楽しい老後を求めて

高齢者の生き方を模索した日記風です

庭の花木(78)

2005-10-04 11:32:27 | Weblog

おけらの花 季語は夏だが今盛んに咲いている。花がはっきり写っていないが、接写もしたので次の機会に載せる。キク科の多年草。薬効もある。野草。地味な花だが毎日蜂が訪れてくる。 どかか棄てがたい味のある花だ。
「俳句」
思へどもうけらが花の宿世かな 越人 花うけらかも乾燥花かも知れず  比奈夫
 
小雨だ。何となく気が滅入る。ショパンを聞く。「子犬のワルツ」「舟歌」「別れの曲」その他。

○今日の読書 「人間の本性を考える」ピンカー著(ハーバード大心理学教授)より

「特定の脳障害のある赤ちゃんは、しばしば特定の心理能力を永久的に欠如したま

ま成長する。標準設計に変異のある人は、心の働き方にも変異がある。前頭葉の灰

白質の量は遺伝的影響を受け、また知能とのあいだに有意な相関関係がある。アイ

ンシュタインの脳を調べたある研究によれば、彼の脳は空間的推論と数についての

直感に関する下頭頂小葉という部位が非常に大きく、変った形状をしていた。ゲイ

男性は視床下部の前方部にある第三間質核が小さい傾向がある。殺人犯や凶暴性の

ある反社会性のある人たちは、意思決定や衝動の抑制をつかさどる前頭前皮質が小

さく不活発な傾向がある。」  読後、また「弱体化する生物日本人」の著書を思い出す。