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合格祈願!通関士・貿易・英検のサプリメント

通関士、貿易実務、英検などの受験者に、
ノウハウや試験情報などを提供しています。

受験屋が見た神の領域

2012-02-27 08:58:36 | 教育論

就職試験を受ける年頃になって
自分がどんな仕事をしたいのか?

 今まで、そういうことに無頓着で
 何も考えたことがなくて

 慌てて自分は何ができるのか調べ始めて、
 幸か不幸か、

   私のブログ
   HP
   辿りついて

 貿易や通関のお仕事や資格試験のことを
 教えてほしい、

 と言って来られる方がいます。

  あたかも学生時代の自分自身を
  見ているような錯覚に陥りそうです。

   もっとも、私の学生時代には
   インターネットなどというものはなく、
   従って、流れに流されて
  
   辿りついたのが今の状況ですね。
   決して自慢できたものじゃありませんが。


実際会ってみると、
実に様々な資格や職業に興味を持って

 調査をされていて何でもよくご存じで
 私が教えてあげることなんか
 何一つなく感心しました。

 ネット時代の若者の情報収集力と
 情報量には脱帽です。
 
 頭の中には情報が一杯詰まって
 いるようなのですが、

 どうも気持ちが伴わないようで、
 従って、少し齧ってみてはやめて

 何か自分に合ったものはないか?
 と漂流されているようで、

  そこの部分は、
  資格試験の受験屋としての領域からは
  はみ出していて

  私にはお手伝いできない
  神の領域のように感じました。


 一番楽そうなものを選ぼうという
 姿勢が見え隠れするのですが、

  自分には、自信がないと思いこんで
  先へわざと進まないようにみえるのです。

  そんな壁をぶち壊してやろうとか
  乗り越えてみようというか

  そういう気持ちが沸き起こってこないようで
  ただ自分に甘いだけで、

  自分の100の力のうち50くらいでできる
  楽しい学生生活から抜け出して

  自分の100の力に対して150の力を
  要求される実社会に出ていく覚悟がなく、

  200の力で襲ってくる
  中国、韓国、台湾、その他東南アジア諸国の
  若者と勝負できる状況ではなく、

   イライラしながら
   今時の学生さんってこんな感じか・・

   就職活動という実社会との接点で、
   この気持ちのがギャップについて
   気付き目を覚ましてくれるだろう、

   と信じて、

 何かについて、勉強したことは何時の日か
 役立つこともあるので

  何でもいいんじゃないかな。
  まず始めてみることですね。

  私が提供できるサービスは
    貿易
    通関士
    英語
    中国語
    ベトナム語
    ぐらいかな、
    あまり役に立ちそうもないかも・・

 自分の力の120%くらい出す覚悟で
 やればできると信じて

  はじめの一歩を踏み出して欲しい。
  そして
  すぐ諦めないで続けて欲しい。

 その後からであれば、
 私のような受験屋の領域なので
 お力になれると思います。

 今日は、少し神の領域を垣間見てみました。

  



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ドラえもんの袋

2011-10-13 10:22:19 | 教育論
温故知新というか、

 昔のことを思い出しながら
 これからのことを考えることがあります。 

 サラリーマンをしているとき
 多能工とか単能工という言葉が
 流行したことがありました。

 外資系の割には
 難しい漢字を使うものだと
 思ったけれど

 工場でのことなので、
 このほうが分かりがいいらしい。

 多能工というのは、
 複数の仕事ができるジェネラリスト

 単能工というのは、
 この仕事は任せなさいというスペシャリスト

 私は、研究職なので
 現場のことは知らない、では通らないので

 仕事の周辺のことは全部できるように
 コツコツと専門分野を広げていったものです。


何時の頃か定かではないが
 
 wearing two hats という表現が
 流行ったことがありましたね。

  誰かが二足のわらじを履く、 
  と訳していて、
  二足のわらじとは、
  面白い訳と感心したことがありました。

  あるときは新聞記者
  あるときは救世主

  というようなスーパーマンの世界?

  いやいや、私の理解では
  複数の専門を持った多能工

 あるときは研究職、あるときは通訳
 などと自分の枠を広げていきました。

 何でもできる、何でも取り出せる
 ドラえもんの袋が理想だったのです。

  あるとき、発明、特許に目覚め
  弁理士の受験勉強をしたときは

  その世界に入り込んで
  外の世界へは目を向けることも少なかった。

 今から思えば、
 受験勉強をしながらも
 アンテナだけは張っておいておくべきだったかな
 と思うことがありますね。


通関士試験が終わって、

 来年も受験するので、
 新しいことには手を出さずに精進しよう!

 そんな人が多いですね。

 日本経済を見ているようです。

  あるときは通関士試験の受験生
  あるときは・・・

 もあるんじゃないだろうか?
 と思うからです。

 枠を固定して
 身動きを取れなくしているようで
 窮屈そうですね。


随分昔のことですが、

 人材派遣会社の所長さんに聞いた話ですが、

 通関士試験に合格したけれど、
 経験もなく高齢なので
 貿易関連のお仕事で経験を積みたい、

 ということで外為センターで
 信用状のチェックのお仕事は如何ですかと
 聞いたとき

 信用状って何ですか?


その時、思いました。

 通関の勉強だけでなく

 貿易の勉強も
 英語の勉強も
 中国語の勉強も
 ベトナム語の勉強も

 気になること興味のあることには
 手を出してモノにして
 
 憧れの貿易の世界でチャンスが巡ってきたとき

 袋から、取り出せるような人材を養成したいと。
 


 

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出来の悪い学生が講師を育てる

2011-05-03 11:40:59 | 教育論
知り合いの先生から

 毎日一問出されていたメルマガ 
 楽しみにしていました。
 と聞いて、

  そんな時代もあったな・・・
 
勉強ということをしたことがなく、

 ノートを初めて買ったとか
 本人としては真面目でやる気十分。

 でも、板書を写すもにも時間がかかり
 当然、話したポイントは書いていない。

 家で、教科書やノートを開くことはなく 
 小テストで0点を重ねても動じず
 大物(?)の風格がある。
  
  本人に責任があるかないかよりも
  一番、損をするのは本人。
  何とかしてやりたい・・・

非常勤や派遣の講師として教えに行くと

 初講義が初対面。
 課題は、こいつに合格してもらうこと!

  正面から向き合うとシールドが張られる。
  (我愛羅の砂縛柩のようだ。)

  無視すると、
  授業妨害に出るか、寝て存在をアピールする。

   講師を首にするよう働きかける元気者もいるが
   ほとんどはスヤスヤ・・・

    自分のスクールでは、
    事前の講座説明会は必須で

    講座の内容を確認してもらい
    本人の覚悟を確認した上で
    受講申込みを受け付けるので

    初回から、
    緊張感のある講義に入れるのだが・・・
  
  そんな時に始めたのが携帯メルマガの配信

  ここ数年は、他所の学校からは手を引き
  自分のスクールに専念していたので
  携帯メルマガを使う機会がなかったのです。

   配信スタンドが携帯メルマガを
   普通のメルマガに変えてしまったのも原因だが、

   読者をイメージできず、長続きせず、
   単発で出した程度でした。

 その知り合いの先生から、
 学生に一生懸命、先生のメルマガ薦めていました。
 と聞いて、

  なぜ、こんなに沢山の登録があったのか
  疑問が解けました。

 あの時のエネルギーはどこ?
 どこかに出来の悪い学生、いないかな・・・・

             出来の悪い講師より



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グローバル戦略は教育にあり:競争と音読

2011-03-08 11:44:21 | 教育論
今日(3月8日)の日経朝刊に

 専門職外国人 永住促す
 許可要件、在留5年に半減

という記事があった。

 科学技術や医療などで優れた技能を持つ
 外国人の日本受け入れ拡大策だそうで

 「高度人材」と認定されると
  永住許可要件の「連続10年の在留」
  が5年に短縮されるそうだ。

 そういえば、

 貿易実務講座に通学してくれた
 中国の人があと1年とか言ってたな・・

この記事で面白いと思ったのは

 こうした外国人が増えれば、
 企業などで働く日本人が刺激を受け、
 知識レベルの向上に役だつといった
 波及効果大きいとみられる。

 この記事は一体何?

 ということは、
 企業に働く日本人の知識レベルが
 低いということなのか・・・

  日本国内にいても、
  外国に出かけても

  外国人相手に刺激というより
  外国人相手に激しい競争に曝され

  悪戦苦闘し日々切磋琢磨している
  企業ので働く日本人が

  高度人材によって
  刺激を受けるものなのだろうか?

   人口が減少するなかで、
   国際競争力の底上げを狙ったためだ。

   という記述のほうがわかりがよかった。

そんなことより、
専門職外国人に限らず

 日本の企業が
 外国人の採用に躍起になっているが
 不安な点があるのをご存知ですか?

 教育の問題です。

 誰の教育かというと、
 日本に滞在する外国人の子どもの教育です。

 日本の学校教育の評価が極めて低いのです。

 「まとまもな教育」
 「ちゃんとした教育」を受けさせるため

 日本での職を捨てて、さっさと帰国してしまうのです。

  台湾の人も、中国の人も、韓国の人も
  自分たちの子供の教育を
  日本の学校に任せたいという人はいません。

 日本に残る場合でも、

  極力、日本の公教育を避けようとします。

このことは、

 私が色んな教育機関で留学生に接して
 何となく感じていたレベル差だったのですが、

 アジア各国の人達と一緒に仕事をしている人達から
 自分たちのカウンターパートの知識レベルが高い、
 
 などと聞いて

 多少むかつくのですが
 先ほどの

  「知識レベルの向上に役だつといった
   波及効果大きいとみられる。」

  という記事もそうかもしれないな・・・
  という気持ちになりかけています。


日本の教育には「競争がない」

 これが一番大きい要因かと思います。
 特に個人情報保護法とかができて・・・

 私は、自分のスクールの通関士講座では
 毎週の小テストの結果は、
 個人名と点数を発表して競争を煽るようにしています。

 このことは、無料講座説明会で説明して
 納得してもらってから受講申込みを受け付けます。

 某大学の講座で、この法律施行後に
 個人名の公表を控えたことがありました。

 合格率が下がったように記憶しています。
 
 現実を知って向かっていくためには
 正しい情報も必要です。

 その上に立って「競争」して
 上位に入る努力をする「意欲」を掻き立てなければ
 とても競争の激しいアジア諸国に人達と
 一緒に仕事ができないだろう。


競争以外に教育のテクニカルな面を知りたくて
調べていると

 本当かどうか良く知らないのですが、
 ある中国の人に聞いた話ですが、
 小学校から高校までの12年間

 授業の始まる前30分早く学校に行って
 クラス単位で大きい声で教科書の音読をするそうです。

 先生が出勤する前に
 生徒だけでするそうです。(校長先生が見て回るらしい)

 各クラス、他のクラスの声に負けないように
 大きい声で揃って音読するそうです。
 
 だから、声が大きいのか・・・(変なオチで失礼)

 私も、自分の英語クラスの受講生には、
 日々の練習に音読を推奨しています。

 これを毎日12年間続ければ、
 それは凄いことですね。

 ゆとりを止めた程度では太刀打ちできませんね。

  学校の先生とかお役所に期待しても詮無きこと。

  私は、自分のできる範囲で・・・

 
 


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新聞・ネットから自分の世界が見える?

2011-02-11 12:11:36 | 教育論
今週から専門学校が春休みで、
このブログもそろそろ復活の兆しです。

 エネルギーが余ってしまって
 その分、夜中の仕事が捗る。

 つまり、寝る時間が、
 いつもの午前3時から午前5時に。

 徹夜状態で、ネットで遊んでいると、

  就職氷河期どこ吹く風 
   留学生の採用売り手市場

  留学生そのまま日本企業に就職 
   景気回復で外国人労働者が急増 

  などという記事に目が行った。

 採用理由は、

  「海外事情に詳しく、語学に堪能」

  であるならば、

  日本人が外国に留学しても
 
  「海外事情に詳しく、語学に堪能」

   になれるはず。

   今まで冷遇されていた人達の出番だ。

  できるならば、条件の良い雇用形態で
  職を手に入れてもらいたいですね。

  
 じゃ、日本にいる日本人学生はどうなるのだ?

  日本語の運用能力は、

   留学生のほうがはるかに上?

  日本人の謙虚さ、日本人の心

   留学生のほうが上?

  もし、そうなら

   足掻いてももがいても
   なるようにしかならない。

  戦略的には、留学生の弱点を攻めたい。

   ゆっくりSWOT分析でもして、

   現在の外部環境の下で自分の強み弱みを
   把握して、戦略を練れば良い。

   何か見つかるでしょう!

    考えてると、突然、何かが閃くもの。
    それで方向性が決まる。

    人生は閃きみたいなところがあるかな・
    それって衝動買いと同じ?

    かもね・・・

   現在の外部環境は、
   自分では作りようもないので

   見抜いて流れに乗るのが手っ取り早い。
   そんなせこい事は自分にはできないと思い、

    自分にあった生き方をしてきたけれど、
    OB会で、元同僚たちが

    退職金と企業年金で優雅な老後を語るのを聞いて
    ちょっと失敗だったかな。

    もっとも、ある程度、確信犯なのだが、
    生涯現役も良いかも・・


今朝の日経(2月11日)の朝刊5面

 日豪EPA 農産物が壁

  豪州の主張は、次の4品目の
  関税率をゼロにすること;

   牛肉        38.5%
   小麦       252%
   砂糖(粗糖)   328%
   乳製品(パスタ) 360%

  食品など生活関連品目の課税はすべきでない。
  農家を守るなら別の方法を考えろ!
  というのが消費者である私の意見。

  豪州の応援をしたいですね。

  
 とは言え、予想通りですね。

 これが企業にとっての外部環境かな。
  
 日本の官僚・政治に携わる人達を見て
 このような予想ができます。
 この認識を基に、

  多くの企業は先を見越して
  FTAのネットワークの多い

  韓国などに出かけて
  そこで製造し輸出するビジネスモデル
  に活路を見出さざるを得ないようですね。

 もっと先を見ると

  環境が変れば
  日本に戻る機会があるかもしれない。
  それまで耐えるか?

  それとも、職場は外国でも良いか、と思って

  日本脱出とまでは行かなくても
  世界を飛び回るような

  3世代ほど前の日本の若者のような
  考えをするか?

  私は、そのような若者を応援しようとしているのです。

 世界に飛び出せ!

  そのための語学力の強化

  そのための貿易・通関の知識

  別に資格は取っても取らなくても良いけれど
  目指すからは、一番で取ってしまえ!

  


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