あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

まんまる帽子

2010-02-08 21:34:48 | 日記
もともと、私、帽子も好きで、結構、持ってるんですけど、このところは、ハンチング帽に凝ってて、夏には、自分で作ろうと、生地も買って、初めにサンプルも作ったんですけどね、型紙が上手く出来なくて、失敗しちゃって、そのまんまなんですよね・・・

ニット帽も、正ちゃん帽 ( 後頭部にちょこんと被るちいちゃな帽子で、戦後の漫画で、「 正ちゃんの冒険 」 の主人公、正ちゃん、が被っていた帽子で、男の子のヒットした帽子です ) が大好きで、スキーに行く時はもちろん、カジュアルな場では、良く被ってたんですけど・・ 最近、ちょっとニット帽は、被ってなかったんですよね・・・

たまたま、ふと出かけた、手芸屋さんの店頭に、サンプルで、メンズのニット帽がいくつか展示してあったんですけど、 ( 家内も、そういうサンプルニット作品を作ってるんですけど・・ ) 、その中で、一つ、私の感性アンテナに、「 ピピッ! 」 って引っかかる、まん丸な帽子があって、見つけた時から気になっちゃてて、土曜日に、家内をつれて行って、 「 どう? 」 って見せて、そのまま、毛糸を買っちゃったんですけど・・・  もちろん 「 作って! 」 ってね・・・


挑戦してもいいんですけど、私も、忙しいんで、ニットよりタティングの方がいいんで・・・( 仕事は、ヒマなのか! ・・って怒られちゃいますね )


見本は、ダークグレーだったんですけど、私の好きなダークグリーン系の毛糸を選んだんですよね・・・ ( ジェームス・ディーン のイメージの毛糸、あるじゃないですか・・あれです )

最近、女の子も、フワン・フワンの羽みたいな、まんまる毛糸帽子よく被ってるんですけど、家内も、娘に作って送ったら、先日、被って帰って来ましたね・・・

廃番になっちゃって、メーカにももう無い、毛糸なんですけど、お店に、在庫処分で、偶然同じ毛糸売ってたんで、今度は、帽子とお揃いで、ベスト作るから、って購入し・・・

「 早くベスト作りたいから・・・貴方の帽子も作らなきゃなんないし・・・」 って言ってたんですけど・・・ 


「 はい、出来たわよ! 」 ってさっき持ってきました。

( はや~・・・・・ )  「 簡単だからね・・ 」 って言ったら、 「 簡単じゃないわよ! 帽子の周りのとこに、ひし形模様入ってるじゃないの・・・ 面倒なのよね・・ 」 って怒られちゃいました・・・( だって、1日で作ったんだから、簡単でしょ・・って言いたくなりましたけど、黙ってました・・ )

確かに、良く良く観ると、帽子の下の方には、表目と裏目が交互に、横向きのVの字みたいに、模様が入ってるんですよね・・・

早速、被ってみると、私の可愛い頭を、すっぽり覆って、まん丸帽子の似合う男です・・・

「 この毛糸、編みやすいわね・・ 」 って、まんざらでもない様子なんで、 「 そいうえば、お揃いで、マフラーもあったよね・・ 」 って言っておきました・・・ 後は、マフラ作るのに、足りない毛糸、買って来ちゃうだけです・・・

マフラーも・・・いっぱいあるんですよね、実は・・・ 「 冬のソナタ 」 が以前、大ブームだった時に、 「 ミニヨン巻き 」 でうろついていたんで、色違いで同じ種類のとか、 ぺ・ヨンジュンが、ポスターで巻いてたマフラーも、韓国から、お取り寄せして買っちゃったんですよね・・( 内緒ですけど・・ 自分の物は基本的に自分で片付けるんで、私がどんなのを、持ってるか、家内は良く知らないんですよね・・・見つかったら取られちゃうと嫌だしね・・ )

シャトル

2010-02-08 18:41:39 | 日記
ふと、気が付いたんですけど・・・・ 画像にアップした、二つのシャトル・・・ 違い、判りますか?


いつも使っているタイプのシャトルなんですけど、目印に片面に張られているシール、花模様のシールなんですけど・・・最近、いつも使ってるシャトルのシールは、いつの間にか、模様が擦れちゃってるんですよね・・・

別に、何か固い物で、ゴシゴシ擦った訳じゃ無くて、使ってるうちにこんな状態になっちゃったんです。 接しているのは、私の右手の人差指だけなんですけどね・・・

シャトルを動かせば当然指も 微妙に動く訳で、別に特別強く、握ってる訳でもないのに、擦れてしまうって・・・ このシャトル、こんなにも、使っていたんですよね・・・

ある意味では、中古品って事になりますけど、使っていて、道具そのものの形が変わる訳じゃ無いんですけど、 「 使った証 」 というか、 「 こんなになるまで、使ったんだ 」 って思うと、ちょっと 愛おしくなっちゃいますよね。

どんな物でもそうでしょうけど、自分が長年使っている物は、形が不細工だろうと、傷があろうと、汚れていようと、 「 自分だけの物 」 って気がします。

作った作品もオリジナルですけど、使ってる道具も、いつしか、オリジナルの道具になるって事じゃないでしょうか・・・ 形が オリジナルというのではなく、 「 道具と過ごした時間 」 が、私のオリジナル・・・ って事です。

些細なことかもしれませんけど、これって、とっても、大切な事じゃないんでしょうか・・・

ニットを編まれる方は、編み棒が、 刺繍をされる方は、刺繍針が、生地を切る方は、ハサミが、 見た目では分からなくても、長年愛用して、その方の、オリジナルになっているんですよね・・・

今まで、 「 針供養 」 とか、 「 ○○供養 」 っていうような事って、何となく、古くなった物を、捨てちゃうみたいに、燃やしちゃって、古いからって、道具、かわいそうじゃん・・・ って気もしてたんですけど・・・ 長年使い込んだ物を、手放す時には、その道具そのものじゃなくて、その道具によって、生みだされた作品、それにかけた時間、愛おしく接した心、なんかがあって、それに対しての 「 感謝の心 」 なんだろうな・・・って、生意気ですけど、思ってしまいました。