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明王朝(13)(暗黒時代)

2021年01月19日 | 歴史
🌸秘密警察とが暗躍した「暗黒時代」

能力は最高な初代皇帝
 ☆朱元障は、紅巾の乱が起きると乱に身を投じる
 *統率力を発揮して南京―帯を攻略する
 *自ら皇帝を名乗り、新しい王朝を「明」とした
 *元の都である北京を落とし、元は、北方へと逃げた
 *中国に久しぶりに漢民族の国家が成立した
 ☆朱元障は、年号を「洪武」と定め「一世―元」の制度を定めた
 *年号を定めた朱元環は、「洪武帝」と呼ばれる
 ☆洪武帝は、優れた才能の持ち主
 *新しくつくった国を自らの手足として動かすため
 *中書省を廃止し、六部を皇帝直属にする
 (即ち様々な大臣を一人で兼務し政治を行おうとした)
 *洪武帝の非凡な才能がわかる
 ☆洪武帝は農民の統治が中国の皇帝の中でも抜群に上手
 ☆農民を110戸のグループに分けて治安維持と税の徴収の単位にする
 *全国の農民を戸籍と土地台帳にまとめることで把握する
 *儒教道徳をわかりやすい6つのスローガンにして
 *全農民に唱和させ、農民を“おとなしく"させた

人柄は最低な初代皇帝
 ☆中国の皇帝としては抜群の才能がある洪武帝
 *農民出身であることに生涯コンプレックスをもつ
 *非常に疑り深く、暗い性格の持ち主
 ☆洪武帝は、功績があった家臣
 *自らの地位を脅かすライバルと捉え
 *秘密警察を使って拷間にかけたり死刑にしたり粛清を行う
 ☆強い独裁権を持つ皇帝をあやつる宦官が暗躍した
 ☆名前は「明」なのに、「暗」い時代が続く王朝でした

3代目の時代に黄金期が到来
 ☆3代目の皇帝に就いたのが永楽帝
 *初代の洪武帝が築いた盤石な基盤によるところが大きい
 ☆永楽帝自身も、文武に非常に優れた皇帝でした
 *永楽帝は、皇帝の秘書官(内閣大学士)を設置した
 *洪武帝は六部を直属にした
 *皇帝の代わりに重要な案件以外は内閣が処理するようにする
 *内閣が大きな権限を持つようになる
 ☆永楽帝は、都を南京から北京に移す
 *5回の遠征を行ってモンゴルを破る
 *李氏がおさめる朝鮮を属国にし、ベトナムも併合した
 ☆宦官の鄭和に大規模の艦隊を率いさせた
 *インド洋、ベルシア湾、アフリカ東岸まで遠征させた
 *鄭和の大航海で10数力国を属国にすることに成功した
 *諸国の王や部族の長や家族を家臣として明に連れ帰る
 *明は民間人の海上貿易を禁止し「朝貢貿易」を実施した
 ☆日本の足利義満との「日明貿易」
 *日本が下の立場で行う朝貢貿易形式
 *足利義満自身も明の皇帝に対して「家臣」と名乗っていた

⛳「北虜南倭」に苦しむ
 ☆永楽帝以後、明は北虜南倭に苦しめられる
 *「北虜」とは、北のモンゴル系の異民族
 *「南倭」とは、中国の南方沿岸を荒らしまわった海賊「倭寇」
 ☆「北虜」モンゴル系民族のオイラートが北方を脅かす
 *6代皇帝の正統帝は50万の大軍を率いて迎え打つ
 *皇帝自身オイラートの捕虜になる
 ☆明は、再び万里の長城の価値を見直す
 *明の皇帝万里の長城を改修・増築する(現在の万里の長城)

⛳「引きこもり」の14代皇帝
 ☆明代の万暦帝は、47年間皇帝に君臨し続けた
 *万暦帝は、30年朝廷に顔を出さず“サボって"いた
 *30年間に、家臣と会った回数がわずか5回の“引きこもり"の皇帝
 ☆万暦帝も、即位直後はやる気があった
 *補佐役に任命した張居正が優秀な家臣とともに改革を断行
 *税を銀でおさめさせる―条鞭法を施行する
 *財政を安定させるという成果もあげていた
 ☆皇太子時代から万暦帝の教師をしていた張居正
 *即位後の万暦帝、張居正に「口うるさく」指導される
 ☆万暦帝はぜいたくと女性に溺れた
 *二度と政治をかえりみることはなかった
 ☆豊臣秀吉が朝鮮に出兵したとき
 *朝鮮から救援を求められ、日本と長期にわたる戦う
 *軍事費がかさみ財政難になると資金の確保のため銀山を開く
 *民衆への増税で賄いますが、その大部分は宦官の懐に入る
 *悪循環が生まれ、明の衰退は決定的になる

⛳明の皇帝の自殺と、明の滅亡
 ☆各地で反乱が頻発し、最大の反乱は李自成の乱
 ☆李自成は北京を占領し、明の皇帝たちを自殺に追い込む
 *明を減亡させると自ら皇帝を名乗る
 ☆北方の女真族が新国家の清を建国
 *万里の長城を越え、北京に迫っていた
 *清の軍に追い詰められた李自成は自殺する
 ☆明が滅び、新しく清王朝の時代に突入する
                   (敬称略)
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⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界史の教科書』


明王朝(13)(暗黒時代)
『世界史の教科書』記事より画像引用)

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