せいかつ創庫

野球・音楽・アート・街の風景など、自分自身のネタ創庫。
野球の楽しみ方、考えてます。自作イラストの展示も。

2アウトからのドラマ

2006年07月31日 | 野球
高校野球の県大会で、いよいよ甲子園への切符を手にした学校が、そろってきました。

とくに今日は、地元愛知県と岐阜県の出場校が決まり、愛知では堂上選手の活躍が注目される愛工大名電に決まりました。

ボク的、高校野球の魅力は”意外性”。

プロや社会人のようないろいろと分析されて、分業されて…ていう完成度の高い野球ではなく、エースや主砲の腕にかかっているチーム、バランスがよくって、ほんとうにチームワークで守ってきているチームなど、その個性がまたバラエティーに富んでいて楽しいし、
そんな個性あふれるチーム同士がぶつかってが、思いがけない展開で勝敗を左右することがある。

今回の愛工大名電でも、準々決勝の春日丘戦では、9回2アウト、息の根を止められる寸前からの奇跡の逆転劇で勝ち上がった。
それも、堂上くんの決死のヘッドスライディングで、内野安打でつないだチャンスだった。
勢いがつくと勝敗って分からない。
また、ちょっと泥臭いところも高校野球の魅力だ。

9回2アウトのドラマは、岐阜でもあった。


春の大会をベスト4に導いた、岐阜城北の尾藤くん。
9回2アウト、あと一人で勝利を手にするその1球だった!

サヨナラホームラン。

とんでもない展開だ。
県大会レベルでこんのもの見せられていいのか!?
ってくらいしびれた。

でも、尾藤くんも最後まで渾身で投げていたはず。
とくに故障上がりの身体でもあったし。

ほんとうに、野球の神様っているのかな…と、感じさせられる奇跡のような話。
だから野球って面白い!!

今年も、たくさんのドラマを目撃して、選手の頑張りを心から応援してあげたいと思います。