楽しい老後を求めて

高齢者の生き方を模索した日記風です

28.3月の暮らし(5)

2016-03-30 10:01:09 | Weblog

菫  (軒下) 好きな花だ。寒さにも強い。

今年も四分の一が過ぎていく。早いが止める術もない。一瞬一瞬をを大切にしなければならない。白梅が香っている。紅梅も咲き始めた。さんしゅの黄色な花も咲いている。これから庭に出るのが楽しみだ。自然と早起きになる。禅語に「独座大雄峰」という言葉があるそうだ。意味は「大自然の中に生きていて、たった一人坐っていることが一番有難い」という意味なそうである。この言葉をかみしめ、霊峰の姿を思い浮かべて、静かに一人いて静寂の中に過ごす時間を多く持ちたい。

先日の俳句会で私の選句24句の中から2句。「遠山の雲かと見れば山桜」山桜の情景を的確に表現している。昨日「桜の名所を訪ねて」という写真集とDVDが届いて早速見たがその中の吉野山とそっくりな美しい句だ。同じ作者の「揚雲雀雲となるまで揚がりけり」平易な表現だが的確な花鳥諷詠的な伝統的な写生句だ。浄土的な二句鑑賞となった。


28.3月の暮らし(4)

2016-03-19 09:34:26 | Weblog

福寿草(2)前の庭。昨年より増えて沢山咲いている。妻が好きな花で、近くに躑躅を
      4本移植したが、福寿草が減ったと文句を言われれていたが、多く咲いて
      妻も安堵したようだ。私も胸をなでおろした。

今朝我が家の白梅も咲いていた。小雨の中、妻に教えられて気が付いた。クロッカスも
咲いているし、先日は畑の蕗の薹を取って天婦羅にした。春の香り一杯で、美味しかった。東北にとって春は待ちに待った、最も嬉しい季節だ。最近スモールライトの消し忘れや半ドア等でバッテリー上りが続いた。今まで業者を頼んで処理していたが、スターターを買った。充電し説明書を読み、車に積み込むばかりだ。是で安心だ。

昨日小学校から、この前4年生に詩吟を教えたことについて、校長の礼状と生徒全員の
感想文が届けられた。「初め難しい思ったが、やさしい説明と模範吟で良く理解できたし
、後半の1時間の実技で吟じることに自信がついたし、楽しい2時間だった。今後も、
学びたい。また来て下さい。」と言うのが全員の大意だった。成果があったようで安心したし、大変嬉しく思った。次の例会に参加した会員に報告したい。今後も学校に働きかけ、詩吟の授業に貢献する機会を多く持ちたいと思う。

 


28.3月の暮らし(3)

2016-03-19 09:34:26 | Weblog

福寿草(2)前の庭。昨年より増えて沢山咲いている。妻が好きな花で、近くに躑躅を
      4本移植したが、福寿草が減ったと文句を言われれていたが、多く咲いて
      妻も安堵したようだ。私も胸をなでおろした。

今朝我が家の白梅も咲いていた。小雨の中、妻に教えられて気が付いた。クロッカスも
咲いているし、先日は畑の蕗の薹を取って天婦羅にした。春の香り一杯で、美味しかった。東北にとって春は待ちに待った、最も嬉しい季節だ。最近スモールライトの消し忘れや半ドア等でバッテリー上りが続いた。今まで業者を頼んで処理していたが、スターターを買った。充電し説明書を読み、車に積み込むばかりだ。是で安心だ。

昨日小学校から、この前4年生に詩吟を教えたことについて、校長の礼状と生徒全員の
感想文が届けられた。「初め難しい思ったが、やさしい説明と模範吟で良く理解できたし
、後半の1時間の実技で吟じることに自信がついたし、楽しい2時間だった。今後も、
学びたい。また来て下さい。」と言うのが全員の大意だった。成果があったようで安心したし、大変嬉しく思った。次の例会に参加した会員に報告したい。今後も学校に働きかけ、詩吟の授業に貢献する機会を多く持ちたいと思う。

 


28.3月の暮らし(2)

2016-03-10 10:58:44 | Weblog

春先の庭 書斎前の庭。落ち葉の中にクロッカスが一輪咲いている。そろそろ掃除しな
     ければと思う。外に出るには少し寒い。       

昨夜は俳句会。4名参加。私の選句17句の中から2句取り上げる。「百姓に門限あらず月朧」百姓は時間に制限なく朝早くから夜遅くまで働いている。近代的な農場経営とは縁遠い昔ながらの家族だけそれも老人のみの仕事をしている。今の時期は作業小屋で
縄仕事をしている。外は朧月夜だ。日本農業の原風景だ。「かまくらは宇宙の夢のくらしかな」まだ残っている「かまくら」の中で子供らが遊んでいる。いろいろ騒いで、遊んでいるが、幻想的なカプセルのような「かまくら」の中で宇宙ステーションを話題にしている。現代子の生活の一断面である。昭和は遠くなってしまった。


28.3月の暮らし 1

2016-03-05 11:40:31 | Weblog

福寿草 晴れているので10ぐらい咲いている。俳句では新年の季語だが、岩手では
    やはり春を真っ先に告げる花だ。名前もよいが、見ると心が明るくなる。

昨日4日は地元の小学校の要望で、4年生(間もなく5年生になる)に2時間詩吟を
教えてきた。貴重で楽しい時間であった。私は普段子供らと会う機会が殆どない。仲間を誘って4名で教えてきた。最初に私が全般的な解説をして、後1時間目を私たちが実際に吟じて詩吟を披露した。漢詩2題、短歌2題、俳句2題、新体詩「雨ニモマケズ」だ。私は漢詩1題と「雨ニモマケズ」を吟じた。後半の2時間目は、一会員の指導で、
漢詩「勧学」陶淵明を実技指導した。大きい声で吟じてくれた。最後に私が、締めくくりの挨拶をして有意義な楽しい時間を終えた。受講生徒は男女31名、先生は2名同席した。皆にそして校長先生に今後も有意義な趣味として心身の健康増進のために詩吟を
されることを要望して帰途に就いた。私は小学校4年生の頃の思い出も生徒に話し
若返った一日だった。