小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

パンジー・ビオラの季節

2023-11-20 22:25:42 | ガーデニング

寄せ植えの季節がやってきました

 

 

フリフリの小輪パンジーと葉ボタンとネメシアとカルーナ

 

 

ビオラのハンキングバスケット

 

 

ビオラのリース

 

ブランドのパンジーやビオラはお高い

可愛いからつい買ってしまいたくなります

すると今度は素敵な鉢が欲しくなります

 

近所に住むお知り合いのおじさんから

又、いいの買って植えてたら持ってかれるで~

って

 

そうそう、そいうこともありました

 

そして、こうも言ったわ

 

花は高くつくよ、食べられんのに・・・

って

 

それを言っちゃあ、おしめ~よ~

 

サトウ園芸さんの今年の新作

月明かり

大分にも届いていました

何回も手に持ったのですが

お高い

 

まあ、あれだけフリルが入っていて綺麗な色を出すのに

どれだけ苦労したかって

 

そう思えばあのお値段も納得・・・

欲しいな~

 

今週は「ブギウギ」に毎朝泣かされました

最初、あのお人形にはドキッとしたけど

今ではすっかり見慣れて

なんて細いウエストに何て綺麗なおみ足

と、うっとりと見ています

 

これから苦しい時代に入るのよね

辛いね~

 しかし、素晴らしい朝ドラです

 

 

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少年と犬

2023-11-19 22:46:15 | 読書

 

 

馳 星周著

少年と犬

 

傷つき、悩み惑う人々に寄り添う一匹の犬は

なぜかいつも南の方角に顔を向けていた。

人と犬の、種を越えた深いきずなを描く感涙作。

 

 

多聞(たもん)という名前の子犬と3歳の光君は

公園で出会う

ふたりは運命の相手に出会ったかのように仲よしになる

そんな二人を引き裂いたのが2011年の震災

 

多聞の飼い主だった女性は亡くなっていた

光君は震災の恐怖で心を閉ざしてしまう

光君一家は熊本に引っ越す

 

多聞は、西へ西へと向かう

光君に会うために

 

5年間の旅の間に出合う訳ありの人々

男と犬

泥棒と犬

夫婦と犬

少女と犬

娼婦と犬

老人と犬

 

そして最後に少年と犬

ここから涙要注意です

 

 

今年の春、犬にかまれた私

犬は苦手

そんな私ですが、今度生まれた時には、絶対犬好きになりたい

と強く思いました

 

子どものときに観た「名犬ラッシー」を思い出しました

 

この本の解説は北方謙三さん

本屋でこの解説だけでも読んでみて下さい

 

ちなみに163回の直木賞受賞作品です

 

 

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まいまいつぶろ

2023-11-02 21:18:59 | 読書

 

 

村木嵐著

「まいまいつぶろ」

 

口がまわらず、誰にも言葉が届かない。

歩いた後には尿をひきずった跡が残るため

まいまいつぶろと呼ばれ蔑まれた君主がいた。

常に側に控えるのは、ただ一人、

彼の言葉を解する何の後ろ盾もない小姓・兵庫。

麻痺を抱え廃嫡を噂されていた若君は

いかにして将軍になったのか。

第九代将軍・徳川家重を落涙必至の傑作歴史小説。

 

NHKのドラマ「大奥」で、三浦透子さんが凄い演技でこの家重を表現していました

新聞の広告でもこの本がよく紹介されていました

図書館でやっと順番が回ってきました

 

まさに落涙必須でした

 

長福丸の発する言葉を誰もわからない

身体も思うように動かない彼は癇癪を起す

しかし、彼の前に言葉がわかる小兵が現れます

大岡忠助の親戚筋、兵庫

 

忠助は兵庫に

「そなたは決して、長福丸様の目と耳になってはならぬ」

つまり、自分の意見を言ってはいけないということ

最後までこの言葉に徹した兵庫

 

家重となった長福丸だが、出来のいい聡明な弟の方を世継ぎにという幕閣

しかし、彼は体に障害はあったが頭脳明晰

彼の才能に気づく老中もいた

 

吉宗も気づいていた

 

彼に嫁いできた比宮も、最初は尿失禁する家重に驚くが

その心根の優しさに気づき、子を宿す

最愛の比宮は男児を死産、そして亡くなってしまう

 

比宮は自分の侍女に、殿の子を産んでくれと遺言を残す

彼女は3年後男児を出産

その子が10代将軍、家治に

 

吉宗は、大御所となり、35歳になった家重がその後を継ぐ

 

家重と忠光(兵庫)との関係

忠光が江戸城を去るときの家重の別れの言葉には泣きます

 

家重と比宮との慈しみあう二人にも感動を呼びます

 

是非是非一読あれ

 

この村木嵐さん、実は司馬遼太郎さんの家事手伝いをした経歴の持ち主だそうです

 

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