快気分析

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仕組みとアプローチ -  スウェーデンが新型コロナウィルス感染拡大に対して集団免疫方式を採用している謎を考える

2020-05-21 09:17:09 | 新型コロナウィルスやパンデミック
 新型コロナウィルス感染拡大に対して、各国がロックダウンや外出自粛などの方式を採用しているのに対し、スウェーデンは有る程度の規制はしているものの、それは他国より緩くどちらかと言えばですが他国よりは集団免疫に近い方式を採用しているようで、更に入国規制もしていないようです。
 調べてみるとどうも一人暮らしが多いので感染爆発がしにくい、とかの背景も有るようですがしかし世界的な今の状況で何故このような思い切った事が出来るのか? と言うのはやはり謎でした。
 その後に自分なりに考えた事なのですが、真相がどうなのかは別としてスウェーデンが考えているのかどうかとも思える事は大体次のような事です。

 「今後に変異するかもしれない悪性のものより現状の新型コロナウィルスの方がまだ穏やかな可能性が有るを想定して、今の内に集団免疫を構築した方がかえって良い、と判断しているのかどうか」。
 「毎年発生するインフルエンザや誤嚥性肺炎による高齢者の死亡者数に対して、新型コロナウィルスによる死亡者数を加えた数値は殆ど変わらない、と見ているのかどうか」。
 「仮に新型コロナウィルスによる死亡者数を加えた数値の方が多いとしても高齢者の余命から考えて殆ど変わらない、と見ているのかどうか」。
 「仮に新型コロナウィルスで高齢者が重症化したなら、その時点で麻酔をする事にが多ければ、かえって通常の誤嚥性肺炎やインフルエンザで長時間苦しんで死亡するよりも安楽死に近くなるケースも少なくない、と見ているのかどうか」。
 「新型コロナウィルスは5月~10月は感染拡大しにくい、或いは重症化しにくいとほぼわかっているのかどうか」。
 「もしかして新型コロナウィルスの遺伝子配列で悪性のもの、そうでないものの見分けが定かではなくても有る程度把握しているのかどうか」。
 「新型コロナウィルス感染で致死しやすいタイプの人が限られていてその数は少ない事がわかっているのかどうか」。
  
 実際にそうなのかはわかりませんが、大体上記のようなケースです。
 最近はその他の国でもロックダウンや外出自粛しつつあるようです。
 上記の観点で有る程度の事が把握できて来たからなのか?それとも単に経済的ダメージを考えているだけなのか?など、よくわかっていません。
 しかし一方では「発症が単に5月から10月とかには少ないだけで、潜新型コロナウィルスに感染していてその潜伏期間にヒ人へ感染させる勢いは冬季などと殆ど変わらない」と言う事が(実際にどうなのかはわかりませんが)もし仮に有るのだとしたら、規制が緩められた間に感染が広がる事にもなるわけで、それがこの秋以降にどうなるのか?となって来るわけです。
 有効なワクチン、特効薬、治療法が未だ見えて来ていない今の状況では、やはり油断禁物と思っています。
 一方で若くて健康な人達は、「仮に感染しても発症、重症化はしない確率が高齢者や持病の有る人などよりは低い」ので「自分が発症するような年齢や健康状態になる頃には有効なワクチン、特効薬、治療法が出て来るさ」と思うのかも知れません。
 「自身が感染しても発症せず、かつ決して他の人に感染させない」、と言うのならその考え方も場合によっては悪くはないのでしょうが、果たしてこの新型コロナウィルスの正体がどのようなものなのか? そして今後どのように変異するのか?など未だ見えない所が多い、と言うのが現状ではないか、と思っています。