落合監督“電撃退任”のウラ…中日にしたたか計算あり!(夕刊フジ) - goo ニュース
選手としての落合博満に関するならば文句のつけようはないのであるが、監督としての
采配はやはりつまらないと思う。特に2007年の日本シリーズの完全試合目前だった
山井大介を9回で岩瀬仁紀に交代させたことはいまだに納得がいかない。結果的に
勝利はしたが、どう考えても岩瀬が確実に抑える保証などどこにもないからである。
このことで思い出すことは1984年のオールスターゲーム第3戦の江川卓の投球である。
江川は新記録の10者連続奪三振を狙うため、9人目の大石大二郎に振り逃げを
させるつもりでカーブを投げたというものである。恐らく江川卓は長嶋茂雄と同じように
“魅せる”野球を目指していたはずであり、だから“魅せる”方を重視すると記録的には
恵まれなくなる。後任に高木守道に決まったようだが、新鮮な人材はいないのだろうか
江川のような人が監督になれば野球は面白くなるはずなのであるが。