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明日の風に吹かれて

日々の感じることを感じるままを綴っていきます。 明日が佳き日になりますように。

お茶会 無事終了 (2017.5)

2017年05月14日 15時56分02秒 | お茶
松向軒




夏のような暑さの中、11席、約200名というそれなりの方をお迎えしてのお茶会だったが、滞りなく進められたんじゃないのかな?
無事に終了。


社中の内と外の連携も良く、気持ち良く進んだと思う。


個人的には抹茶係と炭を担当。
お椀一つ一つへの抹茶の目分量は勿論、何よりお運びさんにスムーズに運んもらい、お客さんに美味しく飲んで頂けるようにとのタイミングに気疲れした。

水屋からは見えない茶室でのお運びの様子を肌に感じるようにしながら...


早くしろ、と急き立てられる場面もあったが...


結局抹茶は濾した。
松籟園さんは「濾さないでくれ」と念押しがあるそうでその場合はしないが、今日のお茶屋さん柳桃園さんは特段の言及がなかったし、






それよりも、煙草盆の火入れ担当のお手伝いもさせてもらったが、あれは意外と大変だ。

あんなもの軽いもんだろう?と思っていたが、二席もたせるのって案外難しい。


それにしても、これまで見ず知らずだったとも言える社中の人達が、お茶を通じて寄り合い、心を合わせていくっていいもんだ。

心地いい経験だった。





抹茶は濾すのか?

2017年05月11日 21時09分39秒 | お茶
お茶のお稽古




お茶会ムード満開の中、私は別口で。
濃茶三人前を練らさせてもらったが、皆さん「美味しい」と。自分もちょっとお相伴したけど確かに美味しかった。苦味もほどよく、まろやかさもあり。
京都柳桜園 江雲の白


そして、お師匠はんと果たして抹茶は濾し器で濾すべきか否かで議論。

裏千家では濾す場合が多いようだが、表千家では決して濾さないらしい。

ダマを防ぐには濾した方がいいのかも知れないが、やはり濾すと香が飛ぶの確かなようだし...


今日のお軸。
まさに季節。





高山右近

2017年04月25日 16時34分46秒 | お茶
高山右近列福記念献茶ミサ





高槻城主でありキリシタン大名である高山右近

秀吉、家康からの棄教命令にも信仰を捨てず、国内そして国外追追放となり最終的にはマニラで亡くなった。

そんな高山右近が今年2月に列福されたのを記念しての献茶ミサ。


ミサと献茶式が個別に行なわれることはあっても、ミサの中で献茶式が行なわれるのは日本では初。

しかも裏千家からは大宗匠を、カトリックからは大阪大司教を迎えての式。


大宗匠
今日のお点前は立礼だったが、席を立たれて立礼の場に移られると、やはり聖堂内の空気が一気に緊張する。さすがのオーラ。

まずは白い袱紗。
四方捌きも含めてゆっくりと一椀(金色)を点てられ、中央の祭壇に運ばれて神様に献茶。




続いて紫の袱紗。
もう一椀(銀色)を点てられ、横の右近肖像画前に運ばれて高山右近に献茶。






大宗匠は、カトリックのミサが進められる中でも、何やら口元で祈り、つぶやいておられるような感じだった。


後ほどの講演会では、今は亡き登美子夫人がカトリック信者であったことを話されていたし、更には父淡々斎もまたご自身も同志社に通い、聖書、賛美歌には親しんでいたことも話されていた。
淡々斎が晩酌で気分の良い時には賛美歌を歌っていたというエピソードにはちょっと驚いたが。




献茶弥撒、出席された方の心の中に何か残れば幸い。





京都新聞ニュース
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20170425000159



もとのその一

2017年04月18日 21時24分52秒 | お茶
もとのその一

お茶のお稽古

また埋火からの後炭手前
灰を掻き分け掻き分け細かくなっ火を集めてみたものの、なかなか新しい炭がおこりそうにもなかったが、なんとか。





今夜は初めて会う新人さんとか一緒になった。
来月のお茶会で亭主をされるとのこと。

まだまだおぼつかないところはあるものの、一つ一つが基本を押さえ、とても丁寧。
見ていて勉強になった。

何事も、もとのその一から。


入子点
産まれて初めてのお点前かと思ったが、3年前にやっていた。




一ケ月早い風炉

2017年04月13日 20時43分07秒 | お茶
5月にお茶会がある関係で通常より1ケ月早く風炉に。

久しぶりの風炉に薄茶の基本の割り稽古を何度も。
先週と同じく、指、手、脚運びに細かく駄目出し。 少しづつ直ってきている気はするが..


お茶会では抹茶係と炭を担当せよと。

炭は消すな、5分で整えよ、抹茶はやや多めの分量で間違えるな、お出しするタイミングを間違えるな、とプレッシャーばかり。