スウェーデンの15歳の少女が地球環境を守りたい
と3年前に世界に訴えた運動が、瞬く間に世界の
若者に広がり、世界の各地で大規模なデモが起きた
ことがあった。
この時、日本の若者の間にも多少の同調者があった
が、大きなデモ行進などはなく、欧米の若者と違う
無気力な若者という強い印象が残った。
最近の調査で、世界の主要国17か国の若者の思考
を比較した調査が新聞に載っていたが、将来への夢
とか、何をやりたいかという若者の意欲がダントツ
に低い数値のドン尻が日本の若者だった。
衝撃的数字だった。
かつて、日本でも安保闘争など若者が政治に対して
強い意思表示をした時期があったが、この時代は
日本の高度成長期と重なり、若者のエネルギーが
日本の経済発展を押し上げた。
これを考えると日本の将来が非常に心配になる。
現在の若者の感覚はあきらめが先になっているが
政治家の姿勢、それを許している国民となろう。
前回のブログで、「石破,立て!」という極めて色の
ついた政治ブログを書いたが、予想通り皆さんから
の反応は
「政治のことはブログでは触れないでね」
的なものだった。
皆さんの同意を集めるためのPRブログではないので
かまわないが、現在の日本人は政治家の動きに鈍感
になりすぎているようで、前述の若者のグレタさん
への反応と通じるものがあるように思われる。
天皇陛下はジイサンのように勝手なことを言うこと
もできず、さぞかしストレスが溜まると拝察します