小児科、産婦人科医の激減
勤務医不足、残った医師に過重負担・退職・フリーになって派遣会社登録・あるいは開業、そして診療科閉鎖・無床化、入院・外来患者激減、赤字拡大、統合・廃院・・・・まさしく医療崩壊シンドローム。
とくに、救急医療の現状は、どこもかしこも限界に達しています。
ここに、激務を忌避する麻酔科勤務医の離脱が拍車をかけます。
産婦人科医は絶滅危惧種?
さらに、2004年の調査で、産婦人科に占める女医は21.8%、しかも25歳~29歳が65.9%。
小児科に占める女医は31.9%、25歳~29歳は実に、49.2%です。
これは一体何を示しているのか、意欲に燃えた働き盛りの年代ではありますが、女性としての一生の中で、出産や育児の最適年代でもあります。
女医さんたちの退職・離職の理由、出産が70%、育児が39%、「悩み」はと聞けば、「仕事と家事の両立不可能」をあげています。これをみても、ここに重大な社会的要因が、職場復帰の障害になっていることがわかります。
ある産院の院長が「絶滅危惧種」と嘆いたことも、深刻な事態を現しています。
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