せいかつ創庫

野球・音楽・アート・街の風景など、自分自身のネタ創庫。
野球の楽しみ方、考えてます。自作イラストの展示も。

グラブのヒモ補修

2007年12月27日 | 大須ボールパーク(野球コラム)
今月の頭
アニマルちゃんのグラブのヒモが切れたため、補修を行ったと紹介しました。
そのときに、即座には直せなかったので、持ち帰って補修を行いました。

今回は、その一部始終をご紹介~☆

まず、グラブを預かった時点でグラブの状態を写真に撮っておくのを忘れてしまったのが残念。


先に完成品を見せちゃいますが、指と指をつなげるクロスの部分が切れちゃったんですね。
よくある話です。

ここを付け替えて、ウェブ(親指と人差し指の間の捕球部分)のヒモも取り替えちゃいます。


切れた古いヒモを外して、新しいヒモを通します。

ヒモは軟式用なら5~1000円くらい(メーカーによる)?
で、スポーツ用品店で手に入ります。


ヒモを通す器具として、写真に写っている長い針金状のピンを使用。
これはたいがいヒモの商品に含まれています。
これで、針仕事と同様に、穴に通していきます。


ていうかコレ
帰りに新幹線の車内で(笑)。

ヒマだったから。
いきなり隣でグラブ直し始めたら、隣の出張帰りのおじさんもビックリですね。
なにやら興味深げに見てくれていましたが。


指間の補修を行い、自宅ではウェブのヒモの取替えを行いましたよ。

ウェブとは、英語では編み物、またはくもの巣や水鳥の水かきという意味があります。
まさしくどれもあてはまる言葉ですね。
指の間に取り付けられた、ボールをこぼさないための部分です。


こんなカンジで取り付けが完了しました。


色の濃いヒモが、新しく取り付けたヒモですね。
これで、アニマルちゃんの華麗な守備が、エラーなく披露される事を期待しております(爆)。


これ、スポーツ用品店さんで修理してもらうと、5千円くらい取るのかな??
そのかわり、他のところも全部変えてくれるとは思いますが。
自分でも意外と変えられるものです。

でも!
外して取り替えるのにもけっこう大変です。
ヒモの付け替えには力もいるし、ヒモの締め付け方によって、グラブのかたちやバランスが崩れちゃうこともあるので、型を保ちながら付け替えていかなきゃならないし。。。

ちゃんとした知識のある方(専門店)に取り替えてもらうのが一番です。


グラブは体の一部とも思うので、長く使ってもらいたいというのがあります。
ボクも、名前付けちゃうくらい愛着持って扱っているし(笑)。

イチローでも、道具に対する愛着と、メンテナンスは人一倍です。
あの派手好きな新庄選手でも、愛用のグラブは高校時代から使っているものを、引退まで使い切りました。

野球に限らず、モノを大切にする心構え。
これは人間にとってとても大切なことだと思います。

世の中便利になり、モノもすぐに新しいものが簡単に手に入るようになった時代です。
それに甘えて、ついついモノの扱いをおろそかにしていることも多いと思います。

それに、良いものや、自分が気に入ったものって、やっぱり物持ちがいいと思いませんか?

こういった側面からも、野球を通じて子供たちは学んでほしいと思います。