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『Q資料』『グノーシス主義』『ミトラス教・イシス教』『帝国の国教へ』

2025年07月08日 | 宗教
🌸資本王義の原型をつくった予定説2

4つの福音書と注目されるQ資料
 ☆キリスト教は少しずつローマ帝国内に広まる
 *文書にまとめようという動きが起こって
 *新約聖書が書きはじめられた
 *最終的には新約聖書の27の文書の集合体として完成した
 *現在の27文書が教会で正式に認められたのは4世紀の終わり
 ☆27文書は、4つの福音書、使徒言行録、パウロの書簡など
 *21の書簡(手紙)黙示録からなる
 *「福音」とは「良い知らせ」という意味です
 *27文書以外に関わる異本は「外典」と呼ばれて正典とは分けられる
 ☆キリスト教の中心的な教えは
 *新約聖書のなかの4つの福音書に記されている
 *福音書はマタイ、 マルコ、ルカ、ヨハネによるものとされ
 *それぞれイエス・キリストの生涯と教えを描いている
 *使徒言行録は、イエスの弟子ペテロやパウロたちの伝道の記録
 *黙示録はキリストの再臨と地上の王国の滅亡を描いている
 ☆聖書研究で注目されているのが「Q資料」(「源」の意味)
 *マタイとルカの福音書に共通して見られるが
 *マルコには含まれていない部分の元とされる資料をさす
 *しかし、Q資料そのものは発見されていない
 *その内容は主にイエスの語録集であったと考えられている
 ☆新約聖書を正典化する過程に
 *グノーシス主義と呼ばれる思想が生まれた
 *イエスの神性だけを認め、十字架の上の死などの人間的な生は
 *「仮象」に過ぎないという考えに基づいたもの
 *グノーシス主義がマニ教に影響を与えている

⛳ローマの宗教をうまく布教に利用した初期キリスト教

 ☆ローマ帝国のローマでキリスト教団が布教を始めた頃
 *ローマの支配階級はストア派の哲学を信奉していた
 *ギリシャ神話の神様たちのことはあまり深く信仰していなかった
 ☆庶民に人気の宗教が2
 *ペルシャ起源の太陽神ミトラスを崇拝するミトラス教と
 *エジプト由来のイシス教
 ☆初期キリスト教は、当時のローマ帝国の宗教的・文化的状況を
 *利用し、ミトラス教やイシス教から巧みに要素を取り入れた
 ☆キリスト教はミトラス教の儀式を模倣し
 *パンとワインを用いた聖餐式を取り入れた
 *イエスの最後の晩餐を再現するものとされた
 *ミトラス教の信者にとっては馴染みのある儀式であり
 *キリスト教への移行を容易にしたと考えられる
 ☆イシス教からは母性のイメージを借用した
 *イシスは夫オシリスの死体を復活させ
 *息子のホルスを育てた女神として崇拝された
 *キリスト教は、イシスの姿を聖母マリアのィメージに重ね合わせた
 *イシス教の信者たちにとり、キリスト教が親しみやすいものとなった
 ☆キリスト教は、ギリシヤ神話の最高神ゼウスの姿を
 *イエスの表現に取り入れた
 ☆ローマ帝国の国境線は破られ、治安が悪くなりました
 *天候もかんばしくないため、飢えが拡大していきます
 *不安が蔓延するなかで
 *「イエスの言葉を信じれば、最後の審判で天国に行けます」と説いた
 *キリスト教の教えは民衆の心に刺さる
 *いつ誰が亡くなってもおかしくないような、死が身近だった時代に
 *「死後どうなるのか」は人々のきわめて重要な関心事だった
 ☆テオドシウスー世
 *キリスト教が布教活動のためにローマ帝国全域に敷いた教会組織を
 *帝国の統治機構として使おうと考えた
 *当時、北方からの諸部族の侵攻によって
 *ローマ帝国の街道や軍の拠点が断ち切られていた
 *これに対抗するために教会の力を借りるには
 *国教化してほかの宗教を禁じるのが一番だった
 ☆キリスト教が拡大するとともに
 *教義をめぐる論争も激しくなっていく

⛳正統派をめぐる論争
 ☆キリスト教の正統派を巡る論争
 *初期キリスト教会の歴史において重要な出来事だった
 *この論争を通じてイエス・キリストの本質や三位一体の教義など
 *キリスト教の根幹をなす信仰の内容が確立されていった
 ☆キリスト教が誕生して間もない頃には
 *さまざまな解釈や教えが存在していた
 *何が正しい教えであるのかを決定する必要が出てきた
 ☆問題となったのは、イエス、キリストの神性と人性の関係
 *イエスは神なのか、人間なのか、それとも両方なのか
 *問いに対する答えは、キリスト教の本質を決定づける重要な要素
 ☆アレクサンドリアの司教アタナシウス、アリウス
 *イエスは神によって創造された存在で完全な神ではないと主張
 *神様は唯一の存在なのだから、イエスは神そのものではない
 *神がつくった被造物で、神様とイエスは別物だという考え
 *「神は神、イエスは人の子だ」
 *イエスの神性は否定しませんが「神そのものではないよ」と
 *けれども人間であるお母さんのマリア様から生まれたイエスが
 *神のように全人類を救ってくれる
 ☆アレクサンドリア教会では
 *教皇をはじめ多くの人たちがアリウスを批判し破門した
 *「イエスは人の子」だなんてとんでもない
 *「イエスは神の子」だ、と考えたからです
 *ただアリウス流の考えは理解しやすいものでした
                     (敬称略)
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『世界は宗教で読み解ける』




『Q資料』『グノーシス主義』『ミトラス教・イシス教』
『帝国の国教へ』
(ネットより画像引用)

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