楽しい老後を求めて

高齢者の生き方を模索した日記風です

庭の花木(97)

2005-10-31 11:57:56 | Weblog

クローバーの1種と思う。 数年前近所から貰う。春以来咲き続けている。10月11日撮影。年中楽しめる。

昨日は温泉ホテルでの、50台後半で癌で亡くなった友人の三回忌の法要に出席。早いものだ。孫たちも5人ほど加わり賑やかな法要となった。友人の妻も3世代同居世帯で暮らしているのが救いのようで明るく振舞っていた。こうしてみるとやはり子や孫との同居は高齢者にとって大きな安心だと思う。若いときはそう思わず、遠くに離して仕舞う。社会福祉の充実による老後施設の拡充が望まれる。

今日午前中来月のゲートボール大会のメンバー確保の為3名訪問。1名出場の確約を得る。合計6名の確保なので一応安堵した。出来れば交代要員としてあと1名欲しい。8名が出場制限枠。



 

 


庭の花木(96)

2005-10-30 09:01:22 | Weblog

紫式部  10月11日撮影。裏の庭 

クマツヅラ科の落葉低木。和名は紫色の優美な実を、平安朝の才媛紫式部になぞらえてつけられた。実紫とも言う。

俳句

うしろ手に一寸紫式部の実  展宏    女等は声深めゆき実むらさき  知世子

渡されし紫式部淋しき実   立子     をみならの山旅の荷に実むらさき  亨 

 

 


庭の花木(95)

2005-10-29 06:57:29 | Weblog

ほととぎす(4) 10月11日写す。以前の種類より大きく見ごたえがある。今も咲いている。花期が長い。種類も多い。左は藪蘭。花もほぼ終った。今朝この近くの萩を刈り取って庭が明るくなった。いよいよ庭の冬支度が始まる。

今日は市民芸術祭参加「吟詠剣詩舞道祭」が文化会館であり1日費やす。観客も例年より多く、地元テレビ局もきて全部収録した。特別番組で総て放映されることだろう。盛会で運営役員の一員として安堵した。反省会に参加後午後5時半帰宅。わが吟詠会の合吟は男女とも良かった。真面目、かつ真剣に練習した賜物と思う。

庭の花木(94)

2005-10-28 09:26:37 | Weblog

石蕗(つわ)の花 10月18日。つわぶき。キク科 日本原産 山菜、薬用。観葉植物としても庭に植えられる。半日陰を好む。季語は冬。バック暗すぎた。

俳句

静かなる月日の庭や石蕗の花  虚子  石蕗の花突き出してゐる日向かな 敏郎

石蕗咲いて古径山をめぐるなり 双魚   石蕗照りて針山の針あたたまる 貞子

昨夜アラン・ドロン主演の「リスボン特急」を見てから寝たので私としては遅く寝た。ドロンは犯罪に関係する役が多いようだ。超美男だが冷たい感じが適役だ。女優のカトリーヌ・ドヌーブも美しい。ブルーを基調とした画面は暗いが、ストーリーとあう。ヘリを使う強奪シーンは現実離れして荒っぽい。と思うが現実の犯罪にも、こんな事があるのだろうか。しかしアクションドラマのワンシーンとして理屈抜きで楽しんだ。最初と最後のシーンが同じと言うのも気が効いている。なにげないワンシーンだが、街の女が正しい情報をドロン扮する警部にせっかく知らせたのに、警部の情報無知のため、誤解を受け、罵られ叩かれ署から追い払われ、好意を寄せる警部を悲しく見つめ泣いて立ち去るシーンは、上手かった。暫くぶりでドロンを見て、昔ギャバーンとの共演の映画(地下室のメロデー ?)や(太陽がいっぱい)等を思い出した。

庭の花木(93)

2005-10-27 07:23:08 | Weblog

 種類が多い。江戸菊の一種だろうか。図鑑を見ると西洋種のものもある。原産 中国。奈良時代に渡来とされる。近所に厚物、管物を見事に咲かせコンクールに出品し入賞しているご夫婦がある。いつも出品後数鉢貰う。私は不精なので作らず、自然派、そして鑑賞派。そして食用派。すなわち野暮な現実派。
俳句

菊の香の闇ふかければ眠るなり きくの   白菊とわれ月光の底に冴ゆ 信子

菊咲けり陶淵明の菊咲けり  青邨   菊白く死の髪豊かなるかなし 多佳子

昨日今日GBともに3勝1敗。相手の作戦ミスとあせりに勝因あり。技術面は半々。私のタッチミスは2回。尚練習の要、大いにあり。

庭の猫(3)

2005-10-26 08:09:53 | Weblog

1週間前写す。10日ぶりぐらいに来訪。池の側。ネットをかけているので金魚は大丈夫。時には手前の濡れ縁に上がって部屋の中を覗き込んでいることもある。シュウカイドウもまだ咲いていた。足元の左、ヤブコウジの実が赤く生っているが小さな実なのではっきり見えない。来れば鳴いて餌をねだるが、猫嫌いの妻が嫌がるので呉れていない。暫くすると諦めて帰っていく。

昨夜吟詠会の例会。市芸術祭出演の最終の練習をする。ほぼ満足の成果を得た。男女各合吟のほかに、私の会長吟があるのでその練習もする。吟題は、孟浩然の「春暁」を選んだ。出だしの「春眠暁を覚えず」の文は知らない人がないと思うくらい有名である。そして「目覚めて鳥の声を聞き、思い出すと昨夜風雨があったようだがせっかくの花がどのくらい散ったのだろうか」と続く。春の感じがよく表現されている。作者は盛唐(689~740)の人である。生涯官途につかず、郷里で過ごした。五言律詩に優れた田園詩人。

庭の花木(92)

2005-10-25 06:42:13 | Weblog

紀伊上臈ほととぎす。 10月10日写す。名前の通り上品な感じを受ける花だ。下垂し、花の中に赤茶色の斑点を持つ。覗き込まないと見えない。私も暫く最近まで気づかないでいた。花は1週間ぐらいで凋むが次から次と咲き1ヶ月位は楽しめる。鉢植えも良い。昨年株分けして2ヶ所で咲いている。まだまだ増やしたい花だ。

昨日の午後のGBは1勝3敗と散々だった。敗因は私の作戦的な要素が強かった。1ゲート通過後の初戦段階で相手が有利な情勢が多かった。それを挽回するべく、あせったのが敗因だ。初戦のボールの配置状況でどうしても敗戦が避けられないと思われる時がある。この時に対抗策としての落とし穴がある。それは「あせり」である。そのために無理してもダブルタッチを作ろうとボールを集める。相手はその弱点を見逃さずタッチで攻撃してくる。成功の確率が高い。ライン際なら良かろうと思ってボールを集めて配置してたら巧みに攻撃された。それではどうすればよかったのだろうかやはり冷静に思考しライン際に散開する以外にない。そして相手のミスを待つしかない。そこに勝機が生まれる可能性もあった。じっと我慢、忍耐の体勢だ。それでも挽回できなければやむを得ないと諦めねばならない。そして緒戦になぜ劣勢にたったのかを反省し、改善を期す事だ。考察するに、その主因は各選手の力量の差のことが多いと思う。すなわち第1ゲートの通過技能、通過後のボール配置を主将の指示どうり距離をコントロールする技能の改善だ。勿論緒戦の作戦指示のミスのこともある。こうしてみると。GB競技には人生全般の行き方に共通する面が多々あるようだ。だから面白い。

庭の花木(91)

2005-10-24 06:48:32 | Weblog

友禅菊(2) 10月5日撮影。別名 ニュウヨークアスター。以前に写した花と葉の形状が違う。花はほぼ同じ。200を越える品種がある。切花用の「白孔雀」もある。丈夫な花である。

岩手山に初冠雪があった。昨夜はどうりで寒かった。日本シリーズを見てから床に入った。阪神良いところなし。和辻哲郎の「風土」を読みながら床に入ったが、寒くてなかなか眠れなかった。そこで起き上がり、電気毛布を探して着用しいつしか眠りについた。猫年?生まれみたいで、情けなくなる。「風土」今読んでも参考になる。名著と思う。

庭の花木(90)

2005-10-23 07:17:38 | Weblog

朝顔(2)10月18日撮影。奥の庭 うこぎ垣に隣庭から越境。このような越境は歓迎。日差しが弱まった為か1日咲いている。まだ当分見られそうだ。ただし今日は雨降りなのでしぼんでいた。

寒い日だ。初めてストーブを焚いた。石油代が上がっても、老人は寒さには堪えられない。血圧との関連もある。どっかで生活費を切り詰めねばと思う。
テレビ討論で「靖国問題」を見た。賛否両者の意見が噛み合わずに終った。世論もほぼ半々なようだ。難しい問題だ。しかし戦後60年の総決算の一つとしてどうしても避けられない問題と思う。対外的な立場もあるが、われわれ日本人自体としても、戦争史観をどう捉えるか、今後の生きかたの視点からも大切な問題と思う。敗戦国として日本だけの問題なのだろうか。ドイツでどうだろうか。たとえば政府がヒットラーを祀って慰霊しているとか、していたならばと仮定したら等々。日本の「神」に対する概念は諸外国と違うとは思うけれど、いろいろ考えさせられる。その後、某テレビの「高齢者の医療費負担」についての番組を見る。これも大きな問題だ。前途多難。

庭の花木(89)

2005-10-22 09:09:51 | Weblog

吊り花の実 10月5日撮影。奥の庭。ニシキギ属。歳時記に季語、例句見当たらず。山中で目だって美しい実なのに不思議である。別な歳時記にあるかもしれないのでこれから探してみる。「木の実」一般に入るかもしれない。「吊り花の実」を季語として使っても成り立つと思う。

昨日はよく晴れて午後GB(ゲートボール)が出来たが、今日は生憎の雨で出来そうもない。ウイルスバスター2006版の案内が来たので早速インストールする。従来より簡易に出来るようになった。なお他社に、低額な対策ソフトが出来て加入が伸びているようだ。今回私も迷ったが、この前のミスえの対応も誠意を感じられたし、ある程度評判も参考にして継続することにした。内容にあまり差がないようであれば、相当価格差があるし、やはり安価なほうが良いわけで、今後の評判を参考にして比較していきたい。

今日の読書 「世に棲む日々」全3巻 司馬遼太郎著。文芸春秋刊。

幕末、長州藩の若者達を吉田松陰、高杉晋作を中心にした小説である。なぜ回天の行動を起こすような若者が多くこの藩に生まれたのだろうか、史実を元に著者は深く問題を掘り下げていく。松陰を人を疑うことの少ない青年として描いている。そのため吟味役の誘導尋問に、聞かれもしない間部老中の殺害を企画したことを話し、自らを死刑に追い込んでいく。その弟子、高杉は破天荒行動力で頭角を現していく。惜しむらくは若く病没する。2人とも20歳代の若い生涯であった。