楽しい老後を求めて

高齢者の生き方を模索した日記風です

庭の花木(52)

2008-10-29 09:46:27 | Weblog

秋のベコニア(2) (10.15) 居間の前。霜が来るまで咲くと思う。

昨日は、21年度のわが老人クラブの会則改定案を作ってみた。来年度
私は会長を辞するので、その後の対策だ。現在、上部団体の地区老連、
市老連に加入しているのだが、その活動の、体育大会、文化祭に参加
するのに、何時も苦労している。それが後継会長を承諾してもらうのの
ネックになっている。若い会員達の意向を聞くと、皆その意見だ。だから
来年度以降は、60歳以上の懇親会、旅行等の町内に限っての行事を町
内会に実施してもらい、クラブは解散するという意見が大半だ。
そこで私の考えとしては、若干の財務残高も出ることだし、上部機関に加入
しないで、町内だけの会員の懇親、助け合いを目的にし、役員数も少なくし
て、小規模ながら会を存続させたいと思う。そこで役員会に諮問する原案を
作成してみた。

白い山茶花が次から次と花をつける。歓迎しないが毎日数匹の雀蜂が蜜
を吸いに来ている。刺されると困るので近寄れない。家の周辺に巣があると
困るのでここ数日調べてみたが見つからずほっとしている。どの程度が飛行
活動範囲なのか調べてみたいと思っていたが、2日前たまたまテレビで巣の
駆除の番組を見ていたら、現れる700m位の所に巣があった。我が家にも
遠くから来ているのかも知れない。毎年死者も出ている害虫なので油断でき
ない。


庭の花木(51)

2008-10-26 07:51:47 | Weblog

ホトトギス(白)(10.15)書斎前の庭。右は石蕗の葉。左はアセビ。

昨日はクラブで花巻温泉近郊の金矢温泉に日帰りの「懇親芋煮会」。。
飲み物代は会が負担。参加の会費は3000円と手ごろ。県立の広域公園
内の所だが、まだ早いのか、或は木の種類の為かあまり紅葉はなかった。
温泉は少しぬるかったが、高血圧の私としては丁度良かった。
女性達は来月の地区老連の文化祭に出演の手踊り「花笠音頭」を練習
兼ねて披露した。その後皆でカラオケを楽しみ盛り上がった。
私も暫くぶりにマイクを握り古い歌だが「すきま風」と「骨まで愛して」を歌った。
3時ホテルのバスで帰路につく。10名以上なので、送迎バスはサービスだ。
皆楽しく元気に過してくれ、企画した私もほっとした。
参加した一人暮らしの女性会員達が洩らしていたが、常日頃一人で居ると
本当に気が滅入るとのことだった。懇親会はその癒しになってくれたと思う。
参加者は16名(男5、女11)。

  

 

 


庭の花木(50)

2008-10-24 13:41:19 | Weblog

ツワブキ(1) (10.15) 書斎の前

生憎の雨だ。しかし晴天が続いたので、畑や伐採した木の枝は殆ど
片付けたし、柿も半分ほど、渋抜きの為、焼酎を付けて発泡スチロール
に密封した。2週間ぐらいで食べられる。
昨日午後、小雨模様だったが6名参加して3試合プレーした。

一昨日の俳句会には7名(男4.女3)の参加。句作もマンネリ化し今回も
苦労作句したが、なんとか10句発表できた。その時の句会である会員から
有意義な問題提起がなされ、興味深く聞いた。それは「現在、この地域(広く
含めて県内)の俳界動向として無難な花鳥諷詠的伝統的な句が、選賞され
ている。こんなことでは、益々現代俳句協会的、前衛、感覚的句が出句され
なくなってくる。現状は平易な、句のみ入賞している」との発言だ。
これに対して反論もなされた。「高浜虚子の高弟で夏草の主宰であった山口
青邨(明治25年盛岡生まれ。東大教授)が、私は、説明出来ないような難解な
句は採らないと言われた。句は伝統的平明がよろしいと。それで良い」
これに対し再反論があり「絵画でも平易な言葉で説明出来ない感覚てきなも
のが沢山ある。俳句も芸術である以上しかるべきものも認めていくべきだ。」
と言うものだった。この主張は真剣に考えていくべき問題と思った。
最後は何時もの和気藹々的談笑に終わって散会した。

今日の俳句(石蕗の花

ところ得し石の静けさ石蕗の花     いさを

石庭の石の間なる石蕗の花       京

夕闇に石蕗の明りのまだ昏れず     椿


庭の花木(49)

2008-10-19 09:01:02 | Weblog

秋のベコニア(10.14)居間の前。フエンス際。何時までも咲く。

今朝は霧が深かった。昨日の疲れがあり、何時もより1時間遅く6時
起床した。テレビ体操の後、刈り取った萩の枝を焚いた。

昨日は文化会館中ホールで市民芸術祭「吟剣詩舞道祭」に出演。私は
合吟2回独吟1回に出演した。準備の為11時会場入りし1時半開演。
3時半終演した。合吟は問題ないが独吟は何時もながら緊張する。猛
練習した甲斐があり普段の実力の80%位は出来たと思う。演目は
「垓下の歌  項羽」。 「虞や虞や汝を如何せん」の言葉で有名な詩で
ある。項羽は(BC232~202)の人。身の丈8尺といわれる力、才気
常人以上と言われた偉丈夫。しかし垓下で武運つたなく劉邦(後の漢の
高祖)に破れ、この地で愛人の虞は自刃し四面楚歌を聞きながら敗走
し彼も間もなく烏江で没した。吟じるに当たって、この項羽の心になり
切って、哀感の感情を込めて吟じた。

今後は11月2日県民会館である県芸術祭の出演吟の練習に励むこと
になる。


庭の花木(48)

2008-10-15 16:24:57 | Weblog

紀伊上臈ホトトギス (10.14) 奥の庭。

昨日午前中は詩吟の例会。18日文化会館での芸術祭出演項目の
総ざらいをする。
午後は市内開業医の脳神経外科を受診し腰部のMRIで検査してもらう。
今通っている整形外科にはMRIは無い。診断結果は、今までの診断
病名「脊柱管狭窄症」と違って「椎間板ヘルニア」とのこと。間欠跛行も
あり私も狭窄症と信じていた。今回は映像数枚にはっきり出た訳で疑う
べきもない。年齢上、手術は無理で、今まで通り整形で電気とマッサージ
治療を続けるようにとのことだ。そして脚を鍛える事で兎に角歩くこととの
アドバイスを受けた。これは難問だ。今10分も歩けば痛くて歩けなくなる
のが主症状だ。けれども、なんとかして、務めて歩き、治さねば。

今日の漢詩  涼州詩

涼州は今の武威市。前漢の武帝の時設けられた。唐代には異国情緒
溢れた国際的都会。唐の開元9年(721)玄宗皇帝に献上された歌を基
に各詩人が作った詩の題。今日の詩はその一つ。

涼州詩 (盛唐  王翰 

葡萄の美酒夜光の杯 飲まんと欲すれば琵琶馬上に催す

酔うて沙場に臥すとも君笑うこと莫れ 古来征戦幾人か回る 

            

美味い葡萄酒を、夜光の杯で飲む。 その時馬上で誰か琴を鳴らした。

酔って砂漠に倒れても笑ってくれるな。 昔から出征して何人が帰還したか。


庭の花木(47)

2008-10-13 10:39:55 | Weblog

ツリバナの実(2) (9.20)奥の庭。今は実も大分落ち紅葉している

快晴。今朝日課の自転車で近所を走ったら、大分寒かった。6度だ。
これからは日毎に増すだろう。1週間ほど前何時ものコースを走って
いたら民家の庭から大きな狐が出てきて私の前の歩道を横切りまた
点在する民家の庭の方に消えた。早速近所の人に確かめたら、よく
でるそうだ。最近増えたと言っていた。巣は賢治の「下ノ畑」跡の北上
川の岸辺の林らしい。見た場所まで数百米有るのだが、禁猟区だし
餌を求めて来るのだろう。

中国、北宋の詩人、蘇東坡(1036~1102)の漢詩を読む。代表作は
長詩「赤壁賦」ではなかろうか。しかし一般に最も知られているのは「春夜」
だろう。

春夜(七言絶句)

春宵一刻直千金          花に清香有り月に陰有り

歌管楼台声細細          鞦韆院落夜沈沈

春の夜はひと時が千金に値するほど。花に清い香りがあり月は朧。

高殿の歌や管弦の音はか細い。中庭にはブランコが下がり夜は更けゆく。


庭の花木(46)

2008-10-10 09:18:36 | Weblog

吊り花の実 (9.20) 奥の庭。実際はもっと色鮮やかで赤い。

昨日は午後暫く振りでゲートボール。8名参加。午前中はニンニクを
植えるために、こまめ耕運機で畑堀をした。買うと国産の青森県産は
一玉300円近くする。中国産だと10分の1位だが、控える。
昨年は親戚から貰うのを当てにして撒かないでしまったので、今年は
栽培する事にした。匂いは嫌われるが、血液をささらにするので私には
必需品だ。今朝秋茗荷を3個採った。おそらく最終だと思う。実は硬い
ので味は夏茗荷に劣る

先日「仁者は山を愛する」との言葉を記憶の一語として書いたが、いずれ
の言葉か調べてみた。やはり論語の言葉だった。巻第三、雍也第六23章
「子の曰く、知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。知者は動き、仁者は
静かなり。知者は楽しみ、仁者は寿し」というものだ。この機会に論語を
改めて捲って読んでみたが珠玉の言葉が詰まっている。今後座右の書と
して謹んで熟読玩味し修養の一助としていきたい。


庭の花木(45)

2008-10-08 13:33:59 | Weblog

藪蘭と曼珠沙華 (9.20)  奥の庭

朝5時に起きたらまだ暗く霧雨が降っていた。危なくないので栗の
落葉焚きをした。新聞紙を使ってなんとか燃やした。

午前中市老人クラブ大会に仲間6名と共に参加。1時間。正午からの
演芸大会は見ないで帰ってきた。

今晩は俳句会。ゆっくり休んで備えたいと思う。持参する10句は昨日
の中に準備した。

最近楽しみが一つ殖えた。今月から空いた貸家のことだが、下は店舗用
の作りだが、2階は和室6畳と8畳になっている。そこで部屋があまり傷ま
ないように毎朝窓を開けて網戸にしている。その時今まで見れなかった
西の山がくっきりと見える。北の市街も見える。山が見えるのが嬉しい。
安らぎを覚える。昔から「山を愛するものは心が広く仁者である」と言う
ような言葉があったと記憶する。勿論私はそんな立派な資格は無い。
むしろ正反対の狭量な小人と自他共に認めるところの者だ。
しかし理屈抜きで見ればほっとする。。登るのは体力的に苦手だ。山を
眺めるのは大抵の人は好きでないだろうか。悲しい思い出があるば別だが。
晴れた日に金の掛からない楽しみが一つ増えた所以である。


庭の花木(44)

2008-10-07 17:27:06 | Weblog

曼珠沙華 (9.20) 奥の林。毎朝の散策コース。秋の気配濃厚。

午前中泌尿器科。異常無しで安心した。10時から吟詠会例会。
仲間が新人2名(女性)を連れて来た。これを期に一挙に会員の
増員に弾みをつけ起死回生の端緒にしたい。今日の稽古は18日
文化会館中ホールで開催の市民芸術祭出演の吟題だ。

午後麻酔科。明日文化会館で老人クラブ大会があるので歩かねば
ならないので、その対策として腰にブロック。

先月いっぱいで貸し店舗入居の公文学習教室が出て行った。家賃は
減収になるが、もう歳だし契約上の配慮をするのが煩雑なので今後
貸さないで、物置代わりに使用しようと思う。總二階で21坪あるので
結構物が置ける。二人暮らしなのだが、色々がらくたが溜まっている。
何時も娘が来ると「捨てなさい」と言われるのだが、不用の物でも、
思い出があり愛着がありなかなか捨てられない。その辺娘には理解
出来ないようだ。

  


庭の花木(43)

2008-10-06 16:13:37 | Weblog

萩(3)  (9.20)書斎前

PCの修理が終了し昨日戻ってきた。往復運賃はメーカー持ちだ。
サービスが良くなった。修理費も予定していたのの三分の一位で
助かった。部品交換はなく、汚れによる接触不良を修理したそうだ。
今後も大切に使っていきたい。

今日は雨でゲートボールは中止。残念。午後整形外科。

今日の俳句(「天為」10月号より

有馬朗人主宰の俳句(15句より5句抜粋)

舞姫にシルクロードの明易し

青葡萄天竺はなほ遥かかな

旅人の目にしみ仏法僧の藍

革袋古酒と新酒のそれぞれに

初冠雪天山よりの水走る

私の俳句(主宰選。同人作品5句)

蟻の列王道楽土めざしけり

民宿の客戻る径夕蛍

蕗畑多重合唱雨蛙

九十九折山紫陽花の森昏し

ヘラクレスメロスも群れて蟻の国