モンスターズ/地球外生命体
2010年/イギリス
避けがたい‘差別’
総合
60点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
低予算ながら‘モンスターズ’に侵略されて荒廃したメキシコの街は上手く描けていたと思うし、主人公のアンドリュー・コールダーとサマンサ・ワインデンが護衛兵たちにガードされてボートとクルマでメキシコを越えようとする辺りまでは良かったのであるが、その後の2人だけのシーンは明らかに間延びしていて、無理やり長編作品にした感が否めない。
ラストに関しては様々な解釈が可能だと思うが、メキシコ側と比較するとアメリカ側はずいぶん整然としていてきれいな印象だった。2人の主人公の目の前で、アメリカ側とメキシコ側からそれぞれやって来たモンスターが監視カメラを気にしながら‘密会’して、やがてそれぞれ元の場所へ戻っていく場面を見たサマンサが何故か「家に帰りたくない」と言い出す。アンドリューが一介の報道カメラマンであり、それに対するサマンサがお金持ちのお嬢さんであることを勘案するならば、ここには裕福な‘アメリカのモンスター’と貧しい‘メキシコのモンスター’という、‘どの星に行っても生じてしまう差別’という皮肉が潜んでいるように思える。アンドリューとサマンサをアメリカ軍が強引に引き離したことが作品冒頭のシーンに繋がったのではないのだろうか?
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私の想像だと、今回のNHKの放送受信契約の解約を求めている9万件のほとんどは
解約出来ないと思う。何故ならばもしテレビを持っていないとしても、NHKはパソコンで
見ることが出来ると言い出すはずだし、運好くパソコンを持っていないとしても、NHKは
携帯電話で見ることが出来ると言い出すからである。今現在、1チャンネルと3チャンネル
だけが映らない受像機は存在しないから、携帯を持っている限り払わなければならない。
このようにNHKの“縄張り”に対する異常なこだわりはヤクザをも凌ぐという噂である。