ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

緑内障手術報告

2023-07-08 | 日記

病院のラウンジ 退屈な1週間でした

月曜入院、火曜日手術、土曜日退院の1週間。
白内障、緑内障を両目とも全て手術しましたが、
高齢になるとかなりの人がこの病気にかかるので、
ご参考までに私の経験を紹介します。
少し長くなるので、興味のない方はここでやめて。

白内障は水晶体が濁り、暗くなるが、手術によって
人口水晶体に代えれば、明るくすっきり。
おまけに人工なので近眼の度数調整したレンズに
すれば眼鏡なしでもよく見えるようになる。
しかし、緑内障は網膜が劣化するので、この交換
はできず、以前は手術不可といわれて怖いもの。
手術しても元には戻らず、進行を止めるもの。
最近は良い薬ができて早期発見、早期治療すれば
進行を止められるから大丈夫と聞いていた。
私は白内障の術後、年1回の検査を受けて注意し、
初期から薬を付けていたが、徐々に右目の視野が狭
くなり、2年前手術によって進行を止められること
が判ったので、北里病院にて手術を受けた。
しかし、右目の視野はかなり悪くなってしまい
もっと早くやっておけばの後悔で、まだ見える
うちに左目は早めに手術を受けてしまおうという
のが今回の手術。
緑内障の原因は房水という目の中を巡回する水の
出口がつまり、それによって眼圧が高くなって
網膜を痛めるもの。傷んだ網膜は回復しない。
手術方法は2つあり、簡単な方法(約15分)は
通常の出口の詰まりを除去してやること。
私の右目の1回目の手術がこれだったが、1年後に
再詰まり、別の個所に穴をあける再手術(45分)
で、今回の左目は最初からこの手術をしてもらった
が、これは5-10年くらいは持つらしい。
術後は定期的なチェックを受ける必要があります。
以上ですが、高齢者の20人に1人くらいの割で
発生するというが、自覚症状としてはかなり悪化
するまで気づかずに、「最近歳のせいで目がかすむ」
で済ませてしまっている人も多いのではないかと。
これを読んだ方、緑内障には十分気を付けることを
お勧めします。