山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

4回泣ける?「コーヒーが冷めないうちに」

2018-10-06 20:02:14 | アート・文化

 昨年本屋大賞にノミネートされた小説(原作・川口俊和)を映画化した「コーヒーが冷めないうちに」を観る。監督は映画デビューの塚原あゆ子。とある街の喫茶店のある席に座ると望んだとおりの時間にもどることができるという。そこに訳ありの人物が訪れてタイムスリップ・ストーリーが始まる。ただし、過去に戻ってどんなことをしても現実は変わらないなどのルールがある。

      

 そのなかに、過去に戻れるのはコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ、というルールがある。その喫茶店の主人公が有村架純が演じる。脇を固めるキャストには、石田ゆり子・薬師丸ひろ子・吉田羊・松重豊らが配置され、わけあり人物を好演する。「起こってしまったことは変らない。でも、人の心は変ります」「過去は変えられないけど未来は変えられる」というのがこの映画のメッセージのようだ。心温まるエピソード満載で感極まるシーンがあったが、4回は泣けなかった。有村架純の凛とした姿と所作が印象的だった。

   

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