🌸資本王義の原型をつくった予定説2
⛳4つの福音書と注目されるQ資料
☆キリスト教は少しずつローマ帝国内に広まる
*文書にまとめようという動きが起こって
*新約聖書が書きはじめられた
*新約聖書が書きはじめられた
*最終的には新約聖書の27の文書の集合体として完成した
*現在の27文書が教会で正式に認められたのは4世紀の終わり
☆27文書は、4つの福音書、使徒言行録、パウロの書簡など
*現在の27文書が教会で正式に認められたのは4世紀の終わり
☆27文書は、4つの福音書、使徒言行録、パウロの書簡など
*21の書簡(手紙)黙示録からなる
*「福音」とは「良い知らせ」という意味です
*27文書以外に関わる異本は「外典」と呼ばれて正典とは分けられる
☆キリスト教の中心的な教えは
☆キリスト教の中心的な教えは
*新約聖書のなかの4つの福音書に記されている
*福音書はマタイ、 マルコ、ルカ、ヨハネによるものとされ
*それぞれイエス・キリストの生涯と教えを描いている
*使徒言行録は、イエスの弟子ペテロやパウロたちの伝道の記録
*黙示録はキリストの再臨と地上の王国の滅亡を描いている
☆聖書研究で注目されているのが「Q資料」(「源」の意味)
*マタイとルカの福音書に共通して見られるが
☆聖書研究で注目されているのが「Q資料」(「源」の意味)
*マタイとルカの福音書に共通して見られるが
*マルコには含まれていない部分の元とされる資料をさす
*しかし、Q資料そのものは発見されていない
*しかし、Q資料そのものは発見されていない
*その内容は主にイエスの語録集であったと考えられている
☆新約聖書を正典化する過程に
*グノーシス主義と呼ばれる思想が生まれた
*イエスの神性だけを認め、十字架の上の死などの人間的な生は
*「仮象」に過ぎないという考えに基づいたもの
*グノーシス主義がマニ教に影響を与えている
⛳ローマの宗教をうまく布教に利用した初期キリスト教
☆ローマ帝国のローマでキリスト教団が布教を始めた頃
⛳ローマの宗教をうまく布教に利用した初期キリスト教
☆ローマ帝国のローマでキリスト教団が布教を始めた頃
*ローマの支配階級はストア派の哲学を信奉していた
*ギリシャ神話の神様たちのことはあまり深く信仰していなかった
☆庶民に人気の宗教が2
☆庶民に人気の宗教が2
*ペルシャ起源の太陽神ミトラスを崇拝するミトラス教と
*エジプト由来のイシス教
☆初期キリスト教は、当時のローマ帝国の宗教的・文化的状況を
☆初期キリスト教は、当時のローマ帝国の宗教的・文化的状況を
*利用し、ミトラス教やイシス教から巧みに要素を取り入れた
☆キリスト教はミトラス教の儀式を模倣し
*パンとワインを用いた聖餐式を取り入れた
*イエスの最後の晩餐を再現するものとされた
*ミトラス教の信者にとっては馴染みのある儀式であり
*キリスト教への移行を容易にしたと考えられる
☆イシス教からは母性のイメージを借用した
☆イシス教からは母性のイメージを借用した
*イシスは夫オシリスの死体を復活させ
*息子のホルスを育てた女神として崇拝された
*キリスト教は、イシスの姿を聖母マリアのィメージに重ね合わせた
*イシス教の信者たちにとり、キリスト教が親しみやすいものとなった
☆キリスト教は、ギリシヤ神話の最高神ゼウスの姿を
☆キリスト教は、ギリシヤ神話の最高神ゼウスの姿を
*イエスの表現に取り入れた
☆ローマ帝国の国境線は破られ、治安が悪くなりました
*天候もかんばしくないため、飢えが拡大していきます
*不安が蔓延するなかで
*「イエスの言葉を信じれば、最後の審判で天国に行けます」と説いた
*キリスト教の教えは民衆の心に刺さる
*いつ誰が亡くなってもおかしくないような、死が身近だった時代に
*「死後どうなるのか」は人々のきわめて重要な関心事だった
*「死後どうなるのか」は人々のきわめて重要な関心事だった
☆テオドシウスー世
*キリスト教が布教活動のためにローマ帝国全域に敷いた教会組織を
*帝国の統治機構として使おうと考えた
*当時、北方からの諸部族の侵攻によって
*ローマ帝国の街道や軍の拠点が断ち切られていた
*これに対抗するために教会の力を借りるには
*これに対抗するために教会の力を借りるには
*国教化してほかの宗教を禁じるのが一番だった
☆キリスト教が拡大するとともに
*教義をめぐる論争も激しくなっていく
⛳正統派をめぐる論争
☆キリスト教の正統派を巡る論争
⛳正統派をめぐる論争
☆キリスト教の正統派を巡る論争
*初期キリスト教会の歴史において重要な出来事だった
*この論争を通じてイエス・キリストの本質や三位一体の教義など
*この論争を通じてイエス・キリストの本質や三位一体の教義など
*キリスト教の根幹をなす信仰の内容が確立されていった
☆キリスト教が誕生して間もない頃には
*さまざまな解釈や教えが存在していた
*何が正しい教えであるのかを決定する必要が出てきた
☆問題となったのは、イエス、キリストの神性と人性の関係
☆問題となったのは、イエス、キリストの神性と人性の関係
*イエスは神なのか、人間なのか、それとも両方なのか
*問いに対する答えは、キリスト教の本質を決定づける重要な要素
☆アレクサンドリアの司教アタナシウス、アリウス
☆アレクサンドリアの司教アタナシウス、アリウス
*イエスは神によって創造された存在で完全な神ではないと主張
*神様は唯一の存在なのだから、イエスは神そのものではない
*神様は唯一の存在なのだから、イエスは神そのものではない
*神がつくった被造物で、神様とイエスは別物だという考え
*「神は神、イエスは人の子だ」
*イエスの神性は否定しませんが「神そのものではないよ」と
*イエスの神性は否定しませんが「神そのものではないよ」と
*けれども人間であるお母さんのマリア様から生まれたイエスが
*神のように全人類を救ってくれる
☆アレクサンドリア教会では
*教皇をはじめ多くの人たちがアリウスを批判し破門した
*「イエスは人の子」だなんてとんでもない
*「イエスは神の子」だ、と考えたからです
*ただアリウス流の考えは理解しやすいものでした
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『世界は宗教で読み解ける』
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『Q資料』『グノーシス主義』『ミトラス教・イシス教』
『帝国の国教へ』
(ネットより画像引用)
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