正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

スイス製のクオーツとロレックス、セイコードルチェを修理しました

2010年06月20日 | 時計修理
昨日は閉店後にビルの会議がありお店に帰ってきたのが9時半を少し回っていました。

 クオーツ2点とロレックス1点修理予定でしたので準備をして早速開始。
ラジオはワールドカップの中継でした。
ラジオをつけたとたん点を取られてしまいました。ラジオでサッカーの中継は初めてだったのですが、なれないのかあまりイメージできませんでした。
でもオランダ相手によく頑張ったと思います。

 昨日の修理です。ラドーと思っていたのですが違うメーカーの時計でした。

最初はスイス製のクオーツ時計です。K様からのお預かりです。
機械はETA980003がはいっていました。
分解掃除でした。


次はN様からのお預かりのロレックスです。1501
紳士物のシンプルなデザインの時計です。年代的に私が使っている時計と同じ1970年前後の時計だと思います。

機械は1570
分解掃除、ケースバンドの洗浄とパッキン3箇所交換です。

 最後はセイコードルチェ
7731キャリバーのK様からのお預かりです。
電池の持ちが悪くなったとのこと
磁気入りです。分解掃除、ケースバンドの洗浄、パッキン交換と各部品の磁気抜きをしました。

 ペアでお預かりしていますので、奥様の時計は今日修理する予定です。
メッシュバンドで買っていただいた当時は結構なお値段だったと思います。

最後にルキアです。
カレンダーの不良でお持ちいただきました。

夜中の12時を過ぎてもカレンダーが変わらず、また早送りも出来ない状態でした。
部品の不具合と思いお預かりして昨日針、文字盤を外して点検しました。

見てみるだけでは問題はなくよく見ると電池の厚みが違います。少し厚みの厚い電池が入っていたため機械が文字盤を押さえてカレンダーの動きを阻害していたみたいです。
電池を適正な電池に換えて完了です。


 天気は雨みたいですが、気合入れて仕事しようと思います。