知床五個と知床連山
個人情報保護ということが盛んに取りざたされる。
個人の年金情報入力作業が中国の企業に下請けに出されるなど言語道断だが、
個人の名前、住所、電話番号といった個人の基本情報とは異質のものだろう。
今自治会の名簿更新にあたってこれが問題にされているが、個人情報流失と
騒ぎ立てるのは行き過ぎのように思えて仕方がない。
確かに迷惑メール、迷惑電話などに利用されるということがあるのかもしれないが
それを問題にするなら、ネットを通じた売込みの迷惑メールの方が問題にすべきだろう。
電話も郵便も送信するにはお金が発生するが、ネットを通じたメールは数に関係なく
課金されないから、自動的に大量に送られてくる。
振り込み詐欺の被害があり、犯人は名簿をもとに電話をかけていた、だから名簿は危険?
かつてPL法が導入された折、米国のなんでも訴訟が問題にされパニックになったが今は?
これに絡んで、印刷業者はPマーク取得業者でなくてはならないといわれる。
Pマークで思い出すと、品質管理システムのISO9001という規格取得が企業の
品質管理レベルを判断するものとして利用されている。
しかし、この品質規格を当然ながらクリアーしている日産自動車、三菱マテリアル、
神戸製鋼などなど、とんでもない品質のごまかしをしていており認証とはいったいなんぞや?
認証取得を取っていさえすればそれでよい、企業判断する側も認証さえあれば
責任なしとするいうような上辺だけの管理が横行しているように思う。
本質を見極めるのは非常に難しいが、認証規格はその作業を中断させているのではないか?
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