楽しい老後を求めて

高齢者の生き方を模索した日記風です

29,7月の暮らし 2

2017-07-27 10:55:53 | Weblog

カルミア 裏の花壇。5月末撮影。

昨夜26日夜俳句会。4名。私の選句20句の中から2句。「勲章を一つも持たず青大将」機知に富んだユーモアの句。人でも名前、風貌が立派でも世間的には評価されない人もある。それで満足な人、不満な人。色々な人物像を考えさせる句だ。「ふんどし町七夕の竹林立す」ふんどし町とは田舎の一本だけある鄙びた町のことだ。そこのストリートに所狭しと七夕竹が飾られ道行く人達を楽しませている。小さな町でも繁盛し親しみを人々が感じ愛している町だ。昔ながらのローカルカラーたっぷりの情景を描写していて懐かしさを覚える句だ。私の1句。「裏の川土用うなぎは笯に泳ぐ

◎「貸山荘こもれび」の紹介 賢治と自然を愛する全国の皆さんへ

先般友人夫妻が貸山荘をオープンした。素敵な林の中の山荘で心癒される。宮沢賢治関係の場所、花巻温泉郷を訪れるには、もってこいの設備だ。簡単な炊事も出来る。コンビニ、レストラン等も車で数分以内で行ける。農家からの野菜も安く手にはいる。以下簡単に概要を説明します。興味のある方は、このブログのコメント、または直接山荘にお問い合わせください。

「貸山荘 こもれび」(佐藤うめ経営)の案内概要
木造平屋建て10坪・(和室1・洋室1・キチン)
連絡予約先 岩手県花巻市高松
。10-16-1☎0198-31-2341〇収容人員 5名。利用料1人1日 3000円。
〇その他。貸畑(無料)。陶芸、木工が出来る。山草、茸狩り可。
〇交通機関 (
車で)新幹線花巻駅(7分)花巻空港(10分)
          東北高速道路花巻南インター(15分)

                          以上。

  


29.7月の暮らし 1

2017-07-18 14:02:42 | Weblog

野のあやめ 5月18日 前の庭。増えて沢山あるが好きな花だ。

今年は玉蜀黍が豊作で良かった。昨年はさんざんだった。今朝収穫して食べた。少し近所にも配った。トマトも色づき初めて食べている。厳重にネットをかけたので鴉にも大丈夫だ。
昨日は室内ゲートボール。二人で参加してきた。
15日は文化会館で市の芸術祭参加の地区5教場詩吟の合同発表会だった。有意義であり、盛会だった。私は漢詩「春暁」孟浩然。を吟じた。平凡な明け方の暮らしを読んだ詩だが、平凡な平和な生活が何よりの幸せであることを教えてくれる。詩文は「春眠暁を覚えず 処々啼鳥を聞く 夜来風雨の声 花落つること知んぬ多少ぞ」。私は最近内なる自己のために詩吟に励んでいる。先般、日本詩吟学院の最高段伝位「総伝」を授かったので、今まで高段位を得ることを目標の一つとして励んできたがこれからは、他から授かる評価、すなわち見られる自己の評価も目的としてきたのだが、これからは主たる目標を内なる自己の向上を最大の目的として、吟じていきたいと思う。故人となられた学院の前理事長の木部先生が無の心を目指した吟を標榜しておられたが、私も、どこまで出来るか分らないがそれを目指そうと思う。

12日夜俳句会。5名。私の選句より2句。「わが人生いまどのあたり蟻の列」蟻の長い列がたまたま目に入った。どこかに移動中の様子だ。蟻は
よく働く。作者の人生と同じだ。また喪服を着た葬列にも見える。私の人生は今どのあたりだろうか。高齢になると、すべてこのような無常観を考える。「ソクラテスのやうな顔して蟾蜍」ユーモラスな句。蝦蟇の顔はグロテスクでもあり、何か深刻な問題を考えてもいるようにも見える。
私の一句。「打ち水し人待つ刻の長さかな」。