楽しい老後を求めて

高齢者の生き方を模索した日記風です

庭の花木(88)

2005-10-21 08:42:00 | Weblog

おけら(2) この前よりアップして撮った。半月たった今は枯れて昨日刈り取った。菊科の多年草。山菜。利尿剤、健胃剤。雌雄異株。丈夫な花で、手入れしなくても毎年よく花を咲かせる。

午前中。「物忘れ予防教室」参加者約25名。保健センターから数名。「タオル体操」の講師1名。昼食後散会。個人参加昼食費200円。(米0.5合は会で負担。)あと来月1回のみとなった。それなりに成果を挙げえたと思う。しかしこの問題は老人クラブとしても常時意識し、活動の中で取り上げ継続しなければ成果は上がらないと思う。年間5回のみの教室では不十分だ。クラブの自主的な取り組みをして、会員が出来るだけ認知症にならないように活動していきたい。

庭の花木(87)

2005-10-20 10:11:57 | Weblog

「白い小花と松葉菊」 小花の名は未詳(キャンディタフトの一種か)。松葉菊は群生しているが、ここに偶然一花混じってをりコントラストが面白かったので写す。ツルナ科 常緑多年草 南アフリカ原産。季語は夏。
俳句
石垣に咲くや下田の松葉菊  筲人   蛇の尾のかくれきらずに松葉菊 耕一郎

今日のGBは12人と盛況。ただしプレー中、終盤に、テレビ局の人たちが数人来て、この近くに放置されていた車が、行方不明者のものだったから、情報が欲しいと、インタビュウを開始し、水を差された。誰も放置されていたのは知っていたが、それ以上のことは知らなかった。けだし物騒な話だ。


市内点描(7)

2005-10-19 11:14:23 | Weblog

全国スポレク大会(ゲートボール大会)3 10月3日市営グランド。好天のもと盛会。

下火が噂される中、1000人前後と思われる参加の大会をみて安堵を覚えた。こんなに全国に愛好者がいることは嬉しいことだ。ただ若い人が少なかった。今後の最大課題である。プレー技術の奥の深さは、この競技の魅力である。毎日少しでも前進したい思いが、次の日のプレーえの執念をかきたてる。

午前中市の基本内科検診。11月の地区老文化祭の出演種目を女性部に決めてもらう。合唱と決定。午後、絶好のGB日和、5試合プレー。

今日の読書 「元気」五木寛之著。

いつも日常的に、必然的な問題「死」を考える。この書は非常に元気を与えてくれる書だ。元気とはもともと道教から出た言葉なそうだ。死を迎えた時は、割り切って、感謝し欣然とまではいかなくても、明るさをもってそれを迎えたいと思うのは私だけだろうか。「人は元気の海から生まれて、元気の海に帰る」という思想は頷けるものがある。なお読み進めて学びたい。

庭の花木(86)

2005-10-18 09:07:26 | Weblog

 撮影から半月たった今大分色づきも濃くなった。カラスが来るようになったのでネットをかけて防いでいる。ころあいを見て採り焼酎で渋抜きして2,3週間して甘くなったら食べる。右の大きい木も柿で沢山なるが、堅く渋みが強く、まだ渋抜きに成功したことがない。何か方法があると思っている。色つきも遅く未だ青い。左の野菜はズッキーニ。
俳句

柿食へと天より声や子規波郷  時彦    旅人に奈良茶粥あり柿日和  杏芽

馬塚のしんと吹かるる柿の村  しゅら  柿赤し美濃も奥なる仏たち  譲二

今日の読書 (1) 「厚物咲」中山義秀著 昭和13年発表。芥川賞受賞作品。

対照的な性格の瀬谷と片野を主人公に展開される。片野は極端に吝嗇でずるく、ずうずうしい。しかし彼は観賞用の菊の栽培にかけては天才的だ。幼時から友人の二人は片野の晩年まで奇妙な交際が続く。 

(2)  「二十世紀の遺産」 永井陽之助編。 昭和60年 文藝春秋刊。

政治学者永井のほか多数(40人以上)の著者が「20世紀とはなにか」について執筆している。624頁の大作である。戦争の世紀。大量殺戮の世紀。その他色々な分析が各著者毎になされている。20世紀の「遺産と教訓」を考察し、21世紀これからの指針としていかなければならないと思う。

昨日、グランドゴルフ大会。約100名参加。9ブロック対抗。男、女、混合、各2回戦。私は会場で昼食の準備をし、選手を激励し、すこし観戦してから帰る。結果はまだ聞いていない。他地区は長年、日常プレーをしているし、我チームは今年初めてクラブを買い、数回練習したのみだから、おそらく下位だろう。しかし健康維持に大いに役立ったと思う。ただ妻が帰ってから聞いたら朝9時から4時までの大会は疲れたとのことだった。日差しが強くプレーよりもむしろ、観戦中が疲れたとのことだった。終了時間が遅かったので、当初予定した反省会は中止とした。
また昨日は「健康教室」の準備。会員加入活動、1名(男)の加入を見た。午後は隣町の交通安全GB大会の練習に参加。
今日早朝、妹のところに、野菜(からし菜、白菜、大根)を貰いに行く。帰路、道路わきの無人売り場から、林檎(品種失念、赤く大きい)5個200円と安いので買ってくる。昼前スーパーに買い物。刺身用秋刀魚1匹、30円と安い。豊漁らしい。もやしも安く1袋10円。

庭の花木(85)

2005-10-16 06:46:42 | Weblog

コルチカム 別名イヌサフラン。秋植え球根。原産地、ヨーロッパ他。奥の庭、樹下にある。日当たりがよく排水の良いところを好むので移植しようと思う。左となりは、「水引草」
俳句

さふらんの花咲きにけり薬祖神 月斗   サフランに土の爽涼あさゆうべ 蛇笏

サフランや読書少女の行追ふ目  波郷

今日の読書 「脳の整理法」(2)

偶有性が脳を鍛えるとのことは頷ける。何が必然的なことか、ランダムか認識しなければならない。その上で希望を無くさず偶有性に挑戦し体験を深めていくことが脳の整理に繋がる。創造性は他者とのコミニュケーションをする能力と大いに関係があるということは頷ける。だから対人関係に神経を集中し、その心理を推察し、試行錯誤しつつ脳内の認識を整理していくことが大切と同感した。

昨夜までの雨がたたり、今日のグランドゴルフ大会は明日に順延された。早朝、弁当屋にそのことを連絡。午前、きのこ取りに出かけた。山についてから、近くに熊が出たとの報道が最近あったことを思い出し山中に入らず帰路につく。あとは一日昼寝したり庭にでたりのんびり過ごした。CDでグノーのアベ・マリアを聞いていたらふと若い日のあることが思い出され感傷的になり胸中が揺れた。音楽とは本当に不思議なものだ。昨日、九ちゃんのドラマのラストシーンには泣けた。年とると涙腺が緩むようだ。

庭の花木(84)

2005-10-15 07:02:49 | Weblog

。9月30日撮影。今年は沢山実がなった。虫食いも少なかった。撮影時にはまだ毬が残っていて実も落ちた。今はすっかり落ち終わり、空毬を掃いて燃やしている。これから間もなく落葉の季節を迎える。これの葉は、一度に落ちないで苦労する。ぱらぱら少しずつ落ち、小雪のちらつくまで続く。毎日落ち葉掃き、焚き火が続く。
「栗の俳句」

行く秋や手をひろげたる栗のいが  芭蕉    童等と落栗拾ふ山の僧  迷子

死の見ゆる日や山中に栗おとす  不死男  栗むきて夫婦は黙の刻多し 冬一郎

朝は小降りだったので木の枝を焚き火する。その後本降りになった。あす、地区老連のグランドゴルフ大会があるので、準備の買い物し、昼食配達を依頼してくる。私は手術の跡がまだ時々痛むので、大事を取り欠場とした。

今日の読書
1.「脳の整理法」茂木健一郎著。(先ごろ小林秀雄賞受賞の脳科学者)2005年9月刊。ちくま新書

情報過多な現在、その整理法をマスターすることが大切と思い、昨日たまたま書店で見つけ購入してきた。

2.「好きになる数学入門 1」宇沢弘文著。 岩波書店刊

全6巻の1巻。「方程式を解く。代数」の巻だ。中学の時、習った問題だ。中高生から大学生、一般社会人まで対象の入門書と謳っているように割と平易な書だ。しかい私には結構難しい。頭の体操と思って時々挑戦している。効果上がればよいが?


庭の花木(83)

2005-10-14 16:39:17 | Weblog

貴船菊(2) 白に遅れて咲き出した。本数が少ないので大切にしたい。

虚子の俳句(2)

濡縁に雨の後なる一葉かな        葡萄の種吐き出して事を決しけり

天の川のもとに天智天皇と臣虚子と    秋風や最善の力唯尽す

庭の花木(82)

2005-10-13 10:55:34 | Weblog

「紅シタン」
中国原産 昭和初期渡来 挿し木、実生で簡単に殖える。常緑小低木。庭植え 盆栽。美しい実なのになぜか歳時記に見当たらず、従って俳句も見当たらず。渡来が比較的新しいためか。
「虚子の俳句」 虚子の俳句はどれも平易で分かりやすい。 そして深みがある。味わいがある。

我が息を吹きとどめたる野分かな     秋晴の門にさわぐ子僧病めり

石段を下り来て映る秋の水        一筋の大きな道や秋の風

さびしかりしよべの十日の月を思ふ    人生の台風圏に今入りし

昨日、山の神温泉「幸迎館」にて中学の同級会。23名出席。一年遅れの喜寿祝いを兼ねる。2年後、米寿祝いの再会を約す。暫くぶりの再会に話が弾んだ。なかなか豪勢な設備のホテルだし周囲の山の景色も良かった、豊沢川を見下ろす広い露天風呂も野趣がある。ただし湯がぬるく、すぐ室内の大風呂に戻った。

今日の読書 「認識論入門」茅野良男著 (講談社現代新書)

私たちは寝てるとき以外は常に何かを認識し考え判断して生活している。それは又行動する意志の元にもなっている。正しく認識するとは如何にしたら良いのだろうか。認識といかなる作用、現象なのだろうか、じっくり読んでみたい。

庭の花木(81)

2005-10-11 06:48:37 | Weblog

「真弓」
ニシキギ科。昔この材で弓を作ったことからこの名がある。雌雄異株、紅葉も美しい。実は遅くまで残り初雪の頃まで残っている。長く楽しめる木である。以前園芸店から1本買った木であるが自然に殖え、現在、屋敷の中に適当に分けて3本、それぞれに鑑賞し楽しんでいる。1本は雄株か実がならない。
「俳句」

檀の実持てば嶺越しの風の音 楸邨  しんじつを籠めてくれなゐ真弓の実 比奈夫

墓みちや花かと見えて真弓の実 白祗   真弓の実華やぐ裏に湖さわぐ 岳陽 


今日の小句会(5人)。私の選んだ句。

山門に弾痕あまた虫すだく          どこまでが風の底辺秋の蝶

巫女だまり露の草履を揃へをく        耳に火を眼に風放ち鵙去りぬ

庭の花木(80)

2005-10-09 07:44:04 | Weblog

ほととぎす(白) 書斎前の庭。白は上品な感じを受ける。右のマンジュシャゲの赤い色とコントラストの美しさを見せている。ライラックの樹下。

今日は一日、遠野市、宮守で吟詠会、四教場合同段伝位審査会。当教場からは2名参加する。それぞれ三段、四段に挑戦。受審者は全部で21名だった。皆真面目に真剣に吟じた。審査の先生から講評があった。概要を記すと、一般に、吟の時間が短かった。衣服のボタンは掛けること。ポケットの蓋は出しておくこと。男子は手を軽く握って脇に伸ばすこと。目はまっすぐ正面を見ること。アクセントを正しく発音し吟じること。など指導があった。
懇親会に参加し、4時半ごろ無事帰宅した。