tak147

LICHT+(リヒトプラス)で出走しています。
今はInstagram『@tak147tak147』に投稿しています。

20141102 中国クロス#3さくらおろち湖ステージ

2014年11月06日 | シクロクロス
中国シクロクロス#3 さくらおろち湖ステージに出走してきました。
前日の午後はコース設営、時折小雨が降る中で日暮れまでかかって完了したコースを当日チェックで補強を入れていると参加者の皆さんが集まってきた。
昨日ほとんどできなかった全周実走チェックを2周だけしてみる。
1.6km、試走ペースで7分くらい、全体としてはコンパクトで高速になったさくらおろちだけど、ぬかるみは深いしクネクネを入れたり小丸太は本数を減らして間隔をずらし、浄化槽エリア乗り上げも入ったたのでそれなりに難易度は高い。
『汚れるから試走はいいや』じゃなくて、速く走るためには試走が重要なコースへ、そんなコースにしていきたい。



【4人の将来を担う選手たち】

レースはいつものとおりキッズから、今回は4人、LICHT君は学年行事でお休み。
一番小さい子は年長さん、この車輪では芝生エリアの走りはかなり重そうで、小丸太なんて車輪のサイズと大して変わらない。

20141102中国クロス#3 キッズ








それでも頑張って走り続ける将来有望な選手たち。


キッズの後はカテゴリー3、今回は10人を超える出走があるので優勝すれば昇格となる。


【右端Kuyang選手は昇格して関西に帰れるのか?】

コースのポイントはスタートの芝生エリアは小丸太が計5本(3本は乗り越え必須で2本は回避可能)あり、ここは走破性の高いMTB有利が有利。
芝生エリアの仕上げに今回は浄化槽エリア上り降りを新設。
時間が経過するにつれて上り降りともに斜面の手前が掘れて走行が難しくなってくる。
上の駐車場を経由してすぐ、おろち名物の登山、ここはスパイクがあっても滑る路面でとにかく軽いBIKEが有利。
そして上ったからには下るので、ここはMTBやディスクブレーキ装着車が安心。
下りきった畑エリアはドロドロと締まった路面が交互にやってきて、途中に一瞬キャンバー走行を挟む。
ドロドロをいかに走れるかがポイント。

20141102中国クロスC3_1 スタート



30分のC3レースがスタートし、小丸太はともかく浄化槽上りは先頭3名ほどが乗車クリアし、それ以降が失敗して全員渋滞。
ここまでを前に出ていることが一つのポイントとなった。

次はどこで見ようかなと思っていたけど、強風によるコーステープの乱れを発見したので観戦中止でテープの補修。
選手が1周回してくるまでの8分程度で直さなきゃ・・・と急いで直して畑エリアで観戦・撮影していると選手から別の場所のテープ乱れを教えてもらった。
慌てて1か所、もしかしてともう1か所直しに行った。
予想以上の強風で重りを付けたコーンも倒れてしまっている。


20141102中国クロスC3_2 ぬかるみ1


20141102中国クロスC3_3 ぬかるみ2



そんなこんなで30分のレースの大半をコースメンテに費やし、後半の山の中を観戦し、滑落車を発見したりしながら1周回っているともうほとんどの選手がゴールしていた。
高槻時代のトレイル仲間でレース仲間のkuyangさんは快走していたけどどうなった???

























【C3表彰式】


C2とC1は同時出走なので、僕も急いでレースの準備をしてスタートラインに立つ。
過去初めてインナーシャツを忘れてしまったけど、気温が高くて問題なし。
フロントシングルのBOMA D・olaをピットに配置して乗車するのはシングルスピードのVASSAGO Fisticuff
舗装路の平地が短く適度なアップダウンが多いコースはSSでも不利な状況が少なく、深い泥や枯草もあるコースなのでリアディレーラーの無いことが安心感につながる。
山登りだけは重量差(Fisticuffが10kg、D・olaが8.7kg)を感じるけど、大きな差にはならないはずだ。

 ※ 今回のC1レース中の画像と動画はすべてKondoh様から頂きました。


【スタート直前まで和やかなC1・2】

スタートはC1ということで最前列に並ばせてもらったけど、今日はちょっとダッシュが遅くてイン側が詰まってしまったこともあって後方からC2選手に飲み込まれてしまった。
混雑する中で小丸太をジャンプすることはできず、歩調を合わせてクリア。
クネクネはいつもとおりあまりリズム乗れないまま普通に通過。

20141102中国クロスC1・2スタート


トップはいつもどおりのFD選手、関西から島根を楽しみレースも勝って帰って行く。
2番手はIshii選手、脚では敵わない(何で敵うのかも不明)。
さらには一緒にコース設営をしているDosanko選手がいてパワー勝負では絶対勝てないし、C2のクロちゃんもチューブラー導入と新車ハスラー納車で調子が良いらしい。
僕の関西クロスC2時代にはいつもバトルを繰り広げていた“かなもー”さんも前にいるし、広島のMTBエリートライダーほそい選手もいる。
そんな中をあまり記憶にないけど芝生エリアを終えて上の駐車場を経由して登山して下るころには3位に位置していた。
しかも1位のFD、2位のIshi選手に連続して通過で、今日の僕には期待が持てるような気がした。
11月にしては暖かく、寒さに極端に弱い僕としてはかなり体が動いている。
筋肉、心肺、喉のいずれもきつさを感じないので、前の2人を現時点では余裕を持って追走できている。
SSのギア比もぴったりはまっていて、上れない坂はないし、脚が回りきってしまう状況も無く、ドロドロエリアのリズムも良い。
2周目からは集団ではないので小丸太は自由に飛べるし、クネクネも落ち着いてアウトインアウト、浄化槽エリアの上り下りも普通にこなしてついていける。
苦手な登山で少しおいて行かれるものの、下りはディスクブレーキの余裕か差を縮めて畑ドロドロエリアを通過。
たぶんリムが重くてややハイトが高い分、勢いに乗っているうちは泥にも強い。



【今日はけっこういけるんじゃない?って思っている序盤】


しかし泥の中の水たまりを抜けていく瞬間にリムに感じる石の衝撃、その瞬間にFisticuffでのレースは終了。
見える範囲でパンクリスクのないコースだったはずだが、水の中に潜んでいた石にやられてしまった。

そこからピットまでの距離は幸い短かったものの、前の2人とは離れてしまい、後方からほそい選手に抜かれ、更にBIKE乗りかえ時点でかなもー選手とDosanko選手にも追いつかれてしまった。
ここからはこの3人で入れ替わりながらのレース。



【今日はこの3人で】


ドロドロのパワーが必要なエリアではDosanko選手が、経験豊富なかなもー選手はいろいろなポイントで仕掛けてくる。
僕は下りでのアドバンテージを出すために登山のピーク手前からダッシュして先行することと、小丸太で自由に飛ぶことでタイムを稼ぐ。
代車に乗り換えたことでBIKEが軽くなり登山は楽になったし、リア10速だから軽いギアも選べる。
何よりチューブラーなのでリム打ちパンクのリスクが無い。
その反面、泥区間での減速感、軽いギアを使用してしまうことの速度低下、ハンドル形状による山下りのアドバンテージ減少、小丸太飛び等でのバネ感の無さはある。
C2が終わる40分経過頃C2のかなもー選手と競っていたけど、C1として意地でも前で通過したくて全力で山を登って先行して一気に下山し、泥は重めのギアを踏み込んでなんとか周回ラインを先行して通過。
C2トップよりも前、なんとか達成できた。


【ディスクブレーキ対決】


ちょっと余計な体力を使ってしまったこともあり、追いついてきたDosankoさんには引き離されそうになる気もしたけど、スローパンクということでペースも落ちていって60分経過してなんとか前でゴールできた。


【BOMA対決】


今回は調子が良かったので、パンクがとてももったいなかった。
今シーズンはこれまでに無いほどのパンクをしているが、原因は昨シーズンからのチューブラー導入による積極性というか雑になっている部分があって、Fisticuffで走った際にクリンチャーということでリム打ちしていることと思われる。
これは空気圧を高めにして対応したい。

コースとしては以前と比べると奥の部分をカットしたことでコンパクトになっているが、登山と泥で1周回の時間はそれなりにかかっている。
芝生広場では小丸太は3本を通過必須とし、2本は回避可能とした。
3本を積極的に飛ぶのは設置した僕だけで、残りの2本も飛ぶのは僕かMTBのmoto君だけだったかな。
この配置は次回までに何か工夫しようと思う。
クネクネも速度を落とすのに有効で、新設の浄化槽エリアの上り降りも走るほどに掘れて難易度が上がるものだった。


【浄化槽エリアの下り】

手前の砂地を耕したらもっと良いのかな?
山登りはダブルコースにしたけど、順当に距離が短い方しか使われなかったでの、次回は遠い方のシングルコースにする?
キャンバー上り下りはラインさえ選べばノーブレーキ&ノーペダリングで駆け抜けることができた。
これは試走のし甲斐があるポイントと言える。
ドロドロエリアについては次回の難易度も今回同様にイノシシ次第だろう。


カテゴリー2の表彰式に並ぶのは最新のパナソニックディスクブレーキシクロクロス車

【カテゴリー2の表彰式】



【カテゴリー1の表彰式】


次戦は11/9に初開催のシクロクロス鳥取、機材制限のないレースなのでSSモンスタークロスとして、太いタイヤで積極的に走ります。


本日の走行距離:15km


1日1回クリックして→←“tak147”のランキングを検索してください

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中国クロス(さくらおろち湖... | トップ | シクロクロス鳥取の画像はこちら »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿