近所の河津桜 一足早い春爛漫です
今日のニュースを聞いてガックリ
コロナワクチンの注射が河野大臣の指名でスタート
する段階になって、用意していた注射器では２割の
無駄が出るということが報じられ
なんで今頃までわからなかったの？
とあきれたのは先日のこと。
無駄の出ない注射器が急がれるが、今日のニュース
では、韓国で従業員わずか１８０人のメーカーが
政府の資金援助とサムソンの技術者３０名の支援
を受けて増産体制を作り上げたという。
自国の使用の数量は１００％カバーし、余った分は
世界２０か国から注文を受けているという。
これに対し日本の現状は、小さなメーカーがタイの
工場で生産体制を準備しているが、量産体制ができ
るまでに４－５か月必要という。大企業はようやく
生産の検討を始めたという段階。
完全に韓国に置いてけぼりの情けない日本になって
しまった。
ワクチン開発ならまだわかるが、注射器生産体制に
は未知の技術はないはず、日本の得意な生産力で
カバーできるはずではないか？
安部、菅、麻生、二階と日本の指導者の顔を並べて
”しかたないか”
これが現在の日本の競争力低下を表している。
バブルのころの”japan as number one"
をいまだに夢見て日本の底力なんて言ってる政治家
がいたが、何が悪かったのだろう？
政治家も官僚も大企業も今の日本は
”責任”
を恐れて改革に取り組まない事なかれ主義が蔓延し
ているように思う。
衰退する日本の将来を感じる嫌なニュースだった。