

 

 

又、哲二は萌にこんなことも語る

「どんなことでもいい、大人からすれば無益に見える事柄でも構わない。

己にも得手がある、できることがあると気づかせてやるのが何よりの一義。

たとえ人並みには及ばずとも、己を信じることさえできれば、この先も生きていけよう」

 

 

西條さんが書きたかったのは、この二点なのだと思った

 

 

いずれ続編もでるのではと期待しています

 

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