足し算でなく掛け算

　こんにちは。今日は名北、名南地区の学校と練習試合を行いました。今年初めの練習試合であり、気持ちよくスタートと思ってもなかなかそういかないのは現実です。よくスポーツの世界で心・技・体と言われていますが今日はすべてが整っていませんでした。特に気持ちの面では、簡単に諦めてしまう局面が多く、また、チーム内で声が出ておらず、コート内の雰囲気も最悪でした。1回のゲームごとにいろいろ伝えて、時には叱り（今日は多かったかもしれません）何とか良い方向にもっていければと思いましたが、うまい采配も出来ず、選手たちも疲れから声も足も動かず終わったと思います。それでも、最後まで速攻で走り、強い気持ちでコートに立ち、前の試合でダメなところを修正しようとしている者もいました。
　チーム競技は足し算でなく掛け算であると捉えられることができます。一人だめでも6人で戦えればいいかもしれませんが、チームで戦っている以上、一人でも諦めたらゼロになってしまいます。足が動かなくても声は出るし、コート内でなくてもベンチからも試合には参加できます。自分が出来ることを見つけて試合に臨んでほしいと思います。

　今回、練習試合を行ってくださった各校の監督及び選手の皆さんにはこの場を借りて御礼申し上げます。