木瓜(ボケ)の花。
これをボケと読むのはどうして?
ボケの実が瓜みたいだから・・・・。
今日で大相撲初場所も千秋楽。
なんのこともなく朝青龍の余裕の優勝。
今週の文章講座の宿題のテーマが「時計」です。
「わが家には、いくつ時計があるか」に即答できる人は珍しい。
その時計の事でも、日々足早に過ぎていく時間というとらえ方でもよい!
とのこと。
今日は、午後から、宿題を書きました。
その下書き、読んでいただけます?
1000字、原稿用紙2枚半!
お時間がある人だけね。
制限時間一杯
「待ったなし」と4分間の制限時間を終え、行司の軍配がかえります。
このわずか4分間の間に、行司は
「かまえて」
「見合って」
などと声をかけます。
その声を聞きながら、両力士は精神を集中させていきます。
一度、九州場所を観にいきました。
審判部長の九重親方(千代の富士)の斜め後での観戦。
砂かぶりといわれるところです。
この4分間の間に、真っ白だった力士の顔と体が紅潮していき、薄桃色に変わっていくのを目の当たりにしました。
私の相撲観戦暦は結構長いのです。
物心ついたころから、目の前で兄達が相撲をとっていました。
庭に棒で丸く円を書きます。
大きかったり、小さかったり、楕円であったりと、日によって土俵の形が変わります。
私はいつも行司。
4分間の仕切りは早々と切り上げ
「待ったなし」
とかけ声をかけます。
「ハッキヨイ ノコッタ ノコッタ」
と二人の兄の間をウロウロします。
しかし、何回とっても、体格的にまさる上の兄が勝ちます。
負けて悔しがる下の兄のために、上の兄の足が土俵から出ていたなどといい加減な判定をくだしていました。
今でも小兵力士に肩入れしたくなるのは、そのころのなごりなのでしょう。
大相撲がはじまると、外に遊びにでかける兄達のために、テレビの前で星取表もどきなるものをつけていました。
横綱の取組が終り、弓取式も終ってしばらくすると
「今日はどうだった?」
と兄達が帰ってきます。
私は、そこで、勿体ぶって、その日の結果を決まり手も付け加えながら報告します。
この兄達の喜ぶ姿が見たくて、永久に続くのではないかと思われる4分間の退屈な仕切りを我慢していました。
その4分間の間に宿題をしたり、人形の絵を書いたりと・・・。
今では、この4分間こそ、相撲好きの私にはたまらない時間になっています。
まず東から上がった力士の控え室の様子や、場所前の稽古の様子などを楽しみに聞きます。
そして、西の力士へ・・・。
あれほどながく感じていた4分間の仕切り時間が、今はあっという間に過ぎてしまいます。
今場所も憎らしいくらいに強かった横綱朝青龍。
あの仕切りの短い時間の気合の入れ方にはただただ舌をまくばかりです。
彼が大鵬の記録を破るのも後は時間の問題でしょうか?
最後までおつきあいくださってありがとうございます。
来週、この宿題に朱が入って帰ってくるのも時間の問題です。
今日の私の小さな幸せ
相撲を観ながら、宿題しながら、黒豆を煮ました。