病院検査点数、急遽引き上げか?(厚労省)
通じたか?、「採算合わない院内検査」
真夜中や未明の緊急検査の呼び出し等、病院検査室の24時間体制と、検査センターの一括大量処理のランニングコストを、同じレベルと評価する現行制度は、著しい矛盾があることを訴えた、厚労省折衝でした。
先ほど、メディアからある情報が流されてきて、そのタイミングのよさに、少しビックリしながら、内心、ほくそえんでいるところです。
厚労省は16日、「病院が自前の検査機器を使って行う院内検査には、迅速性や24時間体制でおこなえるなどのメリットがあるものの、「費用がかさみ、現在の実施料では、採算が取れない」状況になっている」と、初めてわれわれプロジェクトの主張を認めた意向が伝えられました。
院内検査は「採算がとれない」と、厚生労働省が初めて認めたことは、画期的な出来事のように思っています。
厚労省は、中医協・診療報酬基本問題小委員会に対して、「院内で行われる検査体制などを手厚くする考え」を示しました。
引き上げの方法としては、時間外緊急検査加算(110点)や、外来迅速検査加算(5項目限度に各項目に1点)などを、重点評価して、引き上げることを検討する、というものです。
われわれプロジェクトチームの要望行動が、功を奏したかどうかは、分かりませんが、機会があれば、どんなことでも、遠慮なく云ってみるもの、無視されても元々、との思いを強くしています。
検体検査の請負でありながら、病院勤務の生理検査技師が仕事をしたくないがために、こちらに生理検査まで押し付けられ違法行為をしているという負い目、さらにそれを会社に訴え、病院に交渉してほしいとい訴えは、「契約を切られると困るから」という理由でもみ消されてしまいました。
悩んでいるときにこちらのブログを見つけ、読ませていただいたら、ほかにも同じような悩みで苦労されている技師の方達がたくさんいることを知り、少しホッとしました。
ブランチ出向技師は、病院と会社との板ばさみにあい、病院技師の方は、仕事を押し付けてくる。過去に経験したことで、病院の医療ミスを、私たちブランチ出向技師のせいにされていたこともあります。
ブランチという体制には、本当に疑問を感じます。
高橋先生のご活動にはとても共感いたします。
体調を崩されないよう、お気をつけください。
また、私たちのような技師の代弁をしてくださる先生のご活躍を心からお祈りしております。
有名な某老舗割烹の「○兆」、賞味期限の改竄という、不法行為が発覚するや、店の「パート従業員が勝手にやったこと」と、平然と言ってのける感覚と同じです。
ほかにも、たくさんのブランチ技師から、訴えが寄せられています。
辛いことがあったり、相談したいことや、愚痴をこぼしたいときには、なんでも結構ですから、Gメールでご連絡ください。
けっして、外へ洩れることはありませんから、・・・。