MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』

2020-12-23 00:59:12 | goo映画レビュー

原題:『Bill & Ted Face the Music』
監督:ディーン・パリソット
脚本:クリス・マシスン/エド・ソロモン
撮影:シェリー・ジョンソン
出演:キアヌ・リーブス/アレックス・ウインター/クリステン・シャール/サマラ・ウィ―ヴィング
2020年/アメリカ

「メチャクチャ」が結実しない作品について

 『ビルとテッド』は本作で29年振りのシリーズ三作目でキアヌ・リーブスの代表作の一つらしい。シリーズのファンにとっては楽しめるのかもしれないが、例えば、本作は地球を救うための新曲を作るために「音楽に向き合い(Face the music)」タイムマシーンを駆使し、ジミ・ヘンドリックスとルイ・アームストロングとモーツァルトを引き合わせて新曲を作り、それがクライマックスにおいて披露されるインストゥルメンタルでハードルを上げ過ぎた結果、見事に失敗していると思うのだが、そもそもそんなに肩肘張って観賞するような作品ではないのかもしれない。それにしてもキアヌ・リーブスの演技はあれで良かったのだろうか?
 エンドロールで久しぶりにウィザーが佳曲を披露していたので和訳しておきたい。この曲のタイトルが本作を暗示しているような気がしてならない。

「Beginning Of The End」 Weezer 日本語訳

僕の部屋のドアを叩き
出かける時間だと奴らが僕に告げる
おかしなところがないかどうか確かめるために
鏡で最後のチェックをする
壁に書くことで
奴ら全員に対する警告をお見舞いする

僕は眩暈に襲われている
これは終わりの始まりだから
僕がそこへ歩いていくと
全員が酷く興奮していてとても恐ろしい
僕は眩暈に襲われている
これは終わりの始まりだから
僕がそこへ歩いていくと
全員が酷く興奮していてとても恐ろしい

ノストラダムスは爆弾が落とされるだろうと予言した
すると僕たちの全てのギターが
古い質屋の中でうなりだすだろう
僕たちは埃を払い落としているところを見られる
僕たちが信じているのはヘヴィーメタル
それから僕たちはくつろいでサンデータイムズを読む

僕は眩暈に襲われている
これは終わりの始まりだから
僕がそこへ歩いていくと
全員が酷く興奮していてとても恐ろしい

この涙を乾かすためには
150万年では足りないだろう
僕はずっとこの場所にこだわっているだろうし
物事は絶えず変わっていくのだから
君たちの脳のどの部分でもダメージを受けないように

僕は眩暈に襲われている
これは終わりの始まりだから
僕がそこへ歩いていくと
全員が酷く興奮していてとても恐ろしい
僕は眩暈に襲われている
これは終わりの始まりだから
僕がそこへ歩いていくと
全員が酷く興奮していてとても恐ろしい

Weezer - Beginning Of The End (Wyld Stallyns Edit) (Official Video) from Bill & Ted Face the Music


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