正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

セイコーの昔のホールクロックとロレックスの紳士物を修理です

2016年04月19日 | ホールクロック
昨日はお昼からバタバタ(仕事ではなく使用で)でした。

夕方遅くお店に戻ってきて修理開始です。

初めはセイコーのホールクロックです。
S様からのお預かりです。

先日修理させていただいたセイコー30日巻のボンボン時計部品は全然違いますが同じ構造でした。












カナの太さが全然違いました。






打ち方3番車が地板に固着していました。
初めてのお掃除みたいでかなり油が固まっているところが見られました。


ホゾ穴の大きくなる箇所はほとんど同じでこの機械も4か所メタルブッシングの作業をしました。

時方2番、3番、4番と打ち方3番です。

錘の力が強いのか大きくなってしまうんでしょうね。

新しい金属を入れて穴をホゾに合わせて調整し丸リーマーで内面を綺麗にしてメタルブッシングの作業は終了です。

洗浄後打ち方を調整して組み上げました。

今日オイルを入れて壁にかけ実測で時間調整する予定です。

次はロレックスです。
N様からのお預かりのサンダーバードモデル。






機械は3135の機械が入っていました。

分解掃除を依頼されました。

分解、部品点検後洗浄して組み上げました。

ザラ回しでは問題なく今日注油して仕上げる予定です。

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