あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

高嶋タティング Ⅱ

2010-05-09 20:06:14 | 日記
高嶋タティング ・・・ なかなかやっかいです。

シャトルを使うタティングも最初の頃は やっかい、だったんで、こんなもんかなって気持ちもありますけど、テキストだけ観ていては良く解らないですね・・・

このテキスト、実際に教えてもらわないと、よく解らないように出来てるんじゃないの・・って思う位です。

高橋タティング針は、普通のかぎ針と違っていて、両端に、鍵が付いていて、両方使いながら引っかけたり、引き抜いて手で引っ張ったりと、以外と面倒で、普通の方が、簡単じゃん ・・・ って思っちゃいます。

ただ 素材によっては、面白い雰囲気が出せるかもしれません。

普通の タティングは、糸に糸を結びつけて行くんですけど、高嶋タティングは、かぎ針に糸を結びつけて、最後に中に糸を通して引き抜いて、後から糸を入れる・・・そんな感じでしょうか・・・  不思議な手法です・・・ さすが、特許取っただけの事はありますよね・・・


ふっくらした感じのリングは、東洋的と言うか、日本風な印象を受けるのは 私位でしょうかね・・・


リングの中に、通した糸が、完成した時に、けっこう目立つ印象があって、それはそれで、独特の雰囲気があるみたいです。


聖光院 先生に教えて頂いている 英国タティング  ・・・ 以前に本を参考に作った、アメリカンタイプのタティング ・・・・ そして、この高嶋タティングは、そのどちらとも違う 趣がありますね・・・


高嶋タティングの 作品は、 タティングと かぎ針編みを組み合わせてある物が多いような感じもしますけど、 私は レース編みやってた訳じゃありませんので、詳しい事は解りませんが、 この 高嶋タティング・・・ まだまだ さなぎが蝶になるように、進化出来るんじゃないかと思いますけど、 まだ 一般的でないせいか、何となく、テキストとか観ていても、古い感じを受けちゃいます・・・


高嶋タティング

2010-05-09 09:31:53 | 日記
大分前から気にはなっていた技法で、「 高嶋タティング 」 っていうのがありました。

タティングは、シャトルで糸を結びながら作っていく手法で、私ももう 8年位やっていますので、指がうごくようになりましたが、 「 高嶋タティング 」 は、専用のかぎ針で作っていくタティングと言う事で、 高嶋寿子先生が、技法を考案して、特許を取った技法だとの事。

今回、日本ホビーショー に出展されているとの事で、私も、体験教室に参加して、基本的な部分だけですけど、教えて頂きました。

体験教室では、4番の太いかぎ針で、40番位の太い綿糸で、作品作りをしましたけど、帰宅してからは、一番細いかぎ針の 0番で、エミーグランデの糸で、復習してみたんです。

高嶋タティングでは、このエミーグランデの太さ以下では、ちょっと作るのは難しい ( 針の太さの隙間に糸を引き抜くので、細い糸では出来ない手法みたいです。 ) と言う事で、一番細い糸でやってみた訳です。

画像にアップしたもの、左は、同じ糸で、シャトルで作った タティング作品。 右は、高嶋タティングで、高嶋針で作った、 高嶋タティング作品。 一番基本の形ですけど、比べてみると、違いがよく解ります。

「 シャトルでの技法は 難しい。 」 「 シャトルに糸を巻くのがめんどくさい 」 「 糸が絡んだら解くのが大変。 解けない場合もある 」 という手間が 高嶋タティングではかからない・・・  と、高嶋タティングをされている方は仰っていました。

私、個人的には、「 慣れれば、技法的には難しいものではなく、多種多様な技法が出来る 」 「 シャトルに糸を巻くのが面倒だとうのは、作品を作る上では、作業準備だからそれを理由とするのは、論外だ 」 「 糸が絡んで解くのは、下手ってことでしょ 」 とか、反論はありますけど、 タティングでは、極細の糸でも、つくれる半面、逆に太い糸では、作れない。 という問題はあります。 

その点、高嶋タティングは、細い糸では作れないけど、太い糸なら、毛糸でも作れる、( 糸の間に糸を通して引き抜くので、糸に凹凸があったり、ビーズやスパングが付いたものでは作る事はできませんけど・・ そうした意味での利点はあります。

今回、の基本モチーフを比べて頂ければ、解るかと思いますけど、きっちっとしたタティングに対して、高嶋タティングは、ふっくらした感じ、( 高嶋タティングは、表面だけで作る技法だそうです ) また、高嶋タティングでは、かぎ針編みの手法も組み込む事が出来る、との事です。

どんな事にも、特徴がある訳ですから、上手く使い分けすれば良い訳で、好みの問題かもしれません。

画像の、高嶋タティング作品は、私にとっては初めての作品ですので、あんまり上手くできてませんけど、ま、その辺は、ご容赦いただく事として、比べて見るのも面白いものです。