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ケンのブログ

日々の雑感

パトカーから止まりなさいと言われる

2025年03月11日 | 日記
数日前 夜、自動車を運転していたら、なんとなく後ろの自動車がいやな感じやと思った。

車間距離が極端に短いというわけではないのだけれどヘッドライトがまっすぐに僕の自動車のバックミラーを照らしていて、一つ間違ったらあおられそうだぞという雰囲気が漂っていた。

もともと僕は、自動車のシートに深く腰掛け、背もたれと背中が密着する面積を大きくし、ハンドルは10時10分から9時15分の間でなるべく右手、左手対称の位置を握るということが多い。

それで、僕は背もたれをほとんど倒さず、背もたれの可動域の中では最も垂直に近いところにセットしている。

なので、上記の運転姿勢を取ると 背中はほとんど垂直に立つことになり 僕は座高が高いので頭は軽乗用車の天井まで残り握りこぶし一つくらいしかないという位置に来る。

大型乗用車に乗っている人よりも軽自動車の僕の方が頭の位置だけは高いということも、ままある。

さて、その姿勢で、後ろからあおられるかもしれない と思ったのでそのときに備えて、僕はハンドルを固く握り脇を閉め まっすぐに前を見て運転した。

まっすぐに前を見ることに意識を集中すると そうでない時よりも後ろの自動車が気にならなくなるからだ。

ただ、ハンドルを脇を閉めて固く握ると僕は脚が短く座高は高いけれど 腕は長いので、ハンドルがテコの支点になって長い腕を介して、上半身が、道の凸凹やカーブなどでおおきく左右に触れることになる。

そうすると後ろの自動車は、「あのおっちゃんの上半身 えらい左右に揺れとるなあ、変な人が乗ってるかも知れん、用心しよ」と言う感じで車間距離を空けてくれることがある。

そのときも、車間距離もっと空けてくれたらいいのにと思っていた。

しばらく走っていると、急に「前の軽乗用車、左に寄りなさい 左に寄りなさい」というような声が拡声器から聞こえてきた。

「ええ?何なの? まさか 僕のこと?」と思って後ろを見ると、さっきのあおってきそうと僕が思っていた自動車が赤色灯をくるくる回している。

「あれー あの自動車パトカーやったんか、しかし、なんの違反やろう スピードメーター見てなかったけど スピード違反は覚悟せなあかんな」と思って左に自動車を寄せて停止した。

逆らって公務執行妨害でも取られたら交通違反どころではすまない、それだけは注意しようと思った。

パトカーから30歳前後くらいの若い警察官が小走りに僕の方にやってきた。

「窓を開けてください」と警察官 「はい」と窓をあける。

「ちょっと運転がふらついておられたので声をかけさせていただきました。大丈夫ですか?」と警察官。

「いやあ ちょっとあくびとかはしてましたけど 大丈夫です」と僕は言った。前の信号待ちの時ちょっとあくびしてたから。

「そうですか。ふらついておられましたよ」と警察官。

ふらついていたのは自動車なのか 僕の身体なのか 主語がないのでわからないけれど まあいいかと思って 「ちょっと ハンドルをカンカンに握ってたのでその反動で揺れたかもしれません」と僕は実際にハンドルを9時15分で固く握りながら言った。

「そうですか 大丈夫ならいいんですけど お仕事帰りですか」と警察官。

「仕事帰りと言うか 仕事終わって外食して 帰りです」と僕は言った。

「お酒は飲まれましたか」と警察官。

「いや お酒は飲んでません」と僕。

本当にお酒はその日ばかりでなく ここ5年以上 仮に飲んだとしても ウイスキーキャップ一杯程度ということがほとんどの僕だ。
「ちょっとこの棒の先のところに息 フーっとかけてもらえますか」と警察官は白い棒状のたぶんデジタル機器を僕の方に出して言った。

それに僕は息をかけた。

「あれ? 何も反応しませんねえ。もう一度 もっと 思いっきりフーっとやってもらえますか」と警察官。

それで僕は一回目よりももっと思いきりフーっとその棒状の機器に息をかけた。

「ああ。反応しません。大丈夫です」と警察官「ちょっと免許証見せてもらえますか」

はい と僕は言って免許証を見せた。

免許証に書いてある住所と自動車が向かっている方向が同じでよかった。

警察官は免許証を僕に返して「ちょっとふらついておられたので 声をかけさせていただきました。すみません。この先お気をつけてお帰りください」と言った。

それで自動車を発車させると パトカーはまたついてくる。

違反がなかったから書類を書く必要がないからすぐについてくるのか 書類は後から書こうとおもっているのかわからないけど。

ここで違反を取られたら何にもならないと思って 僕は前方の制限速度の標識を確認してピッタリその速度で走った。

次の信号でパトカーは曲がっていなくなった。

きっとぴったり制限速度道理に走ったこともお酒を飲んでない証拠と言うか参考要件にはなったような気がする。

それにしても 若いころ私服警官に職務質問されたり ここ1年の間にも一人だけ駐車場でほかの自動車から離れた位置に駐車していたという理由で自動車の中を懐中電灯で軽く確認されたり何かと警察官に怪しまれることの多い僕だなと思う。

でも あそこで 機器がが誤作動していたらどうなるのかな とあとでふと思った。

デジタルの体温計など リセットするのを忘れたりするととんでもない値を示すこともあるから。

誤認で違反になることがないようにと願いたい。

しかし、検索上位でヒットした法律事務所のサイトに あれこれ理屈をつけているよりも 職務質問には 可能な範囲で気持ちよく応じて疑いをはらすことが 一番確実で速い方法と書いてあったけど その通りだなと思う。

しかし あのパトカー覆面だったのか それとも普通のパトカーだったのか 夜なのでヘッドライトしか見えないので わからない。

でも 赤色灯のあげ方など 覆面だった可能性が高いような気がする。

大事に至らなくてよかった。

それはともかく一日いちにち無事にすごせますように それを第一に願っていきたい。












2025年02月06日 | 日記
2月5日 雪が降る。

実家の庭の木は本当に綿帽子をかぶっている。

文部省唱歌 「雪」 の歌詞の通りだなと思う。

夜 自動車で走る。

雪は結構、局地的なもので予想外に 道路が凍結している場所に突入。

どんな自動車が後ろから接近してきても30キロ マックスでも40キロで走ると決意。

赤信号でブレーキを踏んだら大雑把な感覚だけれど25メートルくらいスリップして自動車が停車。

停止線を越えた横断歩道の中に自動車が入り込む一歩手前で停車した。

びっくりしたけどゆっくり走っていてよかった。

さすがに雪が降ると徐行の度合いは人によって違うけれどスピードをだしてもせいぜい50キロくらいまでだなと思う。

やはりすき好んで事故に会いたい人はいないということだと思う。

僕はその交差点でスリップを経験したのでそのあと慎重になってしまい、30キロイーブンで行った。

途中で何台かの後続車に追い付かれてしまってしばらくその状態が続いたのでちょっと路肩によって停止したらトラックを含めて3台追い越して行ってくれた。

こういう時はトラックの後ろがむしろ安心と思ってついていったらだいたいそれで正解だったような気がする。

マンションに帰ってきたらエレベーターで女性と一緒になった
「名古屋は降ってなかったのでこちらに来てびっくりしました」と彼女はおっしゃった。
「雪や雨は意外と局地的なものですからね。僕もびっくりしました」僕は言った。

本当に意外と局地的なものだなと思う。

それはともかく いちにち いちにち無事にすごせますように それを第一に願っていきたい。













もう30年

2025年01月17日 | 日記
1月10日は朝 マンションの駐車場に雪が積もっていた。

自動車を出そうとするとスリップする。

これはあかん 無理しない方がいいと思って自動車を出すのをやめた。

ネットでニュースを見ると行き先の僕の実家のある町は大雪警報になっている。

自動車を出さなくてよかった。

自動車がスリップしたことで運転を自粛することができて本当にちょっとした難が今回は逆に安全につながってよかった。

テレビやラジオを日常的に視聴する人には信じられないことかもしれないけれど、
僕はテレビを昔からほとんど見ないので気象情報にも疎い。

阪神大震災は朝の5時台に来たけれど、すごいゆれだったので布団を頭までかぶって念仏を唱えていたけれど ゆれが終わると二度寝してしまった。

当時会社は10時始業だったので9時10分にアパートの最寄り駅発の電車に乗れば十分間に合った。

8時半ころ起きて9時に駅に行くと駅のシャッターが閉まっていた。

ええ ひょっとして地震で電車が止まったのかと思いアパートに帰ってきてテレビをつけると横倒しになった阪神高速道路 黒い煙が上がる神戸市長田区の様子がテレビに映っていた。

それで初めて被害の甚大さを知った。

あれからもう30年になるのだなと思う。

いちにちいちにち無事に過ごせますように それを第一に願っていきたい。







寒い季節

2025年01月10日 | 日記
昨日の午後、名古屋市内を歩いて、風が強く、かなり寒いと感じる。

名古屋で寒い風に当たると「伊吹おろし」という言葉を思い浮かべる。

冬に濃尾平野に吹く寒く乾いた北西からの季節風。

風が北西からどうかは歩いていてもわからなかったけれど 伊吹おろしかなと思う。

名古屋にあった旧制第八高等学校の寮歌のタイトルでもある。

マンションに帰ってくると気温が0度となっている。

やはり寒いなと思う。

一年で最も寒い季節だなと思う。

それはともかくいちにちいちにち無事に過ごせますようにそれを第一に願っていきたい。

表向きは標準語だけど

2024年12月15日 | 日記
名古屋の国際交流のイベントに行った。

国際交流の映画を見てそれからパネリストのトークを聴くという趣向のイベントだった。

パネリストの一人は国際交流関係の財団法人の代表理事の方だった。

その方の言葉は表面上は東京の言葉、あるいは名古屋の言葉と思われるような言葉遣いだった。

でも話の運び方がなんとなく 東京や名古屋の人とは違う。

つかみのところで 「私は 東南アジアの人相手に貸しビデオ屋さんをしていましたが、今では随分、すごい人になりました」と言う感じのことをおっしゃったので、ええ、それって関西のノリだと思った。

でも名古屋ではそこでそんなに笑いはでない というかほとんど出ない。

「貸しビデオ屋さんをやってた時は 外人の人もたとえビデオと関係ない個人的な相談でも 『どうしてそんな風なんですか』という感じで電話がかかってきていましたが、外国人のための公的な相談窓口では 『先生 相談したいことがあるのですが』という感じで電話がかかってきます。やはり外国人の方も貸しビデオ屋にはこちらが金を払っていると思うから お客さんの立場でものをいってくるけれど 公的な相談だと かしこまってしまうんですねえ」という主旨の話を聴いた時にはいい話だなあと思った。

同時に これはもう完全に関西のノリだと思った。

それで ちょっと椅子の下に置いておいたイベントのしおりを見るとこの代表理事の方は 伊丹市出身となっている。

やっぱりなあと思った。

僕も言葉の表面上は東京に合わせているように見えてもそれはエセ東京弁で中身は関西となんとなくわかるほど長く関西にいたんだなあと思った。

一回それに気づくともう関西のノリに気付くことの連続だった。

「私たちが簡単な日本語を話すのも大切ですが 外国人のブロークンジャパニーズになれることも大切です。先日ある会社に電話をかけましたら外国人の方が出られて 『課長はいま席がはずれております』とおっしゃってましたが、日本人ならそれで何を言いたいかわかるじゃないですか。そこで理解することが大切です」という主旨の話を聴いた時にはいい話だと思った。そして関西だとも思った。

「パキスタンの女の子のお父さんは、『もう女の子だから中学卒業したら学校は行かなくていいです』 と言うんです。私はそれには抗う(あらがう)べきだと思います」
ああ、イスラムの神アッラーとあらがうをかけた親父ギャクだなと思いつつも なんだか名古屋の親父ギャクとはちょっと違うと思った。

あらがう アッラー パキスタンを結び付けないと面白さがわからないところが奥ゆかしくて関西らしい。

寒う と突っ込まれる危険性もいっぱいのギャグだけれどそういう危険性もいいような気がする。

でも 結局はやさしい方だったなと思う。

関西人なのに表向きは標準語を話されるのもやさしさのひとつのような気がした。

関西弁は関西以外の人には威圧的に思える場合もあるから、、、。

やさしい方だから 国際交流の多様性に配慮のある社会づくりの仕事に入っていかれたような気がする。

あれこれ考えていて結局はその人が培ってきた人柄だなと思うことが多い。

それはともかく いちにち いちにち 無事に過ごせますように、それを第一に願っていきたい。