合格祈願!通関士・貿易・英検のサプリメント

通関士、貿易実務、英検などの受験者に、
ノウハウや試験情報などを提供しています。

失敗の原因を分析するといっても、

2008-11-16 20:32:57 | 勉強法

 これは、かなり難しい作業です。


 自分を守りたい心理がはたらいて

 誰かのせいにしてしまうこともあるし、

 逆に、

 自分を責めて落ち込んでしまうこともある。

 「冷静に」なることなんか簡単にはできない。



 他の人の判断も参考にすると良いでしょう。


 私も良くアドバイスを求められるけれど、

 新しいものを創造するのは好きだが

 分析は性格的に向いていない。

 そのせいもあって、

 私のアドバイスは他の先生と異なることが多い。


 例えば、

 TOEIC でリスニングの点数が低くて、

 読んでわかるが聞くとわからないという

 相談を受けた場合、


  ほとんどの先生は、

  聞いてわかるようになるために

  音で内容がイメージできるような

  ディクテーション、シャドウイングなどの

  音系の練習方法を提案されるでしょう。


   私は、本当に読んでわかるの?と疑って、

   その場にある英文を読んでもらう。

   その発音じゃ、

   英語が聞き取れるはずがないから、

   英語の物真似をしよう!


   とか


   読んでわかるようだけれど、

   今の内容を他の人に説明して!

   なるほど、読んでわかっているつもりだけれど、

   本当に伝えたいことが何かは把握できてないようだね。

   自分の意見じゃなくて、

   作者が一番言いたいことは何なのか、

   そんな気持ちで読んだり聞いたりしてみたらどうかな?


 本当は、その人が受けたTOEIC のリスニング問題を

  一問一問一緒に解きながら

  原因追求をすべきなのでしょうが、

  いつも手抜きをしてしまう。


 本当の原因は、

  本人が一番よくわかるのともありますね。

  例えば、

  睡眠不足だったとか、

  本試験で舞い上がったとか、

  彼女から別れ話があったとかで

  集中できなかっただけだったら


  ほとんどの先生や私のアドバイスは

  全部ハズレですね。


 原因分析は、焦らず、コツコツとして下さい。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 失敗の分析こそ成功の秘密 | トップ | 通関士講座、あの人は今? »

コメントを投稿

勉強法」カテゴリの最新記事