スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション
2011年/アメリカ
徹底したフェミニズム
総合
80点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
ロバート・ロドリゲス監督は『スパイキッズ』シリーズにおいて、絶えず演出の新たな試みで観客を楽しませてきていた。3作目の『スパイキッズ3-D:ゲームオーバー』が2003年に公開された後に、さすがにネタ切れのように思われていたが、ようやく新たなネタを携えて8年ぶりに4作目の『スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション』が公開されることになった。
冒頭の敏腕美人スパイのマリッサが臨月でありながらハードな仕事をしているところから笑える。彼女の夫のウィルバー・ウィルソンは再婚で、レベッカとセシルという双子がいて、継母であるマリッサとの微妙な関係が描かれながらも、有能なマリッサは請われて仕方なく1歳の自分の娘を抱えながら現場復帰するところも面白い。3Dの映像は迫力があるのだが、‘嘔吐物爆弾’などのエグい前半に比べると子供向けのためなのか後半のストーリー展開は無難に収めたような印象が残る。もちろん子供にとってはそれで良いのであるが。
‘4D’となるミッションカード(=アロマスコープ)は擦ると場面に合った匂いが出るというものであるが、柑橘系の香りが強すぎて例えば粘土のような地味な匂いがよく分らない。しかしロバート・ロドリゲスほど観客に対するサービスを徹底している映画監督は他にいないのではないだろうか?
福島産花火の打ち上げ中止 「放射能の恐れ」愛知・日進(朝日新聞) - goo ニュース
「風評被害広がった」福島産花火中止で抗議殺到(読売新聞) - goo ニュース
福島県産の花火に対して市民らから電話やメールで「汚染された花火を使うな」など
約20件の抗議や苦情が寄せられたらしい。まずは“汚染された花火”という言葉自体を
疑う必要があるだろう。花火そのものが火薬が出来ており、それを空で爆発させて、人の
体内に入ると明らかに有害な物質をまき散らしている訳なのだから、“汚染された花火”
が使えないのであるならば、その前に花火大会そのものを中止する必要があるはずで、
たかが20件の抗議や苦情を真面目に捉えて適当にあしらえなかったことが情けない。