昨日の続きで
英語+α(アルファ)のアルファについて
考えてみたい。
英語のできる人が
中国語のできる人が、
フランス語のできる人が
その他の外国語のできる人が
何か国際関連でできることがないかと調べて
通関士試験を見つけるケースがある。
仕事の内容とか試験の難しさを知らずに
貿易業界唯一の国家資格という広告に
何となく釣られて嵌まり込んでしまう。
私の周りにいる通関士試験合格者にも
外大出身とか外国文学専攻の人が随分沢山いる。
実際に語学を生かしているかどうか別として
通関士試験に合格してその業界で職を得た人もいる。
ということは、
通関業界とは別の業界に進む人も多い。
通関士という職業を選ぶかどうかは別として
仕事に幅を持たせるために挑戦される方もいる。
貿易実務に比べると
通関士は貿易の限られた小さな一分野なので
品番が分かるようになったとか、
乙仲さんと話ができるようになったとか
役に立つこともあるけれど
合格してもこの資格は使わなかった
役に立たなかった
という声も良く聞く。
大学の課外講座とかエクステンションでも、
通関士の受験講座を持っているところがある。
私も以前、何箇所か教えに行ったことがある。
ただ、この試験、随分難しくで
労力の割には合格という形で報われることが少なく
数人しか受からない通関士講座より
沢山合格できてより多くの企業に履歴書を送れる
貿易実務検定の方が良い、
という考え方をされた就職部長さんもいました。
このようなことから、
語学+αのαとして通関試験は
適切でないかもしれない。
通関士は、
英語の+アルファという位置づけではなく
通関士という国が認めた立派な専門資格なので
どちらかというと
通関士+α αが英語
という感覚なのかもしれないですね。
AEOとか自社通関が増えてくると
あるいはAEOの相互認証が増えてくると
この資格、化けるかもしれない、
という期待感はあるものの
現状では抜き出て待遇が良いとは思えないし、
必ずしも語学が生かせる分野でもないように思う、
との経験者の声を聞いたことがあります。
もっとも、個人の経験はどこまで汎用性があるのか
聊か不明なので反対の声も紹介します:
英文科在学中に
スクールきづに通って貿易実務検定B級に合格し
国際物流会社に就職した人から
通関士の勉強をするので教材と勉強法を
教えてほしいというメールが来ている。
毎日が楽しく、できれば、
通関士試験に合格して通関部門に移りたいそうだ。
そのメールの中には、
待遇面の不満や将来に対する不安を暗示す記述はなく
希望と夢が語られている。
来年以降に
受験をされようとする方の参考のために書きました。
今年、受験される方は
余計なことを考えずに「合格」を目指して頑張れ!
願書は、今週金曜日まで!
英語+α(アルファ)のアルファについて
考えてみたい。
英語のできる人が
中国語のできる人が、
フランス語のできる人が
その他の外国語のできる人が
何か国際関連でできることがないかと調べて
通関士試験を見つけるケースがある。
仕事の内容とか試験の難しさを知らずに
貿易業界唯一の国家資格という広告に
何となく釣られて嵌まり込んでしまう。
私の周りにいる通関士試験合格者にも
外大出身とか外国文学専攻の人が随分沢山いる。
実際に語学を生かしているかどうか別として
通関士試験に合格してその業界で職を得た人もいる。
ということは、
通関業界とは別の業界に進む人も多い。
通関士という職業を選ぶかどうかは別として
仕事に幅を持たせるために挑戦される方もいる。
貿易実務に比べると
通関士は貿易の限られた小さな一分野なので
品番が分かるようになったとか、
乙仲さんと話ができるようになったとか
役に立つこともあるけれど
合格してもこの資格は使わなかった
役に立たなかった
という声も良く聞く。
大学の課外講座とかエクステンションでも、
通関士の受験講座を持っているところがある。
私も以前、何箇所か教えに行ったことがある。
ただ、この試験、随分難しくで
労力の割には合格という形で報われることが少なく
数人しか受からない通関士講座より
沢山合格できてより多くの企業に履歴書を送れる
貿易実務検定の方が良い、
という考え方をされた就職部長さんもいました。
このようなことから、
語学+αのαとして通関試験は
適切でないかもしれない。
通関士は、
英語の+アルファという位置づけではなく
通関士という国が認めた立派な専門資格なので
どちらかというと
通関士+α αが英語
という感覚なのかもしれないですね。
AEOとか自社通関が増えてくると
あるいはAEOの相互認証が増えてくると
この資格、化けるかもしれない、
という期待感はあるものの
現状では抜き出て待遇が良いとは思えないし、
必ずしも語学が生かせる分野でもないように思う、
との経験者の声を聞いたことがあります。
もっとも、個人の経験はどこまで汎用性があるのか
聊か不明なので反対の声も紹介します:
英文科在学中に
スクールきづに通って貿易実務検定B級に合格し
国際物流会社に就職した人から
通関士の勉強をするので教材と勉強法を
教えてほしいというメールが来ている。
毎日が楽しく、できれば、
通関士試験に合格して通関部門に移りたいそうだ。
そのメールの中には、
待遇面の不満や将来に対する不安を暗示す記述はなく
希望と夢が語られている。
来年以降に
受験をされようとする方の参考のために書きました。
今年、受験される方は
余計なことを考えずに「合格」を目指して頑張れ!
願書は、今週金曜日まで!