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「蟹工船」日本丸から、21世紀の小林多喜二への手紙。

小林多喜二を通じて、現代の反貧困と反戦の表象を考えるブログ。命日の2月20日前後には、秋田、小樽、中野、大阪などで集う。

ロシア語訳された「蟹工船」

2009-05-17 00:28:51 | 多喜二研究の手引き
明日の「蟹工船」翻訳者シンポジウムは、新訳の若い研究者が多い。
で残念なのは、ロシア、中国という老舗からの出席者がいないことだとおもっていた。

そこへ、『日本とユーラシア』2008年8月15日付けが送られてきた。その一面を飾っていたのが「ロシア語に訳された「蟹工船」」(宮本立江。日本ユーラシア協会常任理事)だった。


ここには、マイクロや原本にあたって検証作業した、「蟹工船」翻訳史があった。
ほぼ一年前の記事だったが、重要な内容だ。

これはもちろん、明日の翻訳シンポにむけて参考資料として送っていただいたものだ。


ご協力に感謝したい。






                         
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ロシア文字 (御影暢雄)
2009-05-17 20:56:09
ロシア語アルファベットは英語圏と違った発音、異なる文字を有しています。英語圏のPはロシア語ではR、英語圏のSはロシア語ではCです。昔のソ連の切手にはCCCPと国名が印字されていましたが、英語ではSSSR(ソビエト・社会主義共和国連邦)となります。ロシア語版蟹工船の表紙はクラボ(蟹の)=CRAB(英語:蟹)という語彙が見えますね。
A・クリスティ「オリエント急行殺人事件」の中で、犯人の手掛かりになるハンケチにP(ロシア人ではR)の頭文字が印字されていたのが推理のポイントだっ
たというのは有名ですね。
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