goo blog サービス終了のお知らせ 

ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

暴力と罰

2018-04-06 | 政治


ここはどこでしょう?    千葉ローズマリー公園ですよ
こんな重厚な家が好きです


相撲界の暴力、しつけと称する家庭内暴力致死事件、スポーツ界だけでなく
学校での暴力なども時に度を超えそのたびに大きく報道される。
暴力は絶対に許されないということが良識上の基本となっている。

先日、同居する5年生になる男の孫が、私の前で目に余る言動をしているのを
見て、言葉で注意しても一向に聞き入れないのでついにほっぺを殴ってしまった。
結果についてはそのあと母親と話し合って、何故おじいちゃんが怒ったかについて
よく言い聞かせておきましたとのことでことは終わった。
翌日から、効果のほどがあったと思えるような孫の行動になっていた。
言葉だけの注意で認めてしまうとブレーキが利かなくなると思うのだ。

知り合いの小学校の先生をしている女性の方から聞いたことを紹介しよう。、
1年生のクラスで手の付けられない男の子がおり、椅子に座っていられず
騒いで歩き回り授業妨害になって困っている。
注意をしても「先生殴ってもいいよ!お母さんにいうから!」と答える。
母親に状況説明しても「家では話して納得させてますから問題ないはずです」
という答えで学校の対応が悪いのでしょうという態度。

どこの世界にも度を越えて感情的または不見識な人間による暴力沙汰が後を絶たないが
だからと言って教育上の良識ある暴力まですべて拒否することがいいのか疑問に思う。
暴力などに頼らず、話して納得させることができればいいのだが、性格や環境など
なかなか改善が難しいこともあり、けがをしない殴り方は許されるべきだと思う。
私の妻は2人の息子に対し、スリッパでお尻を殴っていたのを思い出す。

犯罪に対する罰則も現在は甘すぎるように思う。
悪徳商法でお金をだまし取る事件の犯人に対する罰則がどれほどのものか、
最高10万円以下の罰金とは1万円か? これでは再発も防止できないね。
やったもの勝ちの日本はいい国か? 中国の厳罰主義に賛同したくなる。