楽しい老後を求めて

高齢者の生き方を模索した日記風です

29.5月の暮らし 1

2017-05-28 13:11:13 | Weblog

同心屋敷 桜町4丁目

気候が温順で雨も降り家庭菜園の野菜も順調に生育し安心している。トマト、胡瓜、茄子、玉蜀黍、ヤーコン、馬鈴薯、豌豆その他数種類を植えた。
庭の花花も今を盛りと咲いている。卯の花を株分けして数年前に鉢上げしたが今年初めて花をつけた。純白で綺麗なので玄関わきに置いている。

数日前俳句会に参加した。4名だった。私の選句より2句。「夜もすがら音を豊かに田水張る機械化されて田植え前後の風景も昔とすっかり変わってしまった。死語となった季語も多い。しかし田水をこんこんと日夜張る音は
今も変わらない。大切な情景だ。「柿苗木植えて長生きするつもり」作者は
今春に奥さんを急逝された。落ち込んでおられたが、こんな句を作られたので安心した。ところで私は今春同木を植えるのを断念している。作者からそんな弱気ではいけないと逆に励まされた。柿苗木は生るまで8年と言われている。私の1句「木の椅子にリルケの詩集リラの花」。

昨日27日は吟詠会の例会だった。俳諧歌を稽古した。「七月六日たなばたの心をよみける」藤原兼輔朝臣。「いつしかと またく心を はぎにあげて 天の河原を今日やわたらむ」。語意は「早く逢いたいとの思いを、
脛にまで衣を上げて、天の川を今日六日に渡るのだろうか」となる