銀蝋梅 玄関前の手水鉢のそばの鉢植え。今年は良く咲いた。花期は長い。
昨日は吟詠会の例会。故障者が多く、半数の5名参加す。稽古内容の一つは漢詩。頼山陽作「不識庵機山を撃つの図に題す」詩吟の題として最も有名な詩だ。「鞭声粛々夜河を過る 暁に見る千兵の大牙を擁するを 遺恨なり十年一剣を磨き 流星光底長蛇を逸す」新人 初段の課題吟だ。新人と共に、復習を兼ねて全員で吟じた。新人は苦労して
吟じていたが、この吟をマスターすれば、他の漢詩も大抵吟じることが出来るので、皆で励まして学習させる。
今日の言葉。 日本詩吟学院 機関紙「吟道」 7月号より 総本部理事長「木部
岳圭」記述。「ポケット論語」より「子はのらす憂へず懼じず惑はざる仁知勇こそわが君子道」この言葉の原典の論語の孔子の言葉は恩師新田興より教えられた。何度読んでも
その深さは限りない。私はまだ入り口のあたりでウロウロしている。常に心にとどめている言葉であると。以上。 さすが崇高なる精神の育成と人格の完成を目指して詩吟の実践を目的としている全国八万の会員を指導している公益社団法人「日本詩吟学院」の総帥としての重い言葉と思う。私は入口の入口のまだはるかな入口だろうか。「吟道」は月刊であり、多くのことを毎月学んでいる。