あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

修復作業

2014-07-28 23:45:56 | 日記
作品を作っている時・・ あるいは 昔作っていた作品が 真ん中辺りで 糸が切れてしまったとしたら・・・ どうしましょう・・・ それはそれで 切れたままにしておいて 余計な事はしない方が良い・・・ というお考えもあるでしょうけど・・・ 物凄い 高価な アンティークレースは 別として・・ 基本的には 日常生活の中で作った作品が 使われるのが 良いと 私は考えて居ますので、切れてしまったら・・破けてしまったら・・ 「 直せばいい 」 と 思うんです・・ですから 教室のなかでも 時折 修理の仕方とかも 説明はしていますけど、 まあ 作り直す方が多いのは 良い傾向ですが 私は あえて 修理・ 補修作業と言うのを する事があります。 それは 決して 「 作り直すのが メンドクサイ 」 と言う事では無くて、言いかえると 修理 ・ 補修するんだったら 作り直す方が 早いんですが 何事も 勉強ですから・・ 「 こういう時には どう処理をしたら 良いのか・・」 「 別の 補修方法が無いだろうか・・・」 「 こうやって 糸を足して こうしたら ほとんど 解らないじゃん・・ 」 とか いろいろな 修理方法を してみます・・・ 「 そんなの 邪道だ 」 と仰る方がいるかもしれませんが・・ 実は 作るより 修理する方が 何十倍も大変なんですよね・・・ その傷んだ部分が どういう糸の流れになっているか・・ どちら側に ピコがあって どちらが ピコ繋ぎしてる方なのか・・ 等など・・本当に構造を理解していないと 修理の方法すら 見えてこないんですよね・・・「  蛇道だ 」 というのなら 綺麗に作り直して見せてから 言ってちょうだいな ・・・ って言いたい位 大変な作業なんですよね・・・  でも まあ どこを 修復したのか 解らない位には 仕上がりましたから、満足です!  修復した作品の 画像アップは いたしません・・・ 新作パターンですし、「 どこを 修理したんだろう・・ 」 って眼で 作品を観られるのは 嫌ですからねェ~ ・・・ 
  

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