かなりの晴天だった。やはりもう、夏至も近く晴天だとかなり暑い。
昨年も、マスクで夏を乗り越えられるだろうかと思ったけれど、今年は今の所なんとかなっている。
ただ、まずいと思ったら、マスクをはずすという意識も持っていたいなと思う。
我慢しすぎてバタッと行ったらまずいので、、、。
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何日か前に相撲の場所前にキャバクラに通っていたことが判明した朝乃山が、6場所連続出場停止で、復帰したときには三段目からやり直しだろうと新聞に出ていた。
いやあ、三段目からというのはきついなと思う。
もう、本当に昔の話(昭和から平成初期の時代の話)になるけれど、大相撲に蔵間というとても男前の力士がいて、引退してからもタレントとしていろんなテレビ番組に出ていたことがあった。
その蔵間さんが司会をしている番組に引退後の輪島が出て、蔵間さんが「もう、俺、ずいぶん長いこと相撲やってないから、今、やったら三段目に勝てるかなあ」ということを言った。
そうしたら輪島が独特のポツリとした語り口で「三段目?そりゃ勝てるでしょう」といった。
それを聞いて、僕は、幕内経験者、ましてや横綱、大関経験者から見たら、三段目って、まあそのくらいの感じなのかとなんとなく思った。
僕も、大阪府立体育館に大相撲を見に行くときは、だいたい、正午前くらいに会場について、だいたいその時間というのが三段目あたりの取組中ということが多いので、なんとなく素人なりに感覚でわかる側面もある。
その地位からやり直しって、、、。
稽古をしていれば、体力は落ちないだろうから、三段目ではたぶん7戦全勝に近い成績になるとは思うけれど、幕下、十両とあがるにつれて周りも強くなってくる。
それに、怪我で落ちるのと、こういう不祥事で番付が落ちるのでは、また、違った心理的なしんどさがあると思うし。
本当に世の中にはいろんなタイプの試練、苦労というのがあるのだとしみじみと思う。
朝乃山に関して、親方の朝潮も朝乃山をいろんな宴席に引っ張り出したりして、あかんやろうというようなことが言われていた。
それで思い出したのだけれど、朝潮の現役時代に引退後の輪島がNHKの相撲中継の解説をしたことがある。
150キロをはるかに超えるかという朝潮の堂々とした体格を見てアナウンサーが「どうですか、この堂々とした朝潮の体格」と輪島に話をふると、輪島はたった一言ポツリと「太り過ぎじゃないですか?」と言った。
それでアナウンサーは、話の持って行き場がなくなってしまって、黙ってしまった。
それを聞いていて、僕は、輪島、こらあかん、もう解説には呼んでもらえなくなるわ と思った。
案の定というか、それから輪島が相撲解説をするということはあまりなくなってしまった。
そうこうしているうちに、親方株を担保にお金を借りたとかで、廃業ということになってしまった。
魅力的で、かっこいい横綱だったけれど、そういう意味での世渡りは、本当に不器用な人だったなあとしみじみと思う。
対象的に北の富士さんなどは、白鵬が貴景勝と長い相撲を取ったときに、アナウンサーが「いやあ、白鵬も今日は慎重でしたねえ」と話をふると、「まあ、慎重というよりも、(白鵬も)土俵の上で楽しんでたんじゃないの、あの上手取ったら、負けることはまずないんだから。すぐに(勝負を)決めてやればいいものを、本当に白鵬も人が悪い」と答えておられた。
まあ、こんなふうに面白く答えてくれると、アナウンサーも話が振りやすいだろうなと思う。
というか、相撲中継をするようなアナウンサーは、もう、解説者と同じくらいのレベルの目で相撲を見ていることが多い。
それで、その目で見て、アナウンサーも解説者に話を振るわけだから、解説者も、アナウンサーの求めに応じるという気持ちも必要になってくる。
そういう意味で、相撲解説に限らす何事も、人の求めに応じる力を持った人は得だなあと思うことがある。
その北の富士さんも白鵬が優勝して土俵下のインタビューのとき会場のみんなに三本締めを促すと「まあ、白鵬らしいといえば、それまでだけれど、ちょっと、これは、やりすぎだね」と言っていた。
「最近は、白鵬がインタビューを受けているときは、ヒヤヒヤするよ」というようなことを北の富士さん言っていたこともある。
人のことを少し悪く言っても、角が立たないような柔らかいユーモアを交えた語り方のできる北の富士さんはそういう意味では徳のある人だなとおもうことが多い。
それやこれやで、白鵬もいまはピンチに陥っているけれど、どうなるだろう。
どうなるだろう、と言っても、経過を見守るしか、ないわけだけれど、、、。
特に、相撲のことを書くつもりで、記事を書き始めたのではないけれど、書き終わったらなぜか相撲の話しに終始していた。
まあ、そんなこともあるだろう。
一日いちにち無事であること、それを第一に願っていきたい。