tak147

LICHT+(リヒトプラス)で出走しています。
今はInstagram『@tak147tak147』に投稿しています。

いろいろあったんです希望ヶ丘

2009年01月12日 | シクロクロス
1.いつかこけるぞシケインで・・・
 カテゴリー2においては脚力で非常に見劣りする僕。
 カテ3では飛び出せたスタートもカテ2では埋もれてしまうので、1周目は大混雑の中を走行。
 そこからステップアップするためには、周囲とは違う場所で頑張らねばならない。
 前を行く選手がロード系だとわかった場合は、シングルでぴったりと後ろをマークしてプレッシャーをかけて譲ってもらうか、微妙に広くなったところで前へ出る。
 シングルで追いついた場合は、後ろで脚を休めて平地の直線で一気にギアを掛けて抜き去る。
 トルクコントロールが必要な場面ではその直前で前へ割り込む。そしてマイペースで乗車で乗り切る。
後ろで足を着いた選手からは逃げ切れる。
 そしてシケインではギリギリまでブレーキをかけずにトップスピードのまま降車して前の選手のインを駆け抜ける。
そこで当然順位が上がる。
 観客は沸くけど、後輪がシケインに激突してるし、いつかシケインで大失敗しそうな予感。












2.サムライ、ビンセント・フラナガン
 あれは3周目あたり、僕の過ぎた後に大きなざわめきを感じて振り返るといつものごとくビンちゃん上昇中。
僕はアップ不足の影響が出て最も苦しかった頃。
 シングルの上りで完全に追いつかれたので、ジープロードで道を譲りつつ話しかけてみた。
(以下、V=ビンセント、T=僕)
T:(息も絶え絶えに)いつも速いね~。
V:(笑顔で)そんなことないよ~。
T:(手で合図しながら)先にどうぞ~。
V:ごめんね~。

せっかくなので元MTB全日本チャンピオンの走り方を真後ろから見せてもらうことにした。
動画で残したいくらい無駄のない、どこに力が入っているのかわからないスムーズで柔らかな走りだった。
まったく同じマシンに乗り、同じ速度で走る2人、観戦者にはどのように見えたのだろうか?
先行するのは、笑顔で追い風20mに乗っているかのようなスムーズなペダリングのフラナガン。
真後ろを追うのは、歯を食いしばり、ハンドルを絞り上げ、力の限り脚を上下させる僕。
次の周回で追いついたときの会話
V:君はこの前の野洲で私に勝ったかな?
T:いえ、いつも負けてますよ。
V:そうか・・・
そのまま僕に道を譲ったビンセント氏はゴールまで僕の前に出ることはなかったのでした。
ゴールも1秒差・・・たぶん笑顔だったと思います。







3.野口さんは今でももっと速いですよ
 最後の2週で大きく順位を上げてゴールした直後、前の選手に一声かけていたら後ろで入った選手が
後ろの方:『野口さんですか!』
僕:『いえ、違います』
 ごめんなさい、それ以上は言葉が思いつきませんでした。
 いくら僕が全身トレックウェアだったとはいえ、元アジアチャンピオンが引退したとはいえ、この体型ではさすがにひ弱すぎますよ。



4.走行中にコース脇でビンちゃんを応援するフィリップ社長を発見。
 ドサクサにまぎれて手を振ってみたら、
フィリップさん:○×△※□!
 英語が聞き取れない僕が悪いんです、きっとしっかり脚を回して上げていけ!とかって熱烈に応援してくれたんだと思います。
 ありがとうございました。

 今回もレース前日からのコンディション作りと当日の水分補給はCSPP1。
 恐らく今後、レース前には手放せないものになると思います。


 そしてレース30分前にはグリコ・エキストラブースター。

 これを6カプセル飲んで、気分は戦闘モードです。
 欠点はレース後の帰宅時の運転や、帰宅後の後片付け、翌日の出勤にもブースターが必要になるくらい全力を使い切ってしまうことでしょうか。

そんなレースの翌日の今日の帰宅は強烈な西風。
全力なのに平均時速24km。
走行距離:23km


ただ
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アップのためだけに

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