『タキ10450』のタンク車を追いかけて

専貨がほぼ全滅した今、2004年頃から撮り始めたタンク車の型式写真を紹介していきます。

神岡鉄道KMDD132

2016年03月17日 | スイッチャー・機関車
今日は娘の卒業式でして、会社を半休して様子を見てきました。
みんな、袴で着飾ってなかなか微笑ましい感じでした。3月の風物詩ですね。

今回は神岡鉄道のKMDD132です。


(神岡鉄道KMDD132 2004年春頃 神岡鉱山前にて)

神岡鉱山からの濃硫酸輸送が終焉を迎える年に、速星とセットで遠征した時のものです。
解像度の低いデジカメで撮った画像ですので、シャープな出来ではなくて恐縮です。

旧国鉄DD13の払い下げだそうで、寒冷地用途らしくスノープラウと旋回窓の仕様です。
スノープラウは、見た目かなり鋭角に処理されていますね。端梁やステップとの位置関係から、こんなに鋭角にならざるを得なかったのでしょう。

神岡鉱山前駅のホームの裏側に、1線だけの車庫があって、ホームの窓を開けるとこのような不思議な光景を見ることが出来ました。

撮影した2004年の秋に、濃硫酸輸送はトラック輸送に切り替えられ、機関車はお役ご免となったのですが、2006年には神岡鉄道そのものが廃止となりました。
鉄道廃止となった後も、KMDD132は解体されることなくおくひだ2号とともに神岡鉱山前のホーム裏の留置庫に保管されているとか。

貴重なDD13なので、旧国鉄色に塗り替えてどこかで保管されればいいのにね。


次回はDD13つながりで名古屋臨海鉄道のディーゼル機関車をご紹介します。



にほんブログ村

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 岩手開発鉄道 DD5653 | トップ | 名古屋臨海鉄道ND552 6 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

スイッチャー・機関車」カテゴリの最新記事