台湾の禁輸継続：779万 vs 223万

台湾の禁輸継続：779万 vs 223万

台湾は2011年3月の
東京電力福島第1原発事故以降、

　福島、茨城、栃木、群馬、千葉
　の5県で生産、製造された食品
　の輸入を禁止しています。

　そんな国は韓国だけだと思ったら
　台湾も。どうしたんだろう。

　
禁輸継続するかどうかは
国民投票で決めるというから

　面白い制度ですね。

その結果、国民投票では

　禁輸継続について

　　賛成が約779万票
　　反対が約223万票

　親日の台湾で、この数字は
　びっくりしますが

　台湾の人々をここまで
　日本食品の輸入反対に追い込みには
　並大抵の努力ではできない。

　一体どうしたらできるのか？

　　その辺りは残念ながら
　　表に出てきてないようですね

　　一時は、原産地証明書で
　　揉めたことがありましたが
　　後を引いてるのだろうか？

　　台湾向け日本産食品の
　　輸入規制を受け、

　　原産地証明書に
　　貨物の産地（都道府県名）を
　　記載しましたね。

　　ところが、
　　原産地証明書に記載されている
　　産地（都 道府県）について、

　　実際とは異なる都道府県名が
　　表記されていて
　　問題になっていましたね。

　貿易実務検定A級講座で
　　原産地証明書の作成問題が出たら

　　原産地証明書のどの欄に
　　都道府県名を入れるのとか

　　入れたら抹消した商工会議所が
　　あったとか面倒でしたね。

　　あるいは、その他の証明書が
　　必要だったり・・・


政府の方針は

　規制の早期撤廃を目指し、

　日本の対台湾窓口機関、
　日本台湾交流協会を通じて

　「あらゆる機会を捉え、
　　粘り強く働きかけを
　　していきたい」と

　　台湾側に日本食品への
　　理解を促していくらしい。

　　国民投票の前に
　　やればいいのに・・

　いずれにしても、
　発信力が弱いというか

　　遅すぎますよね。
　　困ったもんです。
　　

　台湾の人には
　日本にお越しいただいて

　安全で美味しい福島の食品は
　日本で堪能してくださいね。

　と言うしかないのか。

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