楽しい老後を求めて

高齢者の生き方を模索した日記風です

2月のくらし(8)

2014-02-27 09:40:55 | Weblog

おくら (賢治の農作業小屋兼トイレ)


昨夜は俳句会。6名参加。私の選句から2句。「早池峰に星のまたたき神楽宿」冬の大迫の情景。「一発の烽火壺天に抜ける春」烽火の音に作者は早春の息吹を感じた喜びの句。


漱石の「明暗」三分の一ほど読み進んだ。やはり他愛ない日常会話の連続だ。しかし津田の細君のお延の心理描写が細かく優れていると思う。やはり文豪は違う女性心理を随分研究観察というか考察していると思う。しかしストーリーは退屈だ。折角読み始めたのだから他の本と併読しても続けて読もうと思う。


先日地元の小学校から3年前から始まった恒例の課外授業として4年生に詩吟を教えてほしいとの依頼を受けた。時間は1時間20分だ。5名で行って漢詩、短歌、俳句、近代詩を披露し、その後生徒に実技として漢詩を教えることにした。その準備で忙しい。


2月のくらし(7)

2014-02-21 16:59:44 | Weblog
p>井戸小屋   昔はよく見かけたが今は珍しい


昨日と今日は連日ゲートボールで遊んだ。練習のかいがあってプレーの成果があった。
スポーツはなんでも練習が大事だ。満足がいくプレーができると心から愉快だ。この快感が忘れられず、少々体調が悪くても参加したくなる。


漱石の「明暗」を読む。新聞連載中、作者が亡くなったので未完の長編だ。
まだ読み始めなので、主題がなになのかわからない。登場人物の他愛ない
日常の会話の連続だ。


昨日この前取り上げた小学生の俳句集を買ってきた。小林凛著「ランドセル
俳人の五・七・五」だ。未熟児で生まれ病気がちで動作ものろく学校ではいじめの対象だった。先生に話しても知らぬふりだった。母と祖母の手記が添えられていて分ったのでが、本当にこんな無責任な先生がいる現状なのだろうか。驚きだ。耐えられず不登校の児童であるが評判の通り天性の俳句感覚には脱帽だ。皆さんにも一読を薦めたい。それに語彙の深さにも感心する。
一般の読書も広範と思う。


2月のくらし(6)

2014-02-16 13:36:44 | Weblog
p>寒林  (散歩の景色)蕭条としている。

今日は大雪注意報のわりには穏やかな天気だ。午前中はグランドゴルフ
愛好会の仲間と輪投げをして遊んだ。参加者は13名だった。4ゲームした。女性会員の作ったカレーライスの昼食を食べて散会した。

昨日夕方の報道特集で小学生の俳人を取り上げていた。現代俳句協会会長の
金子兜太氏も激賞していたが、上手なのに驚いた。朝日新聞の全国版の俳壇
にも何回も入選しているそうだ。いじめにあい、学校に言っても埒があかないので、自主不登校していた少年なそうである。句集を出版して静かなブームを呼んでいるとのこと。俳句の中の感心した一部を取り上げる


「影長し竹馬のぼくピエロかな」「ブーメラン返らず蝶となりにけり」
「いじめ受け土手の蒲公英一人つむ」


2月のくらし(5)

2014-02-13 08:51:56 | Weblog

p>神仏参拝記念塚 (農作業小屋前。農道際)

寒いけれども雪が降らず楽だ。この前の大雪には閉口した。除雪機は予約でないと買えないそうそうだが、今回は迷ったが予約しなかったが、次回は予約しようと思う。
昨日は午前中歯科に予約診療。最終型どりだった。左奥歯の義歯2本は不注意で無くしたし、右の奥歯2本は医師の判断で抜歯してあり、ここ2か月間噛むのに苦労している。いよいよ来月義歯が完成する段取りとな待ちどうしい。

ウイルスバスターから回答があった。コンピュータースキャンを試してみて正常に機能するなら今回に自動無料でインストールされたマカフィーは除外しないでもよいとのことだ。1時間かかったがスキャンして異常が無かったので、このまま様子を見ることにした。

昨夜俳句会。5名参加。私の選句より2句取り上げる。「ソチ五輪地球飛びだすボードかな」早速オリンピックを取り上げた社会性俳句だ。「言い訳をして冬眠の放屁虫」
嫌われ者の虫も小屋の中に入って寒さを凌いでいる。人にもこんな人もいる。擬人化した滑稽な軽みのある句だ。雑談でスキーの高梨選手の4位は真に残念。信じられないような結果だと話に花が咲いた。


2月のくらし(4)

2014-02-10 12:51:39 | Weblog

詩碑の丘(東を望む、北上川、下ノ畑方面)

今朝は1番寒く、軒下で-12度あった。昨日は1番の大雪で、雪かきに
苦労した。
午前中はゲートボール、寒いのだが好きだから苦にならない。4ゲーム参加
した。
「草枕」を読み終わった。中学1年の国語の教科書の懐かしい文章がでてくる。峠の茶屋の場面だ。漱石が俳句的な小説と言っているので、芸術的、文化論文章がふんだんに出てくる。しかも半分ぐらい漢語体なので辞書なしで読めない。画家である主人公の私と旅館の美しく風変わりな娘の那美との交際の物語も作者はあまり力を入れていないようだ。

パソコンのセキリテー問題で疑問がありウイルスバスターに質問を出した。それは新たにウイルスバスターをインストールする際、マカフィーマルチアクセスを除外したのに最近マカフィーセキリテーのアイコンを見つけた。ページを開いたらいろいろ書いていたが、そのなかに「ウイルスバスターは正常に働いています」とあったので、そのままで良いとも思ったが、念のため二重の弊害が出ないか問い合わせ中だ。

今日の投稿は試験的に太字にしてみた。私のPCではいつも文字が細く見ずらい。

 

 


。。


2月のくらし(3)

2014-02-07 11:35:30 | Weblog

雪の賢治碑

今日の午前中は昨日に続いてゲートボール。2試合のみプレーに参加して
来た。休憩時間に健康の秘訣を聞いた。96歳の男性はスポーツをすること
50歳代までは、よく選手として大会で 短 距離を走った。今はゲートボールと卓球だ。90歳の男性からは、よく指圧すること。風呂場で、脚の裏側、足の裏のマッサージ。90歳代の女性からは夕食後の焼酎一杯の晩酌などであった。

「破戒」を読み終える。丑松の苦悩が良く分る。皆にの身分を勇気をもって告白したことは称賛に値する。ただ丑松が最後に先生を辞してアメリカに行く筋書きに対して、ある関係団体から敗北主義との批判を受け、この本が一時絶版の憂き目になったそうである。自然主義文学の傑作と思う。

今日は漱石の「草枕」を読み始める。


2月のくらし(2)

2014-02-04 08:11:29 | Weblog

冬の庭より道路を望む

昨日は節分。無事息災を祈って夜豆まきをする。昔からの行事なのでやらないと収まらない。ピーナツなので回収しやすい。昨日ゲートボールで聞いたら、どこでも、ピーナツらしい。仲間の奥さんが77歳で亡くなったとのことだ。いつも病弱な夫のことを心配して、無理なプレーをするなと言っていると聞いていた。だから奥さんは丈夫な人だと思っていた。ご冥福を祈る。

パソコンを買い替えた訳だがXPを12年使った。当時囲碁仲間から誘われて
花巻シニアーネット(HSN)というパソコン学習団体が出来たので加入しないかと誘われ加入した。その後、その会の担当の人と店に行って選んでもらってPCを購入した。一応文章を打ち込めるまで学習し、後は学習はほとんど休んでいる。
ただし、いろいろアドバイスを戴いてきた。懇親会には参加するようにしている。この機に根本的に学習しなおそうと、自宅で参考書を見てワードを学習している。

昨日は島崎藤村の「破戒」を読む。読書も脳の活性化に良いとのことなので、物忘れの多いこの頃、その対策の一環をして過去に読んだ名作を再読している。半分ぐらいまで読んだ。若いころ映画でも見た。池部良の主演で、その若々しい演技で、特殊出身の青年の苦悩を現したのを鮮明に
覚えている。恋の相手役は藤村志保だったと思う。


2月のくらし(1)

2014-02-03 13:41:45 | Weblog

屋敷神  散歩の風景

今日午前中ゲートボール。室内は第1ゲート通過が難しい。僅かに中心点
からずれると球が曲がってゲートに引っかかる。2回は1回で通過したが
後の2回は手こずって数回かかった。

今日の俳句(天為2月号より)

有馬朗人主宰の句(15句より5句)

満月をまぶしむ遮光土偶かな   過去へ抜けるトンネル一つ曼珠沙華

悪童老い易し通草の既に熟れ  秋深む村に首無し六地蔵

哲学の道蓑虫も黙考す

私の句(主宰選5句)

唐辛子遠き日に見し旗の波  水澄みて水かまきりの棲みつけり

平家琵琶声涙下る虫の宿   ノーメル賞などとはしゃぎておでん酒

喇叭ズボン屋根屋走りし颱風裡